以前釣った魚をオークションにかけて売れる
フィッシュセール
というサービスがあったのを覚えていますか?
あったというか、告知止まりで実際には営業されていません。
色々対応などが問題視されており炎上。
結局は体制不十分として出直しますとなりました。
で、結局現在はどうなったのか?
その後の情報を耳にしないので調べてみました。
釣った魚を売れる【フィッシュセール】ってどうなった?
まず、どうなったかというと・・・
消滅した
と言えるかもしれません。
フィッシュセールの公式ホームページがこちら。
みれた方はいますか?
ほぼ閉鎖状態だと思います。
ちなみにインスタグラムでは延期告知後から停止中。
半年以上経っていて公式ホームページがダウンしていることを考えると自然消滅のような感じになるのでしょうか。
釣った魚を売るというタブー
このフィッシュセールがなぜ炎上したかというと、釣った魚を売るという行為を利益かしたためです。
他にも理由はありますが後ほど書きますね。
釣った魚を売る。
確かに釣りをする人からすれば嬉しいことではあります。
釣りに行くだけで交通費や餌代などがかかるわけですから釣った魚を売ればチャラにできるかもしれません。
しかし、釣った魚を売るとすると釣りではなく漁に近いことになると考えられます。
釣りの基本、守らなければならないマナーとして
「食べられる分だけ持ち帰る」
「稚魚幼魚はリリースする」
という基本理念があります。
これは資源保護を目的とする意味もあり非常に重要です。
ですがお金になるとするとこれらの理念も崩れます。
人はお金に弱いですからね。
根魚は成長も遅い魚です。
最近では乱獲してしまって減っているとまで言われています。
マグロも同様に個体数が減っており、各地では漁獲量が決められています。
釣りで釣ったとしてもメジマグロはリリースしなければいけません。
このことから推測されるに希少価値の高い魚は高値で取引されるということになります。
魚に限らずオークションの特性ですね。
違法行為で捕獲したり、本来であればリリースしなければならない魚もバンバン売られる可能性が高いのです。
つまりフィッシュセールを成立させると資源も減る可能性があるということです。
運営は責任を持たない
さらにフィッシュセールの問題は運営側が根本的に責任を持たないということでした。
釣った魚を売る
魚屋ではないので鮮度が保証されていません。
釣った魚は新鮮というのは釣った本人にとっての話。
フィッシュセールのようにオークションで落とした魚を受け取りまでに輸送時間など入れて何日かかっているのでしょうか。
もしかしたら野締めされたのかもしれません。
このことに関してフィッシュセール側ではあくまで出品者の責任であると明確にしました。
これではおいおいとなるのは必然です。
確かにこの責任とかがまかり通るならば、ビジネスとしては美味しいですよね。
責任を追わず、甘い蜜を吸う理想のビジネスモデルです笑
当然、そんなことが許されるわけもなくフィッシュセールは炎上しました。
また毒魚などを販売し、食中毒を引き起こした場合の責任はだれ?
1、フィッシュセール
2、販売者
3、購入者
正解は
2、販売者
まぁ当たり前ですけど運営は責任取らないのかよって突っ込みたくなります。
その他色々おかしな会社規定があるようですが今となってはホームページがないので確認できません。
もし興味があるならググってみるとまとめてくれている方がいるので内容がつかめると思います。
こちらの記事は細かくまとめられていて参考になりました。
https://oretsuri.com/about-fish-sale
10月24日追記 fishisaleスタート
なんとFish Saleがスタートするそうです。
食の安全や、乱獲についてTwitterで7万リツイートするなどで、話題となっていた #FishSale が、10月24日10時オープンとなります!
— @Press (@miraiz_atp) October 24, 2019
まだβ版という形で正式版ではないにしろ、サイトが公になるのは初めてなので、どういったサイトになっているのかご自身でご判断を!
公式ホームページは事前登録が済んでいるとログインできる状態です。
14時から利用できるとのこと。
公式インスタはこちら。
事前登録のIDなど忘れてしまいました・・・