2023年シマノ秋冬新製品
ストラディック
この記事では23ストラディックの使用感についてご紹介いたします。
【インプレ】23ストラディック C3000XG
実売価格2万円台
脱初心者〜中級者層に向けたリールです。
この上の汎用機種になるとツインパワーとなり、ストラディックを選択する方が非常に多くなります。
商売や交渉の基本
松竹梅
高いプランはきつい
安いプランは何か不安
真ん中が無難！！
という人間の心理があります。
ストラディックはそのポジションを取れるリールです。
技術特性から見る新ストラディック
Brand new standard
今回のストラディックのテーマです。
フラグシップモデルのみ搭載されていた技術特性がこのストラディックにも搭載され、価格を抑えつつハイエンドの一部を味わうことができるリール。
今回注目はアンチツイストフィン
ラインローラー部に近接するように弾性体のフィンを設置することでラインのたるみなどを抑えてトラブルを予防します。
これについては後ほど使用感をご紹介いたします。
他にもいろいろありますが
マイクロモジュールギアⅡ
インフィニティドライブ
インフィニティクロス
サイレントドライブ
これらは最近のリールに搭載されていますので新しい感は少なめです。
それでは具体的に使用感をご紹介いたします。
巻き心地
最新技術がかなり入っていますので巻き心地はかなりいいです。
2万円台とは思えない、というのが現時点での感想。
というのもこの先2024年春夏新製品で新しい技術が出てきたら多分それがすげぇ！なるでしょう。
空巻きしても、ラインを通してルアーを巻いてもいい巻き心地です。
軽量リール
例えばヴァンフォードや旧ヴァンキッシュにありがちな
コト・・・コト・・・
というノイズはありません。
ステラ、ツインパワーと同じようにヌルヌル系のリールです。
悪い点を言えば安さを感じるところもある、という点。
2万円でこのくらいならかなりいいなと思います。
ただ、ステラ、ツインパワーを日常的に使っている方なら少しランクの低いリールだと巻いてわかると思います。
これは憶測ですが各種パーツ、組み上げなどの精密度が上位機種とは違うのでしょう。
また剛性面も変わってきます。
それが巻くと・・・イメージとしてはバラバラした感じ
音が合っていないわけじゃないけど綺麗に揃わない合唱
みたいな印象があります。
ライントラブルについて
通常使用でライントラブルは現時点では発生していません。
せっかくアンチツイストフィンがついているのでいろいろと嫌がらせをしてみました。
着水直後、ラインスラッグが一瞬ふわっと出たタイミングで高速巻き。
ダメな場合だと一発でラインがスプールの変なところに絡むやつです。
しかしこれは何度やっても綺麗にスプールにラインが収まりました。
では風に流されて膨らみまくったライン
これをテンションをかけずに巻き取ったらどうか。
ある程度は巻き取れますが物理的にローターに巻き付くのは流石に無理でした。
そりゃそうだ。
ちょっとしたスプール、ラインローラー付近の糸ふけは捌いてくれる様です。
なんでも書いて恐縮ですが
2万円台のリールとしてみたらかなり良いかと思います。
今回はC3000XGでご紹介いたしました。
11月に4000番、C5000と出るのでそうなるとまたちょっと違うかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
