釣りにおいて一日中釣れまくるという日は圧倒的に少ないでしょう。
経験上そんな日があるととりあえずは楽しいのですが人間慣れるもので途中から飽きて来ます。釣れてるのに笑
人間の喜びといった快楽を極めるのは難しいですね。
今日書きたいのはその逆です。
釣れない時にやりたいこと、確認したいことをご紹介したいと思います。
釣れないからこそ意地になって粘るのもいいですが一度クールダウンして新鮮な気持ちで釣りを続けてみてはいかがでしょう?
好転するきっかけになるかもしれませんよ。
ぜひ試してみてください!
釣れない時にやることはたった3つです
釣れないときにやるべきことはほぼ決まっています。
・あの手この手を尽くしたか考える
・海の状況を把握する
・移動する
ただしこれらをどのタイミングで行うかというところが非常に重要です。
手順としては上記の順で行います。
まずは仕掛けなどを再度考えて・・・最終的に移動するという流れです。
釣れないときにやるべきことはたったこれだけですがうまく行けば好転します。
しかし釣れない場合でさらに釣れないと粘ればよかったなど色々な感情も生まれます。
自己責任での選択にはなりますがどうせ釣れないなら色々試して見ましょう。
手は尽くしたか考える
よくあるのがマンネリ化して釣れない釣りを続けてしまうということ。
どういうことかと簡単にいうと同じルーティーンをしてしまっている。
それ自体が釣れない要因であるため釣れない状態を招く。
例えばフカセ釣りではウキ下を変えずなんとなく釣りを継続してしまったり。
こんな時は思いっきり棚を変えたり、仕掛けを変えたりすることが必要です。
人間一定リズムに慣れるとそれから外れるのに苦労します。
もっとヘビーに言えば新しいことにチャレンジすることを嫌います。
釣りでもこれが結構現れるのです。
今釣れない。
何か他の手段はないのか?試行錯誤してみてください。
どうせ釣れないなら色々試してみたほうが有意義な時間になるでしょう。
そう言えばこの前テレビで見たあれを試してみようかな、それくらい気軽な気持ちでいいと思います。
海を観察する
釣れない原因は海にあるかもしれません。
潮止まり、その反対に激流。
まずは一体海が今どんな状況なのかを確認します。
タイドグラフを見てみる、海を眺めてみるとわかることも結構あります。
潮目が減った、増えたというだけでも十分です。
また潮止まりの場合は眺めていれば動き出す時がわかります。
無駄な消耗は避けて冷静に観察しながら休憩するのも一つの手ではないでしょうか。
釣りに焦りは禁物です。
海以外にも他の釣り人を観察して見てもいいと思います。
仮にも自分以外の釣り人が釣っているのであればそれは完全に自分に何かが足りない証拠。
先ほど紹介したあの手この手を尽くせ、ということを実行してください。
見えるのであれば釣れている人の仕掛けなどをチェックすると近道になります。
移動する
超根本的問題なんですが、今釣りをしているそこ。
魚いるんですか?
超根本的問題です。
当たり前ですが釣りをしているところに魚がいなければ釣れるはずがない。
釣れない=下手と考える前にそもそも魚がいるのか考えて見ましょう。
たとえ魚が居たとしても食い気がない魚しか居ない場合は居ないのと一緒です。
最終手段に近いのですが移動するという方法があります。
どうせ釣れないなら他のところへいってしまえばいいのです。
ただ移動する、と決断するにはこれまで紹介した方法を実践した上で判断しましょう。
・万策尽きたか
・海を観察してもこれといった変化はない
これを行ってもダメなら移動したほうが早いと言えます。
慎重にならなければいけないのはちょっと前は釣れていた、という場合です。
これは回遊してくるタイミングも考えられるため、もう少し粘る価値があるかもしれません。
特に回遊魚と言われるアジ、イワシ、サバは回遊してこない限り釣れません。
しかし回遊してくると一気に釣れ出すのでそれまでコマセを巻いたりして回遊してきたときに足止めできるようにする必要があるのです。
回遊魚狙いの場合は移動する前にその釣り座の実績を知っておくと有利です。
例えば夕方になると釣れる、という情報があるだけでも粘る価値があります。
移動はあくまで最終手段なので慎重に。
今回は釣れないときにやるべきことを紹介しました。
釣れないというのは釣れるとは反対の要因ですので考え方を変えれば釣れない=釣れる要因を探す手がかりになります。
仮にもその日釣れなくたとしても後日のデータとはなります。
せっかく釣りに行けたのですから今後に活かせる情報というお土産を持ち帰りましょう!