最近オフショアジギングに力を入れています。
前々からやってましたがなんとなくキャスティングのおまけ、釣りものがないからジギング
みたいな、失礼な対応をしていました。
でもそんな甘いことを言ってやっていると釣れなくなってくるんですよ!
最近はそんな素人感を抜くべく、研究しています。
オフショアでジギングをする中で、ショアの青物に対する考えが変わりました。
今回それをご紹介します。
青物昼間の攻略法とあえてナブラを狙わない選択について
この記事では2つの攻略法をご紹介します。
あくまで持論に近いので信じるかどうかは・・・お任せします。
まず一つ目
射程圏内に鳥山、ナブラが発生!
ナブラにルアーを入れるのがセオリーですが、あえてナブラ以外を狙うとでかいのが釣れる説
二つ目
日中、マズメ時以外は深場を狙う。
これは持論ではなく、魚の習性として考えられるものです。
ナブラの正体の見極め
鳥山、ナブラとは明らかにそこに魚がいます。
フィッシュイーターです。
たまに湧きグレ(メジナ)というケースもありますが、基本的にはフィッシュイーターがナブラを発生させてます。
そのナブラの正体をまず見極めます。
マグロが跳ねていればいうことはありません。
ブリ、ヒラマサが跳ねていても投げましょう。
しかしよく見るとサバやワカシナブラということも多々あります。
ライトジギングなどでサバや小型青物をターゲットしにしている場合は気にせずぶち込みます。
しかしワラサ、ブリを狙っている場合はそこで時間を使うわけにはいきません。
考え方ですが小型の魚が発生させているナブラは2パターンあります。
一つは
・純粋に小型の青物しか居らず、小型の青物のみで発生しているナブラ
一つは
・小型の青物が作っているナブラの下で、そいつらを食う大型の青物がいるパターン
ナブラの下に大型の青物が潜んでいるというのはオフショアキャスティングで結構発生します。
シラスを食うサバ
サバといっても40cmサイズで小サバではない。
一見サバナブラに見えるが時々マグロがドカンと出てくる。
こういったときにナブラに直撃するとサバがヒットします。
しかし若干ナブラから逸らし、沈めるとマグロがヒットすることがあります。
実践してみました。
朝一、明るくなってきてから鳥山が発生。
しかし跳ねているのはサバやワカシ?のような少し小さい魚。
ナブラの中心からずらしてキャスト。
5mほどルアーを潜らせてワンピッチジャークを4回ほどしたらヒットしました。
ガッツリ食ってるので安心して抜きあげられました。
抜きあげて思った。
コルトスナイパーBBちゃんと抜けるじゃん!
インプレはこちら。
その後、まだナブラがあったので直撃させたらイナダにはなってないワカシがヒットしました。
ナブラの下には可能性が広がっていますね。
オフショアジギングでもこういった選択を迫られることがあります。
鳥山が発生。
キャスティングするか、ジギングするか。
今回のパターンであればジギングするとでかいのが釣れます。
とはいえ判断は非常に難しいです。
昼間は深場を狙う
青物はやっぱり、朝夕にショアで釣れる魚です。
日中でも釣れないことはないですがどこに回遊してくるのか。
回遊してきたとして、どこを狙えばいいのか。
いろいろ要素があり、複雑です。
もし真昼間に狙うなら深場。
オフショアジギングでは潮が動けば日中でも簡単に釣れることがあります。
ただし、水深40mとかになります。
ポイントによってはもっと浅い、深いこともあります。
青物は基本的には沈んでいる魚、と考えてもいいでしょう。
シイラは表層を常に泳いでいるイメージです。
日中、ショアの射程圏内で青物が回遊する場合、高確率で深場になります。
誘い出しといったパターンもありますが日中はメタルジグが強いです。
メタルジグを使ってボトムから中層あたりをチェック。
5回に一回くらい、表層もチェックした方がいいかも。
しゃくりかたは基本的なワンピッチジャーク。
早めの動き、ショートピッチ。
一回一回を丁寧に、ジグを跳ね上げて一瞬のラインスラッグでジグを横向きでフラフラ落とす。
ホバリングと言われたりします。
ラインスラッグが発生したときになるジグの横向きでフォールするのは一瞬です。
そのあとはまっすぐになって沈みます。
その一瞬発生する横向きがまたいい感じなんです。
今回もそのパターン14時半ごろ。
先程のモンスターショットでかかりかた、このアシストフックのかかりかた
後ほど解説します。
ちょうど潮目が入っていてその中をジグが通過したタイミングです。
写真中央付近の泡があるところの下。
一回ジグを跳ね上げて、一瞬ラインスラッグが発生、スライドしたらヒット。
連続でヒットしました。
14時台にポンポン釣れるのは半分運がいいからです。
メタルジグの重さ、サイズ
メタルジグのサイズ、重さをどうしたらいいか
悩んだことはないでしょうか。
釣れる魚のサイズに合わせるのが基本となってきます。
が、大型・・・ワラサ以上を狙う場合はサイズはあまり考えなくていいと思います。
まず絞れるのはロッドの適合。
MAX80gならそれまで。
MAX超えても投げられないことはないですが扱いにくいと思います。
次に重要なのはちゃんとボトムが取れるか。
ボトムを取れないと、メタルジグがどこにいるのかわからなくなります。
今回のセオリーならボトムから中層を狙う。
そのためボトムがはっきりしないとどこが中層だかわからなくなってしまうのです。
潮の流れ、風をくらってラインが膨らんで・・・
ボトムを取れない要因が発生したらメタルジグを重くする。
重くしたことでジグが大きくなっても大型の青物を狙うなら不要です。
80mmのメタルジグが140mmになってもイナダ以上なら関係なくヒットします。
オフショアジギングでボトムが取れないのは致命的。
深場なら大きいメタルジグを使わざるを得ないのです。
それでも大きなジグにヒットします。
ジグ、ルアーを小さくすると食いやすいと思えます。
しかし実際は小さくするとアピール力が下がって発見されにくくもなります。
ジグを大きくすることにあまり躊躇わず、しっかりと釣りができるサイズをお勧めします。
アシストフックはどうつける?
メタルジグを使う場合、アシストフックをどうつけるか。
青物狙いの場合は基本的にはフロントフックだけで足ります。
どのように青物が食ってくるのか。
多くの場合は青物はベイトの横っ腹目がけてアタックしてきます。
言い換えればジグやルアーの動き的に横っ腹にアタックしやすい、とも言えます。
そのため多くの場合はフロントフックにかかります。
リアフックをつけてしまうと根がかりする可能性が高まるので外しておくことが多いです。
ですがリアフックが必要なこともあります。
それはフォールでの当たりが多い場合。
フォールでの当たりはリア側にアタックしてきます。
なのでそこにフックがないとかからないのです。
基本はリアフックを外して、フォールで当たるが乗らない場合にはリアフックをつけましょう。
シーバス、タチウオ、サワラはフォールで当たることが多いのでリアフックをつけます。
リアフックをつけるリスクは
・根がかりしやすい
・テーリング、エビになりやすい
そこは場面で対応してみてください。