今回書きたいテーマは干潮満潮それぞれどのようなメリットがあり、デメリットがあるのかと言うところです。
満潮干潮は日の出日の入りと同じくして一定周期で起こります。
これらが当然魚へ影響を与えるのは言うまでもありません。
一般的には満潮、干潮は潮止まりとされ釣れる時間帯はその間の潮が動いている時とされています。
上げ七分下げ三分
逆も然り
上げ三分下げ七分
このタイミングでよく釣れると言うわけです。
ただ上記のタイミングは全ての釣り場を平均した場合の話です。
干潮で釣れるポイントや満潮で釣れるポイントは存在します。
今回はそれぞれの利点欠点を解説したいと思います。
干潮満潮それぞれのメリットとデメリット
満潮、干潮は目に見えて変化したのがわかります。
釣りをする目線で見たとき干潮満潮どちらがいいと思いますか。
ポイントによるとは思いますが干潮の方が釣れない気になることが多いのではないでしょうか。
潮位が下がるとなんとなく魚がいなくなるような気もします。
これはあながち間違いではありません。
魚は水面に近くなったり、水深が浅くなれば鳥などに狙われるリスクが上がります。
なので深場に魚が移動することが多いです。
ただこの魚、どれくらい深場に移動するかと言うのは魚にもよりますがそんなに遠くまで行っていない場合がほとんどです。
例えば釣り座付近、潮位が下がり浅くなったとしましょう。
射程範囲内に駆け上がりがあった場合、本来足元付近にいた魚たちはその駆け上がり、落ち込みに隠れています。
そもそも住処は浅くなった足元付近ですので一時的に避難しているだけです。
その駆け上がりに溜まっているわけですからこの場合は干潮時にチャンスタイムと言えるでしょう。
このように必ずしもダメなわけではない理由があります。
もう少し細かく書いていきます。
干潮のメリット・デメリット
少し干潮のメリットについて触れました。
同様に干潮になると浅くなります。
浅くなると言うのは釣りにもよりますが純粋に魚との距離が縮まります。
ヒラスズキで干潮を狙う理由はこれだったりします。
表層を泳ぐルアーが海底付近に隠れているヒラスズキと距離が近くなるので効率がよくなると言うこと。
フカセ釣りでも条件によって似たようなことが起こります。
水深が浅くなると言うのは探るべきタナが狭くなると言うわけです。
0〜3mと0〜10mの場合、3mの方が探る時間が圧倒的に短いですよね。
まぁそれで餌を取られなかったりしたら絶望かもしれません。
干潮というのはマトが狭くなるので魚を狙いやすくなるという利点があります。
そのほかに干潮時はアングラーが沖へ、前へ出れるというメリットがあります。満潮ではもっと下がらなければいけなかったのに対し干潮では前にでれます。
こうなれば普段狙えないところも狙えますね。
ただ潮が満ちて帰れなくなることもあるので十分注意してください。
逆にデメリットはなんでしょうか。
まずポイントによっては海底や根がむき出しになって釣りをするどころではないポイントがあります。
流石に浅すぎると魚はいなくなります。
ソイ類はかなり浅いところにもいますが他の魚は沖へいきます。
浅すぎて釣りどころじゃなくなることも多々あります。
たまに干潮時にベイトが打ち上げられたりしていると近くに大型の魚が潜んでるのでチェックしましょう。
満潮のメリット・デメリット
満潮のメリットは水深が上がるのとともに魚が入ってくるということです。
普段釣りにならないような浅瀬でも潮位が上がったことで魚が流れ込んでくることがあります。
特に夜釣りはこのパターンで大物が釣れることが多いです。
デメリットとしては探るレンジが広くなること。
また釣り座や道が水没する可能性があることです。
釣り座は大丈夫として、結構帰り道が水没しているということがあります。
しっかりした装備であれば問題ありませんが、釣りに行く際はタイドグラフをチェックする必要があります。
干潮、満潮どっちがいいか
今回の干潮満潮の利点欠点ですがどっちがいいか。
どちらも同じ程度の利点と欠点を持ち合わせています。
個人的には満潮の方が好きです。
成績がいいのは干潮ですが干からびている感じがどうも釣れる気がしないのです笑
満潮の方が魚が手前まで入ってきてるんじゃないかなっと期待してしまいます。
とはいえしつこいようですが成績がいいのは干潮です!
地域性、ポイントや好みがあると思います。
それぞれの場所に強み弱みがあるので干潮満潮で有利なポイントを見つけて狙うのがいいでしょう。