予想されていた通り、ツインパワーSWもモデルチェンジとなりました。
まさかツインパワーXDも同時に出るとは思いませんでしたね。
で、2021年1月にこの勢いだと夏発表秋発売は一体何が出るんだって思いますよね。
ツインパワーSW
前作新作新旧比較はこちら
2021シマノ新製品 ツインパワーSW
定価は
4000XG 52900円
8000HG 72300円
14000XG 72300円
8000超えると値段変わらないの??
ステラSWに続く機種なのでラインナップも豊富です。
10000番を超えるのはツインパワーSWとステラSWだけなのでマグロとかヒラマサやる場合は必然的にツインパワーSW以上になると思います。
ちなみにバイオマスターSWでマグロやったことありますけど、無理ではないです笑
技術特性
インフィニティドライブ
従来のX-SHIP構造ではピニオンギア両端をベアリングで支持することで軽い巻き上げを実現してました。
今回のモデルはその構造をより進化させたインフィニティドライブ構造を搭載。
これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを非接触化し、特殊低摩擦ブッシュで支持することでメインシャフトの摺動抵抗を大幅に軽減。
加えて、メインシャフト自体に特殊表面処理を施し、さらなる低摩擦化に成功。
回転トルクを従来比約30%低減※し、高負荷時でも積極的に巻き上げられるパワフルなリールへと進化。
ヒートシンクドラグ
これまでののXタフドラグではドラグ機構部をスプール下部に配置するという画期的な構造で、圧倒的なドラグ性能と耐久性の向上を実現しました。
今回のNEWモデルではさらに熱にも強く進化したヒートシンクドラグを搭載。
ドラグ部で発生した熱をスプール外へ逃がすヒートシンクパネルにより、熱ダレによるドラグ力低下を約50%改善。
また、スプール糸巻き部へと流れる熱を遮断する断熱シートによって、糸巻き部の温度上昇を約30%減少させることに成功。
ラインによりやさしく、より安定したドラグへと進化しました。
搭載機種
(10000PG、10000HG、14000PG、14000XG)
Xプロテクト for ラインローラー
前作のツインパワーSWのストッパーベアリング部に搭載し、高い防水性能の実現に大きく貢献したXプロテクト構造。
今回の21ツインパワーSWには、ストッパーベアリング部に加え、ラインローラー部にもそのXプロテクト構造を搭載し、さらに防水性能が向上。
ストッパーベアリング部と同様に、海水の侵入経路をシール部材で物理的に遮断することで、高い水圧にも耐えられる構造へと進化。
ラインローラー内部のベアリングを過酷な環境下から守り抜き、従来品に比べ、ベアリングの耐久性は従来比10倍以上にもなるとされています。
Xタフドラグ
各ワッシャを金属とカーボンのみで構成し、スプールを上下両方向から支持。
耐熱性・耐久性の向上によりスムーズで安定したドラグ性能に磨きが掛かりました。
リジッドサポートドラグ
メインシャフト、スプール内のベアリング2点でスプールを支持することで、スプールのフラツキを抑え、安定した滑らかなドラグ性能を発揮します。
サイレントドライブ
ボディ全体の基本設計
駆動関連部品
これらを一から見直し、部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで徹底的に排除。
改善の対象箇所は
ドライブギア
ウォームシャフト
ウォームシャフトピン
ウォームシャフトギア
など多岐に渡る。
新たな次元での滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻きごこちを実現。
サイレントドライブ最強最高。
Xシップ
ドライブギアの大径化
ピニオンとドライブ両ギアの最適配置
ピニオンギアのベアリングによる2点サポート。
これら頑強なギアの噛み合わせが、負荷に強い軽快なリーリングを保持します。
HAGANEギア
これはもうスタンダードなものとなりました。
金属の塊を高い圧力でプレスし、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げ。
精密冷間鍛造と言われる独自の技術が、硬く、粘り強いギアを生み、なめらかな巻きごこちを可能にします。
これはシマノという大企業のもつテクノロジーです。
自転車にも同様の技術が使われ、世界的に評価されています。
HAGANEボディ
こちらもHAGANEギア同様にかなりスタンダードになった技術です。
軽量で剛性の高いアルミニウムやマグネシウムなどの金属を使うことで、リールのたわみや歪み、ネジレをしっかりと抑制。
繊細なギアの噛み合わせを守り、スムーズなリーリングを可能にします。
Xリジッドローター
アルミニウム合金を使用し、3次元解析を重ねながら肉厚配置を細部まで検証することで、これまでよりさらに強靭な剛性・耐久性と優れた回転バランスを実現。
この高剛性によって、ドラグほか各部の機能向上にも貢献。
Xプロテクト for ストッパーベアリング
ストッパーベアリング部に接触型トリプルリップ構造を採用したもの。
特殊グリスを充填することで摩擦抵抗を抑え、シルキーな回転性能を損なうことなく高い防水性能を発揮することができます。
Xシールドとの相乗効果でボディ部の防水性能は防水規格IPX8相当を実現。
IPX8とは水面下での使用が可能とされています。
Xシールド
ボディ・フタ合わせ面、スプール・ドラグノブ接触部をはじめ、随所に強力なシーリングを施し、水の浸入経路を遮断。
過酷な条件下で繰り広げられるSWゲームにおいて、高い信頼性、耐久性を確保します。
これも最近のリール、特にSW、XDではスタンダードになったもの。
CI4+ハンドルノブ
4000番から8000番までの機種には、剛性と耐久性に優れた軽量カーボン素材CI4+のハンドルノブを採用。
いっそうの軽量化を実現すると同時に特殊コーティングで滑りにくい加工を施し、巻き上げの滑らかさがさらにアップ。
抜群の使用感を得られる。
(10000~14000番ではライトウェイト中空オーバルラウンドのハンドルノブを標準装備。)
スペック表
品番 ギア比
- 実用ドラグ力
- 最大ドラグ力
(kg)自重
(g)スプール寸法
(径mm/ストロークmm)
- ナイロン糸巻量(号-m)
- PE糸巻量(号-m)
最大巻上長
(cm/ハンドル1回転)ハンドル長
(mm)ベアリング数
BB/ローラー本体価格
(円)商品コード 4000XG 6.2
- 7.0
- 11.0
350 52/19
- 3.5-170、4-150、5-125
- 1-490、1.5-320、2-240
101 60 9/1 52,900 042217 * 5000HG 5.7
- 8.0
- 13.0
415 54/19
- 4-200、5-150、6-130
- 2-350、3-240、4-170
97 65 10/1 61,500 042224 * 5000XG 6.2
- 8.0
- 13.0
415 54/19
- 4-200、5-150、6-130
- 2-350、3-240、4-170
105 65 10/1 61,500 042231 * 6000PG 4.6
- 8.0
- 13.0
420 57.5/19
- 4-240、5-190、6-160
- 2-440、3-300、4-210
83 65 10/1 61,500 042248 * 6000HG 5.7
- 8.0
- 13.0
420 57.5/19
- 4-240、5-190、6-160
- 2-440、3-300、4-210
103 65 10/1 61,500 042255 * 6000XG 6.2
- 8.0
- 13.0
420 57.5/19
- 4-240、5-190、6-160
- 2-440、3-300、4-210
112 65 10/1 61,500 042262 * 8000PG 4.9
- 14.0
- 25.0
615 61/22
- -
- 3-410、4-300、5-250
94 75 10/1 72,300 042279 * 8000HG 5.6
- 14.0
- 25.0
615 61/22
- -
- 3-410、4-300、5-250
107 75 10/1 72,300 042286 * 10000PG 4.9
- 14.0
- 25.0
655 66/22
- 6-300、8-210、10-160
- 4-400、5-300、6-250
102 75 10/1 72,300 042293 * 10000HG 5.6
- 14.0
- 25.0
655 66/22
- 6-300、8-210、10-160
- 4-400、5-300、6-250
116 75 10/1 72,300 042309 * 14000PG 4.9
- 14.0
- 25.0
660 68.6/22
- 10-195、12-155、14-140
- 6-300、8-200、10-165
106 75 10/1 72,300 043511 * 14000XG 6.2
- 14.0
- 25.0
660 68.6/22
- 10-195、12-155、14-140
- 6-300、8-200、10-165
134 80 10/1 72,300 042316 * ※XG=エキストラハイギア仕様、HG=ハイギア仕様、PG=パワーギア仕様の意味です。
※8000~14000のベールはハンドルリターンしません。
※IPX8相当(ボディ部)
※ストッパーの切替機構はありません。
※8000番はPEライン専用です。
△最大巻上長は、スプール前ツバ最外径による計算値となっています。
前作15ツインパワーSWと重さを比較するとそこまで変わらず、大体-5gくらいです。
ツインパワーSWの写真写りが悪いのか不安な方へ
正直商品写真がちょっと・・・
写真写り悪くないですか??
え?こんな?と思っている方も多いと思います。
今後新しい写真も出てくると思いますが今一番わかりやすいのがYouTubeになります。
参考までにどうぞ
21ツインパワーSWと15ツインパワーSWの比較
ツインパワーSW
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