釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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22カルディアSWと20ストラディックSW比較

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この記事ではダイワ、シマノ

両メーカーの中堅SWリール

 

2022年春発売

ダイワ カルディアSW

 

2020年秋発売(22年追加番手あり)

シマノ ストラディックSW

 

を比較します。

 

22カルディアSWと20ストラディックSW比較



カルディアSWとストラディックSWは共に2万円台で購入する事ができる本格的なSWシリーズのリールです。

 

 

廉価版というものではなく、ガチで大型狙いで使う場合の必要最低限レベルのスペックがある、といったところでしょう。

 

 

このカルディアSW、ストラディックSWより安い機種もありますがちょっとスペックが物足りなかったり、大型番手がなかったりします。

 

 

 

 

ダイワ、シマノではどのように違うのか

色々比較してみましょう。

 

 

スペック比較

 

 

SWといえば防水性能

SWシリーズで欠かせないスペックは防水性能

 

過酷な環境下で使用する事が多いので防水性能がダメだとあっという間に使えなくなります。

 

 

船では移動中など海水がかかりっぱなしということもあるので防水性が高く、自宅で簡単にメンテができるといった整備性も必要となります。

 

 

ダイワでは防水といったらマグシールド。

ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入をシャットアウトする防水構造。ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持する。回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入。もちろんその中には過って水に落としてしまうなどで発生するケースもあるが、そのような場合を除き、マグシールド化されたリールの回転異音発生率は大幅に低下している。しかもこの比率は、マグシールド登場後、時間が経てば経つほど、大きな差としてデータに現れつつある。これは長く使用すればするほどその効果がより発揮されるということ。つまりマグシールドの防塵・防水能力が非常に高いレベルにあることを証明しているのだ。CALDIA SWではメインシャフト部に採用。

 

DAIWA : カルディア SW - Web site

 

 

シマノはXシールド、Xプロテクト

過酷と称されることの多いソルトウォーターゲームにおいて、ターゲットのパワーと並んで脅威となるのが海水の侵入。リールの本体内部に入り込んだ海水は金属パーツを蝕み、初期性能を著しく低下させてしまう。そんな事態を未然に防ぐため、シマノは鉄壁の防水構造を各部に配置。その一つXシールドは、ボディとフタの合わせ面や、スプールやドラグノブ接触部など随所に強力なシーリングを施して水の侵入経路を遮断し、リール本来の高い信頼性、耐久性を確保している。また、より高い防水性能が求められるストッパーベアリング部、ラインローラー部には接触式の防水機構Xプロテクトを採用。特殊グリスを併用し、シール部材で海水の侵入経路を物理的に断つことで、回転抵抗を抑えつつ高い防水性能を追求している。とくにボディ部及びストッパーベアリング部は防水規格IPX8(※)相当を実現し、アングラーの過酷なチャレンジに応える。

 

ストラディック SW[STRADIC SW] | スピニング(大型) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ

 

 

 

防水性能に関しては多くのアングラーから言われているのは

シマノの方がいい

 

 

マグシールドは防水性は問題ないとされますが自宅での手入れの仕方によってはその性能が失われるという問題があります。

 

推奨ではありませんが村田基さんが紹介している水没させてジャバジャバ洗い。

 

 

 

これをマグシールドのリールでやるとやばいと思います。

 

 

塩分が固着したリールにシャワーを優しく当てるだけじゃやはり落としきれないというのが現実。

 

私は全部のリールを水没バチャバチャしていますがそれでダメになったことはありません。

(シマノリールのみ)

 

 

 

そういった観点ではストラディックSWの方がメンテしやすいと言えるでしょう。

 

 

巻き心地・巻き取り強さ

巻き心地、巻き取り強さに関してもシマノの方が優れている、と感じます。

 

 

さすが自転車も作っている(本業はそっちか)だけあってギアの精密度はシマノが高い。

 

 

 

とはいってもダイワもめちゃくちゃ気になるレベルではありません。

 

 

この二社で差が出るのは大型の魚がかかってテンションがかかっている状態で巻けるかどうか、というところです。

 

他にはダイビングペンシル、ポッパー

または重いジグを使ったしゃくりなど

高い負荷の状態ではシマノの方が軽く巻けると感じます。

 

 

 

ドラグ性能

ドラグ性能においてはカルディアSWの方が安心安全です。

 

 

ストラディックSWは特に6000番以下において若干不安定で調整が難しいところがあります。

使用していくうちに走り出しが悪くなることも。

 

カスタムになってしまいますがシロクマグリスなどを使用すると劇的に変わります。

 

 

 

カスタムなしで考えた場合はダイワの方がいいでしょう。

 

 

リール本体の剛性

リール本体、ハンドルの剛性は似たり寄ったり・・・

 

大型の魚を狙う、大型のルアーやジグを使う

こういった事が多い釣りではやはり安いリールはそれなりといった感じがあります。

 

 

すぐに壊れるというわけではありませんが操作時、ファイト時にリールのたわみや型付きを感じる事があるでしょう。

 

 

これはシマノであればツインパワーSWといった上位機種になると金属パーツが増えるので減少します。

 

 

自重

重さはカルディアSWの方が軽くなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

比較してどっちがいいか

それぞれの良さがあり、大きな差というのはありません。

 

 

価格帯は同じなので見た目で選んでもいいと思っています。

 

ただストラディックSWの方がカルディアSWに比べて豊富なラインナップとなっているので欲しいギア比がある場合は必然的に決まるかもしれません。