こんにちは。
先日ルアーフックのサビ取りについて書きました。
今回はこのサビ取り方法より簡単で綺麗になる方法を紹介します。
ただ荒技すぎて強度が保証できません・・・
荒技!ルアーやフックの錆を落とすにはサンポール
サンポール | トイレ用洗剤 サンポール 黄ばみなどのお掃除に | KINCHO
あなたの家にも置いてあるかも?
私は家ではなく、倉庫に置いてあります。
というのも仕事でたまに使っています。
この液に錆びたものを1時間程度つけるだけで擦らずとも錆びが落ちるんです!!!
サンポールにつけるだけ
まずこのように錆びたフック
ペットボトルを少し改良してそこにサンポール。
メロンソーダの如く。
1時間ほど放置して揺らすと面白いくらい錆が落ちます。
落ちないところはこすったり、水圧かければ剥がれます。
諸刃の剣
サンポールでお手軽に錆を落とした後はコーティングをしておかないとすぐ錆びてしまいます。
フックに油系かフッ素系をつけるのがいいでしょう。
私は車用のガラスコーティング剤、シリコン、ボナンザコートを使います。
サンポールから上げて水洗いした状態。
綺麗になる、ならないは質によります。
ご覧の通り、スプリットリングはとても綺麗になりました。
(錆の侵食が浅かったとも言える)
しかしフックにはざらつきが見られますね。
そして・・・アイが割れてる!!
元々溶接が甘かったところが錆びて今回のサンポール洗浄で破壊したものと思われます。
という具合に綺麗にはなるけど、場合によっては脆くもなるということです。
フックも車のボディーと似ている
ルアーやフック、はたまた釣具全般に言えるのですがそれぞれにコーティングや塗装の層が重なりできています。
それぞれが役目を・・・
色を出す層
光らせる層
と担っている。
車も同じです。
だからガラスコーティングやワックスというもので光らせることができるのです。
前の記事で紹介したホイール洗浄剤が効くのは、洗浄剤が本来鉄粉落としとして働くためです。
それがフックには錆を落とすことに使えたわけです。
今回のサンポールも似た性質で錆を分解しますがそもそもサビというものは鉄からできたという認識をしておかないといけない。
鉄100としてサビ0
鉄80としてサビ20
絶対値は100であるということです。
研磨する行為も同様に。
結果どうすりゃいいの?
一回程度なら洗浄研磨しても大丈夫だと思いますが錆が深刻な場合は危険です。
特に細軸フックは折れる可能性があります。
安全安心な使い方としては・・・ラインカッターとかハサミの錆落としにはいいかもしれません。
私もフローティングベストについてるラインカッターは定期的にサビ落としして砥石で切れるようにしています。
一度いらなくなったフックでお試しください。