釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【インプレ】23ディアルーナ 旧作/20ルナミスと比較して

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2023年シマノ春夏新製品で登場したディアルーナ

 

前作は2018年発売で5年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。

 

 

 

この記事では23ディアルーナを旧作、その上位機種であるルナミスと比較していきます。

 

 

【インプレ】23ディアルーナ 旧作/20ルナミスと比較して

 

 

ディアルーナはシマノのシーバスロッドでちょうど真ん中クラスのロッド。

 

 

高過ぎず、安過ぎず。

 

脱初心者の方へ

上級者の方でも不満が少ない完成度の高いロッドです。

 

実売価格は2万円台

 

シマノの技術特性が多く盛り込まれています。

 

 

 

今回注目されているのはカーボンモノコックが搭載された、ということ。

 

 

これまでカーボンモノコックはルナミスまでは搭載されていました。

それが下位機種であるディアルーナにも搭載されたというのはビッグニュースです。

 

 

 

ここで少しカーボンモノコックについて解説いたします。

 

カーボンモノコック

 

軽くて優れた振動伝達性を誇るカーボンモノコックグリップ。リアグリップをカーボン一体成型で中空構造化するという革命的なアイディアを世に送り出したのがシマノでした。これまでソルトロッドにおいて上位機種のみに展開してきたこの高度な技術を、新生ディアルーナに惜しみなく採用。この技術を採用する上で、シマノならではのこだわりが込められています。

ディアルーナ[DIALUNA] | ショアシーバス | シーバス | ロッド | 製品情報 | SHIMANO シマノ

 

 

簡単にいうと感度のいいグリップということです。

 

これまではスポンジ、ゴムっぽいグリップエンドでしたがそれがロッドと同じような固いものになったことで振動などが挟んでるワキとかに伝わりやすいというもの。

 

 

挟んでいる脇だけではなく、全体的にショックを吸収する素材が無くなったことでグリップ周辺が鳴るといった感じです。

 

 

 

 

しかしデメリットも存在します。

 

それは傷が入ったり、割れるということ。

 

 

 

グリップエンドはやはり地面と接することが多くなります。

地面に置いたり、サーフならスタンドに差し込んだりと傷をつけないというのは無理があります。

 

その継続的なものでクラック、そして割れるという意見が多くあります。

 

 

 

ちなみに私は3年ほど使っているカーボンモノコックグリップのロッドがありますが傷はすごいついています。

 

結構気をつけているのですが傷はついてしまうようです。

 

 

 

ただ割れたりはしていません。

 

 

 

 

カーボンモノコックがあるとショートバイトがしっかり取れるようになります。

 

鈍いロッドだと障害物に当たったのか、それとも魚なのかわからない時もあります。

それは明確に区別して感じることができるはずです。

 

気がついたら乗ってた、向こう合わせが減るのではないでしょうか。

 

 

 

ただカーボンモノコックがその全てを出すわけではなく、ロッド全体、リール、ラインでその点を補うことも可能です。

 

 

 

カーボンモノコックがあったほうがいいのか。

 

シマノの場合ディアルーナ以上の機種にはカーボンモノコックがついていますので今後は必ずついてくるものになるかもしれません。

 

 

 

旧作18ディアルーナとの比較

 

個人的な感覚ですが

 

14ディアルーナXR 

これは硬めのロッド

キツくいえば棒

 

 

18ディアルーナ

14に比べるとシャープになった

復元力がやや甘く感じ、ダルダルしている

 

 

両方とも価格的には満足できるロッドでした。

ハイエンドと比べればそれは劣っているところは出てくると思います。

 

 

 

14ディアルーナXRでは曲げるというのがやや難しい。

無理ではありませんがしっかり曲げるキャストをしないと曲がらないという印象。

 

18ディアルーナはキャスト時には曲がるが曲がった後も良いんが残る。

 

 

 

ファイト時にはどちらもよく曲がりますが復元力が微妙で、ハイエンドロッドのように持っている、維持するだけで魚が浮くということはほぼありません。

 

 

 

 

 

今回の23ディアルーナ

これまでのディアルーナと比較するとシャキッと感がアップしました。

 

 

キャスト時には変わらずしっかり曲がり、そこからロッドの反発で飛ばせ

そしてダラダラ揺れない。

 

 

前作に比較すると若干自重が重くなりました。

気になる重さではありません。

 

 

ちなみにベイトロッドは気持ちいいほどに曲がります。

 

 

前作との比較であれば圧倒的に良いと断言できます。

 

 

 

20ルナミスと比較

 

どっちがいいか。

となればやはりルナミスの方がバランスがいいかと思います。

 

価格差的に1.5万円ほど。

 

 

ただ考え方によっては1.5万円プラスするならエクスセンスジェノス、インフィニティ買うとも言えます。

 

 

そう考えるとルナミスはある意味中途半端かもしれません。

 

 

個人的に感じたことはカーボンモノコック

それに伴う感度はルナミスの方が良いような気がします。

 

ルナミスの方が硬いというか鉄のような。

 

 

 

他にはやはり復元力はルナミスの方が良いです。

キャスト後にシャキッと揺れずに元に戻ります。

 

 

 

 

これまで結構ルナミス推してきましたが23ディアルーナが良くなったおかげで中途半端な存在になったような・・・

 

 

 

 

購入を検討されている方へ

2万円台でこのロッドなら文句なしです。