ついに発売されました!
シマノ ヴァンフォード 3000MHG
9月にはヴァンフォードの一部の機種が発売され、今回私は3000MHGを待っていました。
早速、触った感じと前機種、ストラディックCI4+と比較してみます。
- ヴァンフォード3000MHG ファーストインプレッション
- 基本スペック
- 見た目としては最高
- 技術特性
- 巻き心地、巻き出しはストラディックCI4+と同等
- ハンドルノブが重いが個体差、注油で解決
- ストラディックCI4+と比較
- 正当な後継機として進化したヴァンフォード
ヴァンフォード3000MHG ファーストインプレッション
まずは開封して触った感じと基本スペックから感想を書こうと思います。
使用感については今後使用していく中で追加していこうと思いますので引き続きよろしくお願いします。
今回開封から触ってみて、ストラディックCI4+と比較してみました。
私のようにストラディックCI4+から、または他の機種から買い換えようかと思っている方の参考になればと思います。
基本スペック
ギア比 5.5
実用ドラグ力 3.5kg
最大ドラグ力 9kg
自重 200g
スプール寸法 径47mm ストローク17mm
糸巻き量
ナイロン
8lb 130m
10lb 110m
12lb 85m
フロロ
8lb 110m
10lb 90m
12lb 80m
PE
1号 190m
1.2号 150m
1.5号 120m
最大巻上長 ハンドル1回転
86cm
ハンドル長
55mm
ベアリング数BB/ローラー
7/1
見た目としては最高
黒を基調に赤いラインが入る。
黒でも色分けされておりボディよりスプールの黒はやや艶消し。
男心をくすぐるカラーリングではないでしょうか??
私は前作のストラディックCI4+といい、このヴァンフォードといい見た目で買ってるようなところもあります笑
技術特性
見た目だけでなく、技術もちゃんと盛り沢山です。
まずはマグナムライトローター。
これがあるのとないのでは巻き心地がかなり変わってきます。
一度マグナムライトローター搭載機を使うと戻れないでしょう。
(ストラディックCI4+にも搭載)
ロングストロークスプール。
これは最近登場した技術です。
スプール糸巻き部の幅を長くすることで、キャスト後半のラインの減り量を抑えることができ、キャストフィーリングと飛距離の向上に貢献します。
ストラディックCI4+C3000Mスプールと比較するとこんな感じ。
スプールにこれだけの高さの差が出ます。
機種によってはC3000、2500、3000の互換性があるものがありましたが今回は互換性はありません。
ロングストロークスプール同士である必要があります。
なので20ヴァンフォード 3000MHGの互換のあるスプールは以下の通り。
-
- 18-19ステラ
- 2500S
- 2500SHG
- C3000
- C3000MHG
- C3000XG
- C3000SDHHG
- 3000MHG
- C3000SDH
- 20ツインパワー
- 2500S
- 2500SHG
- C3000
- C3000MHG
- C3000XG
- 3000MHG
- 19ヴァンキッシュ
- 2500S
- 2500SHG
- C3000
- C3000SDHHG
- C3000MHG
- C3000XG
- 3000MHG
- C3000SDH
- 19ストラディック
- 2500S
- 2500SHG
- C3000
- C3000HG
- C3000XG
- 3000MHG
- 20ヴァンフォード
- 2500S
- 2500SHG
- C3000
- C3000SDH
- C3000HG
- C3000XG
- 3000MHG
巻き心地、巻き出しはストラディックCI4+と同等
ストラディックCI4+はとてつもない巻き出し、巻きの軽さでした。
今回のヴァンフォードでもそれがそのまま受け継がれています。
最近のリールでは非常に滑らかな巻き心地となっています。
しかし滑らかな巻き心地・・・ヌメっとした感じではあるが巻き出しが重いと感じる人も多いです。
無印19ストラディック、20ツインパワーもわずかではあるものの重いと感じてしまうことも。
その原因は解明、言及されてはいませんが新技術によるものであるという見方が強いです。
例えばHAGANEギア、X-SHIPなど剛性を高めたことで滑らかな巻き心地にはなったが初速だけ重い、と言った可能性もあるでしょう。
このヴァンフォードですが上位機種同様に
・サイレントドライブ
・マイクロモジュールギアⅡ
が搭載されています。
とても細かく神経質に見れば・・・巻き心地、巻き始めの軽さは若干ストラディックCI4+の方が軽いように感じますが誤差範囲として同等と言えます。
ハンドルノブが重いが個体差、注油で解決
ハンドルノブは結構個体差があります。
SWシリーズのような丸型だと個体差は少なく、シャーシャー回転しますがT型ハンドルに関しては初期で差があります。
これに関してはグリスの量や馴染み具合、保管されていた温度に依存します。
(丸型ハンドルの多くはベアリングが多いので精度が安定しやすい)
自分が使っているストラディックCI4+と比較した時は重いと感じましたがグリスが馴染んだり注油したりすれば同等になります。
私のストラディックCI4+が良すぎる気もします。
ストラディックCI4+と比較
ハンドルノブの形状や材質はほぼ同じ。
ベールの形が変わっています。
正当な後継機として進化したヴァンフォード
ファーストインプレッション、いかがでしたでしょうか?
感想としてはストラディックCI4+をアップデートした
またはマイナーチェンジしたという印象です。
劇的な進化というよりは石橋を叩いて確実に良くしたリールではないでしょうか。
価格帯から考えるとツインパワーやヴァンキッシュの廉価版と思われがちですが性能は申し分ないかと思います。
これまでストラディックCI4+を使い続けてきましたが不満はありませんでした。
現時点ではそのまま良さが受け継がれたいいリールだと思います。
買い替えをお考えの方、特にストラディックCI4+を使い込んだ方にはおすすめです!