釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【インプレ】22エクスセンスDCの飛距離とバックラ率

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2022年夏に突如発売された22エクスセンスDC

 

これは2022年秋冬新製品なのか?

7月に右ハンドル、8月に左ハンドルが発売となりました。

 

 

この記事では22エクスセンスDCのインプレを書きます。

 

【インプレ】22エクスセンスDCの飛距離とバックラ率

 

 

 

まず今回の22エクスセンスDC

スペックの細かいことはこちらの記事で紹介しています。

よろしければ併せてご覧ください。

 

www.tsuri-life.com

 

 

 

ソルトルアーのDCベイトリールではエクスセンスDCが最高峰。

 

比較するなら同価格帯のアンタレスDC、アンタレスDCMD。

 

 

エクスセンスDCの4×8DCエクスセンスチューンという特別仕様のDCユニットが搭載されているところが特徴。

 

 

 

 

このDCが

高切れしてしまう可能性が大幅に改善

 

となっています。

 

また風などの空気抵抗から生じる減速を繊細に感知し不意なバックラッシュを防ぐ。

 

 

 

とにかく高性能なDCであるということです。

 

 

 

 

今回検証したのは

 

・バックラッシュしないのか

・高切れしないのか

・飛距離はどれほどか

・着水時にサミングはいらないのか

 

 

といった点です。

 

 

まず新旧のスペックを比較をご覧ください。

 

新旧スペック比較

 

 

 

 

 

バックラッシュ発生率

今回はPEラインしか使用していないのでPEモード、Xモードでご紹介させていただきます。

 

 

 

PEモードでブレーキMAX8の状態。

 

これはバックラッシュしません。

ですがスピニングのように早い振りでキャストすると一瞬糸が膨らみます。

 

 

それを補正しているのかサミングなしで収束します。

 

 

とりあえずブレーキMAXにしておけばバックラッシュはしない

と思われますがバックラすることもあります。

これは後ほどご紹介します。

 

 

徐々にブレーキを下げていけば飛距離は伸びますが徐々にバックラリスクが上がってきます。

力を込めたキャストをするとバックラッシュします。

 

 

普通にバックラッシュします。

当たり前といえば当たり前ですが笑

 

 

最高峰のDCとはいってもちゃんとベイトの投げ方をしなければなりません。

 

 

 

Xモードはマジで追い風の時にした方がいいです。

無風、横風程度ならXの8でもいけそうな感じはします。

 

 

 

ですがキャスト時に明らかにブレーキの質が異なるので少しでも違ったキャストをするとバックラします。

 

 

 

本当に高切れはしないのか

 

 

 

 

 

高切れします。

 

軽いルアーでは高切れはしませんが重いルアー、メタルジグで派手にバックラするような投げ方をした場合、切れます。

 

 

 

今回PEライン2号、ショックリーダー25lbs

リーダー長さ3ヒロ

 

これでやってみました。

 

それでも勢いをつけすぎたキャストをすると高切れを起こします。

 

 

 

軽いルアーであればガツンと引っ掛かって落下しますが重いルアーは切れて飛んでいきます。

 

 

 

これはブレーキMAXでは少ないですが0ではありません。

ブレーキMAXなら止まるかもしれませんが切れない保証はないと感じました。

 

 

 

本当に慣れていない、重いルアーを使うならブレーキはMAXで。

 

 

 

 

そして過信せず控えめにブレーキを下げていきましょう笑

 

 

 

飛距離

飛距離は投げ方によって、ルアーによってはスピニングと同じくらい飛びます。

 

 

ラインが太くてもスピニング同等に飛ばせるのでかなり優位ではないでしょうか。

 

 

 

特に飛行姿勢が崩れやすいバイブレーションやミノーは綺麗に飛んでいきます。

 

またスピニングに比べて力まないというのが大切なので疲れません。

 

 

 

重いルアー、メタルジグに関してはかなり難易度が高いです。

というのも飛びますが先ほど紹介したように

 

飛ばそう!飛ばそう!

と思ってフルキャストして高切れする可能性がある。

 

 

これにビビってしまい、うまく投げられなくなる。

ということもあります。

 

 

うまく投げられれば飛ばせることでしょう。

 

 

 

私がやった時の最高記録はモンスターショット80Sで100m届かないくらい。

 

 

 

青物用リールではない、と思えば問題ないでしょう。

 

ロッドにもよりますがメインとなるミノー、バイブレーション・・・

20〜30g台は本当によく飛びます。

 

スピニング以上出ることもあります。

 

 

 

 

 

ベイトタックルは飛ばないというのはもう昔の話かもしれません。

 

 

 

着水時にサミングはいらないのか

まずキャスト直後のサミング。

 

 

キャスト直後に糸が膨らむことがあります。

ここで膨らみすぎるとバックラッシュするわけです。

 

ここをサミングで制御すると飛距離がガクッと落ちます。

 

 

 

そこはやはりDCに任せるべきです。

 

キャストしてバックラ、糸が膨らむ場合は投げ方を変えるかブレーキをきつく設定します。

 

 

 

キャストから着水手前まではサミングはなし

これが理想的なセッティングです。

 

 

 

 

さてDCが脅威的進化を遂げた

ということは着水時にサミングがいらなくなったのか!!

 

 

着水時にサミング不要になれば目視不要、夜でもガンガン投げられる。

 

 

 

 

 

ですが着水時のサミングは必要です!!!

 

 

 

 

 

ブレーキMAXの場合でもかなり軽傷ですがバックラします。

 

ブレーキが緩い場合は派手にバックラしません。

 

 

 

 

キャスト直後に起こるバックラと違って食い込むことがないので直すのは簡単ですが初動に響きます。

 

 

 

着水時はしっかりサミングしましょう。

 

 

まとめ

 

 

今回はひとまずキャスト関連のインプレをご紹介しました。

 

 

今後また使い込んで追加で記事を書こうと思います。

YouTubeにも投稿しようかと思っています。

 

 

 

DCの性能はかなり良くなっていますが未経験でトラブルレスで扱える、というレベルではありません。

当たり前といえば当たり前ですが・・・

 

 

ただエクスセンスDC SSより細かい設定ができる分、最大限に引き出すことができるでしょう。

 

 

ただマニュアル系なのでオートマチックのようにある程度おまかせの方が好きな方には向きません。

 

 

エクスセンスDC SS、間も無く発売となるクラドDCに関する記事はこちら。

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