昨年の11月。
三浦海岸の清掃ボランティアが行われました。
私も参加させていただきました。
今度は城ヶ島清掃イベントが行われます。
開催日時は緊急事態宣言中のため未定です。
決まりましたらまた改めてご報告します。
城ヶ島清掃ボランティア
城ヶ島一帯でゴミ拾いを行う予定です。
前回に引き続き、かながわ海岸美化財団さんがご協力してくれます。
城ヶ島はこういうのもなんですがゴミの拾い甲斐のありそうな地域です。
有志清掃活動の必要性
三浦半島というのは首都圏において貴重なアウトドアができるエリアです。
自然豊かな三浦半島は関東圏の多くのエリアから人々が集まってきます。
もちろん釣り人も多く集まるのはご周知のことかと思います。
三浦海岸をはじめ、城ヶ島などでは人も多いがゴミも多いという状況が続いています。
誰が捨てたかどうか、というのはわかりませんが誰が放置しているかというのが近年、目を向けられています。
例えば釣りのゴミが落ちていたら私は捨ててなくても他者から見れば同じ釣り人が捨てたという認識になります。
釣りのゴミが捨ててあったら釣り人のせい。
バーベキューのゴミがあったら行楽客のせい。
そう見えるのは当然のことでしょう。
結果的に総称してマナーが悪いと思われてしまいます。
全ての人間が徹底すれば落ちているゴミは0になりますがこれは無理です。
思いついた時
思いついた人が
それを知った人が
拾う
最低限できることはやってみましょう。
衰退観光地の三浦
三浦半島は首都圏からのアクセスが良いにもかかわらず近年衰退していると言われています。
城ヶ島のホテルの閉鎖。
油壺マリンパークの閉園。
ネガティブなニュースが多いです。
ポジティブなこともあります。
例えば城ヶ島大橋が無料になったとか。
三浦縦貫道が伸びたとか。
インフラ整備は良くなっています。
一時、京急が三崎口から延長するという計画があったそうですが現在はどうでしょう?
衰退する原因としては観光だけではありませんが負のスパイラルに陥ることが多いです。
客が来ない
収益が減る
整備などにお金が回らない
古びたりする
さらに客が減る
城ヶ島と比較して同じような感じの江ノ島はどうでしょう?
土日祝日だけでなく平日でも人が溢れています。
片瀬江ノ島駅は人で溢れ、駐車場もすぐ満車。
飲食店も食事時には外まで並んでいます。
水族館なんてもう日本屈指の水族館です。
この差はなんでしょうか。
これもお金が関係しています。
客がお金を落としてくれるのでそのお金を元に清掃や設備強化が頻繁に行われています。
江ノ島は城ヶ島と比較すると圧倒的に落ちているゴミが少ないです。
観光ポイントだけでなく、釣り場である磯も同様にゴミが少ないです。
これは定期的に地元民が清掃しているだけではなく、企業が清掃に入っているためです。
客が増えるというのは単純に混むだけではありません。
各種整備が行き渡り、より魅力的な観光地へ発展するのです。
綺麗な観光地に訪れたらまた来たいと思うでしょう。
家族や友達のその綺麗な思い出を話すことでしょう。
こういったサイクルが大切なのはいうまでもないでしょう。
コロナ禍での集会
清掃活動は緊急事態宣言下では行いません。
緊急事態宣言が明けたとしても、今の世の中、感染リスクがつきまといます。
感染リスクのある中で集会開いて清掃活動。
クラスター起こしたらどうするの?
そう言われてもおかしくないでしょう。
前回は検温、問診などを事前に行いました。
またマスク着用やアルコール消毒の徹底をしました。
とはいえ完璧に防げるわけではないでしょう。
なので今回参加する、しないというのは自己判断となってしまうと思います。
感染するリスクがあるので参加しない。
ゴミ拾いをして少しでも城ヶ島を綺麗にしたい。
考え方は千差万別。
参加する、しないどちらにしても肯定されますし否定もされます。
参加した場合
ゴミを拾うという行為が賞賛される
コロナ禍で集まって感染を広げたいのかと批判される
偽善と言われるかもしれません。
参加しなかった場合
感染拡大を考慮した懸命な判断。
いつもそこで釣りをしてるのにゴミは人任せなのか?
などなど考えればキリはありません。
参加するしないというのは自己判断です。
このイベントを知っていただき、この記事を読んでいただき
自分でよく考えて参加する、しないを決断したあなたは参加したも同然です。
清掃活動にご理解、ご協力いただき誠にありがとうございます。