釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【インプレ】シマノ ツインパワーXD 4000XG

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こんにちは。

今回はシマノ ツインパワーXDについて書きたいと思います。

使用歴も早半年。

 

ほぼほぼノーメンテで今に至ります。(

釣行後の水洗い、乾燥はしてます)と言いますか構造的に怖くて分解できないところでもあります。

 

腕時計と一緒でメーカー検査がないと耐水保証できません、みたいな。また付属の工具が必要になるのでさらに分解は怖い。

 

現状では分解しようと思うほど不具合が出たことはありません。

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追記

メンテナンスをしてみたのでこちらをご参照ください。

www.tsuri-life.com

 

ツインパワーXD

私的観点で述べるとツインパワーツインパワーSWの中間に位置するのがこのツインパワーXD。過酷な環境下で使用することを前提として作られたモデル。

 

SWでは大きすぎるが無印では不安。という間を埋める存在です。

 

また価格帯も5万円という無意識の境目を下回り実売価格4万円前後。

ちょっと手が出しやすくなりました。

 

防水性はウェーディングや波しぶきをかぶる環境でも耐えられるように設計。

私は2回ほど水没させました。と言っても3秒ほどですが。

 

しかし謳い文句通り、水洗いのみで塩噛みなくスムーズに回転しています。

 

耐久性は磯にぶつけても重傷にならず、そもそも傷がつきにくいようです。

何度か転んでぶつけてしまったことがありますがノーダメージ。リールのお尻部分に少々の擦り傷がある程度です。

 

重さ

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私はロッドをシマノ ディアルーナS1100Mを使っていますがちょうどいいです。

XDの重さを考えると10ft以上の方がバランスがいいかもしれません。

 

アクションをつける際もロッドにリールがくっついてくるような感じなので扱いやすく巻き取り、巻き上げる際もリールの重さで阻害するようなことはありません。

キャストの際も支点となりショートから遠投まで楽にこなせます。

 

青物を狙い場合の遠投の繰り返しやダイビングペンシルの操作で疲れるのは半日超えたあたり。そこまでタックルのせいで疲労することはないと思われます。

 

リール視点の感度について

感度はロッドの仕事なようにも思えますがリールも大事な要素です。

まず巻き心地が軽い必要があります。特に巻き始めが重たいと状況把握がワンテンポ遅れるので次の動作に支障をきたします。

 

流れにルアーが乗っていると重くなり、逆の場合は軽くなります。

 

管釣りの話ですが村田基さんが曰く、スリップストリームでルアー後方の異変をリールで感じ取れる。ことが大事だそう。

 

ちなみにこれはハイギア以上の方が感知しやすいです。

 

ヒラスズキを狙う時にはサラシの中にルアーを泳がせるため、リールの感度は必須です。

魚がどうこうよりもまず、ルアーがどうなっているのかを巻きで感じる必要があります。

私が使っているXDはエクストラギアですがこの点において非常に優れていると感じました。

また糸ふけの回収も早いのでミスキャストや風の対処にいい。

 

また細かいことですが小さなあたりもリールで感じることができます。

時と場合によってラインが一直線になり、ロッドに負荷がかかってないことがあります。

この時はリールの巻き心地に反応します。巻いているとカッカ、という具合に異変が。これはアタリか障害物に当たっている。

 

魚とのやりとり時

ギア比が高い場合はゴリ巻きできないというか負けると思います。

やりとりはロッド主役でその補助でリール。

 

このXDはハンドルが握りやすいのでやりやすいなと思いました。とっさのヒットでもガシッとハンドルが掴める、これって意外と重要なところだと思います。

卵型より丸の方が好きです、個人的に。

 

ハイエンドに近い機種のためドラグ性能もかなり優秀です。

滑り出しも良くてきつく設定していても必要に応じて出てくれます。

それと気に入っている点がドラグ音。

高級な音がします笑

 

とはいえ多少の無理は聞くリールなので細いラインでも太いラインでもストレスなく扱えるはず。

感想としてはツインパワーXDならメインラインを補足してもいいと思っています。

 

ツインパワーXD ラインナップ

C3000HG

 

C3000XG

 

4000XG

 

C5000XG

 

でかい青物が出る地域でしたらC5000XGがあってもいいかもしれません。 

ウェーディングでシーバスを狙うなら3000番、磯でやるなら4000番がいいと思います。使うロッドの長さ、重さに合わせて選ばないと先重りしたりするので注意が必要です。

 

まとめ

半年間使ってきて私はこれという不満はありませんでした。

ヒラスズキ、シーバス、シイラ、青物とツインパワーXDに活躍してもらい、なおかつ酷使してきましたが全然ガタもなく耐久性と防水性に優れたリールだと思います。濡れても大丈夫、頑丈というのは磯では必須ですからね。今後も使い続けていきたいリールです。

ラインローラーのメンテには特殊撥水グリスが必要になります。

 

 お近くの釣具店、またはネットでも買うことができます。

こちら↓

あとがき サステインについて

ツインパワーXDの後にシマノからサステインが発売されました。

こちらはツインパワーXDでほぼ同等の性能を持ったリールです。何が違うのか。

サステインはドレスダウンしたツインパワーXDだと思います。余計なものを排除してコストダウン。汎用性に寄せたリール。かなりコスパがいいリールだと思います。

耐久性、耐水性はXDに劣るもののこちらもかなり使い勝手がいい。ショアジギング、ショアプラッキングならこのリールを使いたいなと思いました。