釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【インプレ】ルナミス ベイトモデル B96MとB76MH

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この記事ではルナミス ベイトモデル

B96M

B76MH

についてインプレをご紹介します。

 

 

 

【インプレ】ルナミス ベイトモデル B96MとB76MH

 

ルナミス自体は2020年に登場

 

ベイトモデルは

B86ML

B86M

B76MH

 

2022年に追加としてロングロッド

B96M

B120-3

B106MH

が発売。

 

 

この記事では

B96M

B76MHについて紹介します。

 

 

価格帯

ルナミスの定価は45,500円〜56,000円

 

実売価格ですと3万円〜4万円代になります。

 

 

ルナミスの下位機種はディアルーナ

上位機種はエクスセンスジェノス

 

真ん中よりちょい上くらいの立ち位置になるかと思います。

 

 

 

技術特性

ベイトモデルに対応しているものは

 

・スパイラルXコア

・カーボンモノコック

・ハイパワーX

・ナノピッチ

・CI4+

・マルチパーミングシートCI4+

 

・フックキーパー

 

 

投げやすさ

ベイトロッドではロッドがいい感じに曲がるかどうか

これがいい感じじゃないと投げにくい、飛ばない、バックラッシュするという問題があります。

 

 

その点においてルナミスはどうか、というとへなへなすぎず硬すぎず。

ちゃんとしてる、と言ったらおかしいですがバランスの良いロッドになっています。

 

 

B96Mの場合、ロングロッドということもあってしっかり曲がります。

B76MHは軽いルアーではちょっと曲がりにくいところですがビッグベイトや重めのシンペンではしっかり曲がって投げやすいです。

 

 

ロッドがどれくらい綺麗に曲がるのか、というのはこちらの動画を参考にしてください。

この動画で使用しているロングロッドの方がルナミス B96Mです。

 

感度

カーボンモノコックということもあり、感度はかなり良い。

ただ言い方を変えればノイズも良く拾います。

 

ベイトリールでは4本編のPEラインを好んで使われる方が多いかと思います。

 

4本編を使用するとザラザラ、シャーシャーというのが手元に伝わってきます。

 

 

私は気になりませんが気になる人は気になるかも。

 

 

 

この高感度はボトムを取る上ではかなり重要になってきます。

サーフや河川でルアーをそこに近づける場合に非常に役立つ機能です。

 

またこのロッドに慣れてくるとコツンというあたりが魚なのか障害物なのか一瞬でわかるようになります。

 

ディアルーナと比較するとかなり違いが出ます。

 

 

さらにベイトモデルはリール、ロッドを手でしっかり持つ。

スピニングに比べて手とタックルの接着面が多いのでより伝わりやすい。

 

カーボンモノコックのおかげで手だけでなく、挟んでる脇でもその変化を感じる事ができます。

 

余談ですが20ルナミスB76MHと22ルナミスB96Mでは微妙にグリップエンドの色が違います。

経年劣化ではありません。

 

 

ノイズという問題はあるかもしれませんがこれほど高感度になると手に取るようにわかる、というものかもしれません。

 

 

 

 

魚とのやりとり

キャスト時によく曲がるロッド。

ベイトロッドでは投げやすいロッド=魚を浮かせる力が弱い

というものが一定数存在します。

 

 

ルナミスはスピニングモデルでも魚を浮かせるのが早い。

ロッドを立てて持っているだけで魚が浮いてくるロッドです。

 

 

ベイトモデルでもその点は問題なく魚を浮かせる事ができます。

 

が、ベイトタックルの特性上、リールでかなり巻き取る必要があるので単体で見たらスピニングより浮かせにくいのかも。

 

 

適合範囲外になると思いますが0.8号以下の細いラインではファイトは危なっかしい感じになるかも。

 

 

 

個人的な欠点 フックキーパー

ルナミスにはスピンングもベイトもフックキーパーがついています。

 

 

ルアーを引っ掛けるためにあるのですが・・・

 

 

皆様はいつもルアーをどこに引っ掛けてますか?

 

私はスピニングもベイトもエンドガイドに引っ掛けています。

 

 

なのでフックキーパーはいらない。

 

 

このフックキーパーですが持ち運んでいる際に微妙に邪魔な位置にあります。

また手の皮を挟んで痛いこともあります。

 

 

 

糸ふけが発生したりするとこのフックキーパーにラインが絡む事があります。

 

 

あってもなくてもいい

ではなくいらないな・・・というのが個人的な意見です。

 

 

 

カーボンモノコックの傷

グリップエンドはほとんどの場合、クッション材に覆われています。

 

しかしルナミスの場合はツルッとしたグリップエンド。

 

 

握りにくいとか脇に挟みにくいとかは感じませんが傷がめちゃくちゃつきます。

 

 

この傷が後々どうなるのかは今後見守っていくところです。

 

 

 

 

 

総合的に見るとルナミス ベイトモデルはいいロッド。

バランスがいいと感じました。

 

その証拠にB96M B76MHと2本使っているわけです笑

 

 

 

B86Mのスタンダートなモデルならこれからベイトを始めてみよう、という人にはいいのではないでしょうか。

 

B76MHだとそれなりに慣れていないと投げにくいと感じるでしょう。

 

B96Mだと長いので振りにくい

振りにくいから力んでしまいバックラッシュ、ということもあると思います。

 

 

 

ベイトロッドで価格が中間くらいならルナミスおすすめです!