人間は自然界での生活を安定、豊かにさせることで絶対的地位を獲得し、余裕が生まれた。
そして生きる上で必要のない趣味、娯楽というものを発明した。
いつしかその趣味娯楽は生きる上での糧となり、人々を突き動かした。
その趣味娯楽には大きな問題もあった。
それは問題であるとともに、社会を動かすため、人を動かすために必要なものとなった。
人々は趣味のために働き、働くために趣味娯楽に没頭する。
まさに泥沼のような関係。
釣りもその一つ。
趣味娯楽の多くはゴールというものがない。
この動画を見ているあなたも終わりなき道を進んでいることだろう。
釣り人よ立て
金を釣具に変えて
立てよ釣り人よ
優良種である我らこそ、人類を救い得るのである
ジーク!!
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釣りをすることで得られるものと失うもの
世間で囁かれているお金のかかる趣味代表
ゴルフ、釣り
音楽もお金がかかりそうですが一度買うと出費が継続するわけではないので初期投資が高いという部類になります。
しかし釣りやゴルフは行けば行くほどにお金がかかる悪魔の趣味とも言われています。
出ていくものも多いですがそこから得るものも多い。
今回は釣りで得られるものと失うものについてご紹介いたします。
得るもの
一つは健康。
表裏一体なものではありますが釣りは日常的に運動不足な方にはおすすめ。
軽度な運動になります。
歩く、立つ、全身運動
まさに健康的。
太陽の元で活動することでビタミンD、メラトニンといったものが生成されるため
紫外線対策をしていれば肌の状態を良くし老化を防止
さらにはカルシウムの吸収を助け骨を強くし、骨粗鬆症を予防します。
メラトニンは睡眠の質を高め、疲労回復やうつ病など精神疾患の予防にもつながります。
釣った魚、すなわち旬の魚
旬の魚や野菜はその時期に必要な栄養素を多く含み、健康維持効果が期待できます。
釣り場において交流を生みます。
会社でタバコミュニケーションと呼ばれるものがあります。
喫煙所で仲良くなって仕事に発展する的なものです。
それが釣りにもあります。
ただ喫煙所ほど簡単じゃないかもしれません。
釣りをしていると天候変化、予報に鋭くなります。
風や空気、雲の動きで瞬時に天気を予想できるスキルが身につきます。
視力向上する可能性があります。
遠くを見ていると目が良くなるという研究があります。
釣りでは遠くを見る機会も多いためその効果が期待できます。
ナブラや鳥、ボイルを簡単に見つけられるが釣り以外では見えないという場合も多くあります。
精神を鍛えることができます。
釣りは忍耐力を必要とするものです。
就職面接で趣味は釣りです。釣りで培った忍耐力と洞察力を御社で発揮したいです。
というと採用されるかもしれません。
しかし実際には釣り人は忍耐力があまりなく、せっかちです。
すぐに諦めます。
釣りは大切な自分の時間を与えてくれます。
いい意味で孤独の時間です。
自分を見つめ、整えるチャンスです。
失うもの
お金を失います。
これに関してはどの趣味であっても、生きているだけでもお金は消えます。
消える定めなら釣りに消えても悪い気はしないでしょう。
消えたら稼げばいいだけです。
空間を失います。
釣り道具はかさばるものです。
物置や釣り部屋といったものが必要になってきます。
どんなに整理整頓しても一定のスペースを使います。
さらに毎年増え続けます。
減ることはほぼありません。
時間を失います。
住んでいる場所にもよりますが釣りは往復でも時間がかかり、釣り自体も一定の時間がかかります。
そのため金の捻出と同じくらい問題になるのが時間の捻出です。
海と魚のご都合もあるのでそれに合わせつつ、自分の都合にも合わせないといけないのでタイムスケジュール管理はマストスキルです。
健康を失います。
先ほど運動や日光浴、旬の魚から健康得ることができると言いました。
しかし釣りをしすぎると時間が足りないことに気がつきます。
魚の都合に合わせると人間との生活時間が異なることに気がつきます。
すると人は睡眠時間を削ります。
よって健康上問題が出てくるのです。
信用を失います。
釣り人は信用ができない人種です。
嘘つきです。
ラスト一投とか信用する価値すらない戯言です。
ラスト10投
ラスト5投
ラスト3投
あたりは数字を数えられなくなっています。
釣りは多くのものを得ることができ
多くのものを失います。
ただそこには楽しさ、興奮、達成感など釣りでしか味わうことができない快感があります。
サイズを求める人もいれば、うまい魚を釣って食べたいという方もいます。
それぞれ目的は違えど、釣りを楽しむ心に違いはないようです。