釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

横浜・三浦と神奈川を中心に旬の釣り情報をご紹介!磯釣り、青物、シーバスや釣り製品のことならお任せ!

ルアーメタルジグ、10gでも20gでも飛距離が簡単に伸びる方法

スポンサーリンク

先日飛距離を出せるキャスト法という動画をYouTubeにアップしました。

 

 

 

この記事ではその動画の補足、解説できなかったところを紹介します。

動画と合わせてご覧いただくとより理解が深まると思います。

 

 

 

ルアーメタルジグ、10gでも20gでも飛距離が簡単に伸びる方法

 

ルアー、メタルジグ

これらの飛距離を出す、伸ばすことは実は割と簡単なんです。

 

 

割と簡単というのは現代においての話で10年前は今ほど簡単ではありませんでした。

 

 

 

 

というのも現在では技術がめちゃめちゃ発展し、

・ロッド

・リール

・ライン

・ルアー

 

これら一つ一つが10年前と比べ飛距離が出るように作られています。

 

 

当たり前といえば当たり前ですが技術進歩していくわけです。

 

 

もしかしたらいつか頭打ちになるかもしれません。

 

 

 

 

歴史的な話ではありますが釣具というのはかなり歴史が浅いです。

 

釣り自体の歴史はかなり長いですが釣具がガチで発展するのは産業革命以降、もっといえば昭和中期以降からです。

 

 

 

車と同じくらいと言えるでしょう。

 

 

なので現在でも発展途上の技術。

 

そして全てにおいて原理が理解されているわけではなく

 

 

 

 

なんで釣れるかわからない

なんで飛ぶかわからない

 

 

逆を言えば

なぜこう言ったトラブルが発生するかよくわからない

 

と言ったものまであります。

 

 

 

 

道具の話だけでなく人間にも言えます。

 

スポーツでも近年スポーツ科学の発展によりフォームの見直しや筋力や脂肪のバランスなどいろいろ覆されています。

 

 

 

釣りに関して言えば競技性が乏しいのでフォームなどがガッツリ科学されているわけではない。

なので現時点ではそこまで革命的なことが起こらないかもしれません。

 

 

 

もしかしたら、の話を考えれば

近い将来で圧倒的な飛距離を出すのはベイトタックル。

 

しかもオーバーやペンデュラムキャストではなくサイド、またはアンダーキャストになるかもしれません。

 

 

 

今の感覚では

いや、あり得ないだろw

 

と思うことが突然変わるのが発展途上の技術。

 

あくまで例えでしかありませんがそう言った未来もないとは言い切れないでしょう。

 

 

 

 

 

余談が長くなりました。

 

 

今回はどうやったら飛距離を伸ばせるのか

実は簡単に誰でも、老若男女

飛ばせるというお話です。

 

 

ルアーキャストの飛距離は金で解決できる

f:id:kyoya7zon:20220418103951j:plain

なんとも嫌らしいサブタイトルですが

 

飛距離は金で買える

これが現在言えることです。

 

 

 

テクニック、力

これらを磨くと飛距離が出るのはご周知のこと。

 

しかし熟練度が上がるまで結構時間がかかります。

 

 

天才、適性が高い以外は練習を重ねなければなりません。

これはスポーツ選手と一緒です。

 

 

 

手っ取り早く飛距離を伸ばす方法がここ最近まではありませんでした。

 

 

 

しかし今は金で買えます。

 

 

金で買えるというのは高い道具を使うと飛距離が出る、という話です。

 

 

 

これが今回の結論になります。

 

 

高いロッドを使うと飛ぶ

高級ロッドを使うとほぼほぼ飛距離がアップします。

 

 

それでも飛距離が伸びない場合は

 

・すでに熟練しており、これ以上伸びようがない場合

・ロッドがうまく使えていない場合

 

 

この2択かと思います。

 

 

 

すでに100m飛ばせる人が120mを飛ばそう

無理ではありませんがそう簡単ではありません。

 

100m飛ばせている時点で満足してもいいレベルです。

 

 

 

なのでこう言った方が高いタックルを使っても若干伸びるかもしれませんが劇的に変化するわけではありません。

 

 

 

 

もう一つは高いロッドを使っていても使い方を知らない、性能を引き出せていない場合。

 

スマホやパソコンは便利なものです。

生活のある程度がこれらで完結します。

 

 

 

しかしそれは使い方を知っているから便利なだけで、使い方を知らなければややこしいだけのものです。

 

 

便利というのは使いこなせてこそ感じるものです。

 

 

本当に便利な物というのは使いこなしやすい

扱いやすいとも言えます。

 

 

 

なので高いロッドを使う場合、比較的簡単に使いやすいものになります。

 

安いロッドほど使いにくい

これは当然ですが、本質です。

 

 

 

ロッドの使い方に関しては冒頭で紹介したYouTubeで解説しています。

初心者でも簡単に飛距離アップするキャスト方法とその理屈 - YouTube

 

要約するとロッドを、ティップをしっかり曲げてキャスト

そしてルアーを弾きだせれば飛びますという内容になっています。

 

 

 

それに関しては力や早く振るというのは要りません。

 

 

まずはしっかりとロッドを曲げて振る、これにつきます。

 

 

 

 

 

 

 

高いロッドで飛距離が出る理由

高いロッドでなぜ飛距離が出るのか。

 

 

一つは反発力と復元力が高いためです。

 

 

 

 

先ほどルアーを弾き出すと書きました。

 

ルアーを投げる際、ロッドは曲がります。

 

 

 

曲がった後に元の形に戻ります。

 

これがないとルアーは飛びません。

 

 

 

物干し竿にルアーをつけて振って飛びそうですか?

 

細い笹にメタルジグをつけて振ったら飛びそうですか?

 

 

 

適度に曲がって、元に戻ることでルアーを弾き出すことが可能となります。

 

 

 

高いロッドの場合、この性能が優れています。

 

またキャストだけでなくファイトでも強みとなります。

 

 

 

安いロッドというのは全てではありませんが全体的にハリコシが弱いです。

なので魚がかかったら曲がるが自力で復元しないことがあります。

 

 

しかし高いロッドでは復元する力があるのである程度のパワーの場合はロッドを握っているだけで魚を浮かせることができます。

 

 

 

高級ロッドの基礎スペック

これが飛距離を出すようにできています。

 

 

高級リールは飛距離が出る

f:id:kyoya7zon:20220418105615j:plain

ステラ[STELLA] | スピニング(汎用) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ

 

ロッドだけでなくリールも高級になると飛距離が出るようになります。

 

 

さまざまな技術、理由がありますが簡単にいうと

 

ラインの放出が綺麗にスムーズになるということです。

 

 

 

スプールにラインを収納する状態が良くなる。

スプールからのライン放出がスムーズになる。

 

 

これは高級リールになるとかなり良くなります。

 

 

ロッドだけではなく、実はリールも重要な要素です。

 

 

高級ラインも飛距離が出やすい

ライン

 

今回はPEラインについてになります。

 

 

 

ラインに関しても高いラインの方が飛びます。
特性に応じて全ての高級ラインが飛距離に特化しているわけではありませんが。

 

 

 

 

高価なラインは

 

・コーティング

・ハリコシ

 

これらでスプールの収まり、放出

ガイド抜けが向上します。

 

 

スプール内でライン同士が食い込むと放出時に抵抗が出ます。

 

 

適度なハリとコシがないとスプールからラインが放出された後、ばたつき

一番あるのはラインがスプールから出た直後に膨らみ、エンドガイドにぶつかりまくる。

 

 

最悪ガイド絡みが発生します。

 

 

コーティングがあることでガイド抜けを良くしたりライン同士の食い込みを抑えてくれます。

 

 

 

 

 

高いルアーは飛ぶ

 

これはライン同様に全てのルアーが飛距離特化ではありません。

 

飛距離を重視するルアーであれば高い方が飛びやすくなります。

 

 

 

それはウッドであればそのように作られていますし材質的にも飛びます。

 

プラスチックであればシステムが入っているので飛ぶようにできています。

 

 

 

プラスチックでできていて固定重心の場合でも飛ぶようにバランスが考えられているので飛びます。

 

 

 

安いルアーでも飛ぶものもあります。

 

 

この高いルアー=飛ぶというのは大型になればなるほど顕著に現れます。

 

 

 

 

マグロでウッドがいいと言われる理由もこれにあります。

 

 

 

 

 

結論 高いものをちゃんと使うと飛ぶ

一つ一つ飛距離が出るように計算され、作られている。

 

 

 

これらの特性を理解し、性能を100%といかずとも使うことができればそれなりに飛ばせます。

 

 

 

これが飛距離は金で買えるという表現の理由です。

 

 

 

 

また高いものは扱いやすいです。

 

 

ロッドであれば高いロッドほどミスキャストが減ります。

 

これはある程度、ミス・・・

例えばねじれなどを補正してくれるためです。

 

 

先ほども書いた通り、安いものほどそういったサポートが少なくなるので技術が必要になってきます。

 

 

 

 

高級な道具は熟練者が使うもの

というイメージはありますが実は高いものを使うことで上達するのも早いと言えます。

 

 

 

 

私自身、高級志向ではありませんが

高いものはやはりいいものだ。

 

価格に見合っているなと感じています。

 

 

 

 

 

性能を発揮できるキャスト方法の動画と合わせてご覧ください。