釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【ボイル・チェイス・ナブラ】ルアーで魚は見えない方が幸せ、という話

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こんにちは。

夏ですね・・・

 

夏、水温が上がると魚が活性化する時期です。

と言っても潮通しが悪いところでは水温が上がりすぎるため魚の活性は低く、深場に潜ったりしています。

 

そのほかの潮通しの良いエリアでは魚も比較的浅い棚を泳ぎ、よく見えるようになります。

青物やマグロなんかは鳥山ガンガン、ナブラボンボンですから魚が飛んでいるのが見えますね。

冬場は生命感を感じないような日も多いですが夏場はガンガン魚を目視することができるので楽しいシーズンとも言えます。

 

ただ今回書きたいのは魚が見えてしまうと起こる弊害について書きたいと思います笑

【ボイル・チェイス】ルアーで魚は見えない方が幸せ、という話

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ボイルやナブラは釣りをする上で重要な情報になります。

どっちの方にいるか、だけでなくそもそもそこに居るという大事な指標です。

居るのかいないのかわからずに釣りをしていると結構メンタルやられるものです。

 

魚がいるとわかれば俄然やる気も枠でしょう。

 

ただ見えない方が幸せという場合もあります。

これについては後ほど実例を書きたいと思います。

 

フカセ釣りでは偏光サングラス越しにメジナが見えた方が釣りやすいです。

タナもわかりますし食う瞬間もわかります。

また餌取りの存在もわかるので水中を見るというのは非常に重要なことです。

 

ではルアーではどうでしょうか。

最低限欲しい情報としてはベイトの有無について。

 

ベイトがいるいないは非常に重要です。

その他にもボイルが見えたりした方が良いでしょう。

鳥山もね!

 

しかしその見えるものに囚われて手元が狂ったりすることもあるんです。

 

射程圏外の鳥山

オフショアキャスティングであれば目視できれば船を全速力で鳥山へ近づけます。

しかしショアの場合、向こうから近づいてくれるのを待つしかありません。

多少の移動で対応できる場合なら良いのですが見えるけど絶対に届かない範囲ですと見えない方が幸せだったりもします。

そのまま自分の釣り座まで接岸してくれれば待っている甲斐がありますが来るか来ないかわからないなら見えない方がストレスがないかもしれません笑

 

ただ鳥山が彼方だとしても魚はこっちまで回っている可能性があります。

油断しないよう気をつけましょう。

 

チェイスが見えると手元が狂う

魚がルアーを追ってきているのが見えると人間どうしても手元が狂うものです。

 

巻きを止めてしまった

食うと見えて合わせてしまった

 

などなど。

基本的には見えない時のようにいつも通りの動きが一番良いわけです。

だから追っかけているのですから。

 

たまに若干見切られていて食い切らない時もあります。

ですが見えていて「クエ〜」と思っているとだいたい変な動きをしてしまうものです。

 

透明度の高い管理釣り場でよくこのパターンになったりします。

もちろん夏、秋のショアキャスティング。

トップを使っていると後ろから水柱が立って魚が追っかけて来るのが見えます。

ミスバイトしている中、巻きを緩めたら・・・見切られた笑

という事態があり得ます。

 

なのでこちらも見えない方が幸せでしょう。

 

見える方が楽しいという事実

と言いつつも見えてる方がテンションは上がります。

見えない方が幸せ、かもしれませんが見えていると楽しさはあるんです。

 

プロの方でも今回紹介したような経験もあるようでたまに番組などで焦っていることがあります。

 

そう、プロでも焦るんです。

熟練したプロでもやはり魚が見えると興奮しますし焦りが生まれます。

なので我々だって平常心でできるはずがない。

 

魚が見えてしまったら楽しみましょう!