釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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魚をおろす包丁と注意しなければならない事

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魚をおろすとき。

専門の器具があった方が断然楽。

そして仕上がりも良くなります。

 

魚は生で食べます。

生で食べる、鮮度命のものは魚だけではないでしょうか?

 

野菜も生で食べますけど多少の常温、体温では変化しませんが魚は常温や体温であっという間に痛みます。

 

なので最短最速で魚をおろさなければなりません。

 

そんな時に必要となるのが専用器具。

それとテクニックです。

 

テクニックは正直慣れなので解説するほどではありません。

例えばシロギス50匹、アジ30匹と釣れた場合は自動的に上手くなります笑

 

今回は魚をおろすのに必要な道具と注意しなければならないことを書きたいと思います。

 

鱗を落とすのは実は危険

 

魚の鱗を落とすというのは必須項目です。

鱗は何で落としていますか?

 

最近だと裏技的なのでペットボトルの蓋を使うというのがあります。

ですがこれははっきり言って危険です。

 

魚には当然ヒレなど棘があります。

ペットボトルの蓋のように魚との接点が近い場合、指先にヒレが刺さることがあります。

ないとは思いますが毒魚だったら大変です。

 

でも毒がない魚でも手に刺さり、中に棘の芯が残ってしまって化膿し続けることがあります。

こうなると皮膚科などで外科的処置をしてもらうしかありません。

結構痛いです。

 

なんでやはり専門器具を使うことをお勧めします。

 

ペットボトルの蓋より安全ですし何より早いです。

鱗の飛び散りも抑えてくれるのでメリットづくし。

 

刃がある出刃包丁

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アジイワシシロギス程度ならペティナイフでも十分おろせます。

というかペティナイフの方がやりやすいと思います。

 

ですがちょっと大きくなってくる

カサゴ、メジナ、クロダイくらいになってくるとやはり出刃包丁が必要です。

 

切れない包丁ほど危ないものはない。

そう思っています。

 

特に魚は滑ります。

一発で切れて食い込んでくれないと刃が滑りどこへ行くかわかりません。

仮のも刃が滑った先に自分の手があったら・・・

怖い怖い。

 

切れすぎる包丁が怖いと思う方もいるでしょう。

これは切れすぎる包丁に慣れてください。

 

そのほうが今後、結果的に安全です。

切れない包丁は危ないんです。

 

切れないから力を入れますよね。

それが滑ったら怖くないですか?

魚が切れないくせに指切れてたらシャレになりません笑。

 

切れ口から酸化する

当然のことながら切れ口から酸化していきます。

ミクロの話になりますが切れる刃で切った魚と、切れない刃でノコギリのように切った魚では断面積が違います。

やはり一刀で切れるのが理想なんです。

 

刺身包丁は一刀で切るために長くできています。

必ず必須というわけではありませんがあると便利ですし綺麗に盛り付けることができます。

 

安全を考えると専門器具が必要

なんだかんだで安全に美味しく釣った魚を食べるには専門器具があった方がいいです。

釣具の一環として初期投資にいかがでしょうか。

 

釣具同様メンテナンスも必要ですが慣れてくると楽しいものです。

釣った魚を美味しく食べる、これは釣り人がなすべきことでしょう。