釣りでは船釣りをオフショアと言います。
しかし陸はオカッパリ、ショアであってオンショアとは言いません。
そもそもオフショアとは釣り用語ではないんです。
オンショア、オフショアはサーフィンで使ったり、金融機関で用いられることがあります。
釣り人でもなんとなく意味を知ってれば周りから評価される?かも。
雑学的にオンショア、オフショアを書きます。
オフショアとは
オフショアとは波に対して陸側から風が吹き込むことを言います。
サラシができるのとは逆の感じです。凪倒れといった表現が近いかもしれません。
サーフィンではこの波が結構好まれます。
釣りだと、釣り座からみて海面がなだらかになるので鏡などが発生したりします。
フカセ釣りは特にやりやすい状況でしょう。
釣りでいうオフショアはこの陸から離れて沖合に出ることを意味しています。
オンショア
オンショアはオフショアの逆。
沖から陸に風が吹く状態です。
サラシもおきやすく、ヒラスズキには絶好の日になるかもしれません。
さてこのように沖から陸に向かって風が吹く。
なので釣りでの陸、オカッパリはオンショアとは言わないんです。
陸を駆け抜けちゃいますからね笑
なのでオンショアではなくショアになります。
金融機関でも使われる
オンショア、オフショアは金融機関でも使われます。
意味合いは似たような感じです。
ちょっとややこしいですが参考までに引用させていただきます。
オンショア市場
金融取引において、取引の当事者が両方とも自国の投資家や企業等である「内-内取引」と、当事者の一方が外国の投資家や企業等である「内-外取引」が行われる市場で、原則として取引が行われる国の金融規制や税制が適用される。
これに対して、取引の両当事者がその国以外の投資家や企業等である外-外取引の行われる市場をオフショア市場という。
オフショア市場
国内の金融市場とは別に、規制や税制面で優遇されている国際金融市場で、主に非居住者が資金の調達や運用を行う市場のこと。
世界では米国のIBFs(International Banking Facilities)や香港の人民元オフショア市場などがある。日本では東京オフショア市場が設立されており、財務大臣の承認を受けた特別国際金融取引勘定(オフショア勘定)を保有する金融機関が、非居住者を取引の相手方として国外から調達した資金を国外で運用することを原則としている。
一方で、取引の当事者の一方、もしくは両方が自国内の投資家や企業である金融市場をオンショア市場という。
釣り仲間同士の会話のネタになるかもしれません。