釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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春シーバス・磯マルはデイゲームが熱い!ベイトを探して良型爆釣

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YouTubeに新しい動画を公開しました

https://youtu.be/AsnGmzCwOFk

 

春シーバス・磯マルはデイゲームが熱い!ベイトを探して良型爆釣

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この記事は動画の内容を文章にしたものです。

この記事の方がちょっと細かいかもしれません。

 

 

動画本編はこちら⏬

 



春のパターン

春と言っても初春から晩春

結構差が激しい季節です。

 

年明け〜3月くらいまではバチ抜けで釣るイメージ、または深場にいるシーバスを船からジギングで狙うのが多いと思います。

 

この時期のシーバスは産卵後で痩せている個体が多い。

 

体力がないため可能な限り楽に餌を食べようとします。

 

水温が低いこともあって活発に泳ぎ回るやつは少ないですが。

だからバチ抜けをシーバスが狙っているわけです。

 

 

これは地域によって異なるものでもあります。

 

例えば関東ではバチ抜けパターンというのはもはやこの時期の王道ですが九州や南の方に行くとバチ抜けを狙わなくても普通に釣れます。

小魚を食っているので普通のパターンで狙うことができます。

 

 

同じ魚でも、同じ季節でも地域差というものが結構あります。

 

 

バチ抜けシーズン終盤、春分を過ぎると徐々に昼間の方が長くなってきます。

 

昼が長くなり、夏になると潮が夜より昼に動くようになります。

 

 

こうなってくるとシーバスはデイゲームでも結構釣れるようになります。

 

 

ナイトゲームでも引き続き釣れますがデイゲームがとにかく面白いです。

 

しかもデイゲームのいいところはヒットやエラ洗いと目に見える。

エキサイティングな釣りになります。

 

さらにさらにポイントを選ぶといいサイズが釣れるし、数釣りにもなります。

 

 

ここで基本となるのがベイト。

マイクロベイト、カタクチイワシなどに依存しています。

 

言い換えれば依存しているシーバスが熱いです。

 

 

 

サラシより潮の流れ

シーバス、磯マルでデイゲームというとサラシが必要かな?

と思うかもしれません。

 

無いよりはサラシがあった方がいいですが無くても大丈夫です。

 

どちらかというとサラシよりは潮の流れ。

日中に潮が動き出すタイミングなどそういった時間を見て動く方が効率が良くなります。

 

 

この潮の動きに伴って、ベイトがどう動くのか。

どこにベイトが寄るか、通るか

これが重要になってきます。

 

 

考えるべくは潮の流れでベイトがどうなるか。

ベイトのことばかり考えてみるとなんとなくシーバスの動きがわかるかもしれません。

 

 

そのさきにもしサラシがあったらプラスアルファで釣れる可能性が高くなった

釣りやすくなったと思ってください。

 

 

磯マルとヒラスズキ

春といえば当然シーバス・・・

つまりマルスズキだけでなくヒラスズキもハイシーズンとなります。

 

ヒラスズキに必要なのはやっぱりサラシ。

潮が動いていてベイトがいてもサラシがないと出てきにくいです。

 

ヒラスズキは極度に警戒心の高い魚ですのでこういった要素は必須となります。

 

 

 

さて、ヒラスズキを狙う

または磯マルを狙う

 

これを限定したいと思うアングラーもいるのではないでしょうか。

 

 

私自身、過去に春にヒラスズキのサイズアップをしたくてとにかくやり込んだ年がありました。

その時の悩みは釣れない・・・

 

というか磯マルばかり釣れてヒラスズキが釣れませんでした。

 

釣りわけができないものか、と当時とても悩んでいました。

 

シケてサラシができていかにもヒラスズキが釣れる!という場面でもヒットするのはマルスズキ。

シケてサラシから出てくるマルスズキは割とでかいことが多いので嬉しいんですけどね笑

 

 

これは完璧に釣り分けることができる訳ではありませんがある程度分離する方法があります。

それは潮の色、濁り。

 

 

ヒラスズキは濁りを嫌います。

マルスズキは濁りを好みます。

 

 

これでポイントを分けると少しはヒラとマルを分けることができます。

 

マルスズキは濁りなしでもいますけどある程度は分けることが可能です。

 

 

水温が低い時期はシャローエリア

水温が低い3月や4月の初めはシャローエリアがおすすめです。

 

 

これは以前別の動画で解説したことがあります。

昼まずめと同じ理屈です。

 

よろしければこちらの動画もご覧ください。

 

 

デイゲームというのは日光の影響をかなり受ける釣りです。

特にシャローエリアーは晴天の場合、日中に日光によって水温が上昇します。

 

深場より水の量が少ない、また海底に当たった日光が海に吸い込まれずに反射しますので簡単に温まるようになります。

 

 

そうして温まったところにベイトが入って溜まります。

 

当然それを狙って大型の魚も入ってきます。

 

 

春の初めはシャローエリアをのぞいてみてください。

もしそこにカタクチイワシがいたならそこが釣れるポイントです。

 

朝夕より昼間の方が溜まっているかもしれません。

 

溜まっているところを探してランガンする釣りになります。

ただサラシで反応がないから見切る、というように簡単ではなく

 

もしかしたらこの後入ってくるか?

という疑念と戦いつつ、己の判断を信じるしかありません。

 

 

 

そして春から梅雨にかけてはベイトの数が増えてきます。

なのでシャローエリア以外でも割と釣れるようになります。

 

5月以降のシーバスは回遊性が高くなってきますので定点で回遊待ちの釣りもおすすめです。

 

青物と同じように回遊してきそうなところで待ちます。

この時水深はあまり必要ありません。

 

シーバスは青物のように海面から海底までぶんぶん泳ぎ回るタイプではないのである程度の水深、または棚は絞っていいと思います。

 

一般的にバイブレーションが使える範囲

個人的には5mくらいまでが釣りやすいと感じています。

 

ベイト第一

先ほどからベイトに依存すると力説してまいりました。

 

 

ベイトってどこにいるのか。

それが分かればほぼほぼ勝ち確定な訳です。

 

 

どうやって探すか。

目で見て、ルアー投げたら引っかかった

 

と色々探し方はあるわけですが一番おすすめなのが鳥

 

 

 

青物によるナブラが出る場合

これはカモメなど海鳥が集まります。

 

カモメなどは陸にはあまり降りてきません。

 

逆にトンビは海にはおりませんが陸には降りてきます。

トンビは水面に浮いている餌を拾いますが着水できないようです。

 

 

 

なのでナブラ、鳥山はトンビで形成されることはほぼありません。

 

 

 

この春の時期になるとカタクチイワシやきびなごが魚に追われて陸地側に大量に入ってきます。

満潮から下げるとタイドプールに大量に取り残されていることがあります。

 

 

この時にトンビが上空に待機しています。

 

 

トンビはカモメよりも上で待機するので遠目で見てもわかりやすい。

鳥としてでかいですからね。

 

 

 

トンビが溜まっているところの下にはカタクチイワシかキビナゴ

マイワシ何かしらが打ち上がっていると思われます。

 

いるというより打ち上がっています。

 

 

当然そう言ったところにはシーバスや青物も接岸している可能性が高いです。

 

 

 

このような場所が発生するのは大体シャローエリアー。

サーフや海藻生い茂る磯のことが多いです。

 

 

そう言ったエリアに行った場合、海だけでなく空もよく見てみましょう。

 

 

 

まとめ

春から夏は日中に潮が大きく動きます。

その時間、潮止まり前後が狙い目です。

 

 

サラシはなくても大丈夫。
防波堤とかサーフはサラシがありませんが釣れます。

 

磯の場合サラシはプラスアルファ的な要因となります。

 

 

 

磯マルとヒラスズキを釣りわけたい場合は潮の濁り度でポイントを絞ってみましょう。

ヒラは濁りを嫌い、マルは濁りを好みます。

 

 

水温が低い時期は昼まずめ。

日光で水温が上がるシャローエリアが狙い目です。

 

 

岸によってるベイトはトンビでわかります。

鳥山のような感じではなく、上空を旋回しているトンビがいないか見てみましょう。

 

 

 

 

今回のパターンは梅雨明けくらいまで続きます。