釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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釣りの技術は習うものではなく盗むもの【最速で上達するコツ】

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こんにちは。

あなたの釣りスタイルの原点はどこですか?

人に習いましたか?自分で研究しましたか?

色々あると思います。最初はやはり人から教わることが多いでしょう。

釣りの仕組みはいつからかわかっていますよね?

餌をつけて釣るとかルアーを使うとか。私も記憶にありませんがいつこの仕組みを覚えたのでしょう笑

まぁそんなこんなで釣りを始めるにあたり、人、本、動画でまずは結び方あたりを習うと思います。

一通り、不自由なく仕掛けが作れて釣りになるようになってから、ここが重要です。

 

いつまで習っていたか、独自のスタイルか。

今回はこれについて考えていきたいと思います。

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釣りの技術は習うものではなく盗むもの【最速で上達するコツ】 

釣りは結論から言うと習うより、プロや上手い人から技術を盗むほうが上達します。

と言うのも釣りって結構感覚的な要素が多いじゃないですか?

例えばウキがスッと入って・・・

 

これは人によって「スッ」の感覚が違います。

だから教わってても微妙な差がどうしても生じます。

かっこ良く言えば価値観の違い?とでも言えますか。

 

上達する上での優先順位はまず見ること、そこに補足として言葉による解説が入ると言う流れです。

言葉による解説は書いた通り微妙なズレを生みますのでなくてもいい気がします。

ちょっと大変かもしれませんが上手い人の釣りを見て、何をしているのか、何を狙っているのかを理解する必要があります。

黙って見てて理解できないところがあれば質問するといった流れが一番消化しやすいでしょう。

これが言い方が悪いですが技術を盗むほうがいいとする理由です。

 

今度何かで試してみてください。消化スピードは早いし脳に定着しやすいですよ。

人間はどうしても受動的になると処理速度が落ちます。

例え意欲があったとしても受けているだけではなかなか定着しないのです。

キャスティングフォームを教わってみても実際に自分で動いてみないことには感覚がつかめません。

みて、やって見るしかないんです。

 

技の盗み方は真似をするところから

さて上手い人から技を盗むにはどうすればいいか。

当たり前のことですがまずは真似てみましょう。

真似るレベルとして一番最初は完全コピーくらいの勢いで真似てみてください。

これをしていると体に馴染む場合とずっとやりにくい場合が出てきます。

馴染んだら少しずつ自己流を取り入れることでオリジナルの技術になります。

 

なかなか馴染まない、と言う人はすでに何らかのスタイルが確立されている状態です。

いい場合と悪い場合があり、悪い場合は早急に修正する必要があります。

この良し悪しについてわからない場合は他の人にみてもらったほうがいいでしょう。

 

技を盗む、真似をすると言うのは実際に釣り場で上手い人を見つけて真似をしてみてもよし、テレビや動画で好きなアングラーを見て真似して見るもよし。

釣り場を見ていると「きっと〇〇プロのことが好きなんだろうな」って言う人を見かけます。

それだけ真似という効力が非常に強いのです。

もちろん上手い人の真似をするわけですから自分で消化できている場合、それ相応の効果があります。

例えば上手い人やプロのキャストを完全コピーできたらそりゃ飛びますよ!

そんな感じです。

 

オリジナルスタイルの覚醒

当たり前ですが同じ人間はいません。

それぞれ特徴があります。手の長さだって違うし筋力も違う。

むしろ昨日の自分と今日の自分は違いますよね?

なのでいくら真似をしたところで限界というのがあります。

やりにくいなとかこうしたほうが楽だとか。

 

ここからいよいよオリジナルスタイルへ移行します。

これまで真似してたところにいくつかアレンジを加えるのです。

やりやすいように、とは言え基本を崩さず。

すると真似をしていた時よりきっとしっくり来るはずです。

変な話、もっとかっこよく見せたいという理由でアレンジするのもアリだと思います。

オリジナルスタイルとはそれくらい自由でいいと思います。

まぁやりづらくなってしまうようでは本末転倒ではありますが・・・

 

私の場合は日々筋トレをしているため、スタイルも少しずつ変わってきてます。

筋力を有効活用するスタイルを目指して研究中です。

やはり慣れないうちは無駄な力が入りすぎて疲れるといった問題があります。

キャスティングの多い釣り、ショアキャス、ジギング、オフショアキャスティングなどはバテてしまってはもったいないの極み。

最初から最後までしっかり投げ通せるスタイルが必須になります。

これらは筋力ではなく筋持久力ですのでマッチョとかは関係ないんですね。

 

少し話がそれましたが人の体はそれぞれですのでその利点を活かせるスタイルを真似しているスタイルに加えてオリジナルとするのが理想です。

 

おさらいしましょう。

そもそも何で真似から入るのか。

言葉による教育は受動的であるため語り手との間に差が生じる。

そのため目で見て真似をするという行為の方が体に染み込みやすい。

真似をした後、自分の体の特徴に合わせてアレンジしていく。

オリジナルスタイルの覚醒。

 

という流れになります。

経験上ですがこの流れが一番早く上達します。

まずは憧れや上手い人を探して真似して見ましょう。

長年やってて変な癖がついてしまった・・・とい場合にも有効です。

初心に帰って誰かの真似をして見てはいかがでしょうか。