ツインパワーXD、ツインパワーSWと続いてエクスセンスもモデルチェンジとなりました。
ツインパワーXDと同じく2017年の前作で4年ぶりの新型です。
【前作17年製と新旧比較】2021シマノ新製品リールエクスセンス
左が17エクスセンス
右が21エクスセンス
なんか、やっぱり今年の新ツインパワーXD、新ツインパワーSW同様写真写りが悪く見えます。
17エクスセンスの商品写真の方が個人的には好きです。
21エクスセンスとは
求める全てがここに。シーバス用ハイエンドモデル。
次世代シーバス専用リール誕生!前モデルから20g以上軽量化。
さらに、軽やかで滑らかなフィーリングを生むマイクロモジュールギアⅡ、
キャスト性能を向上させるロングストロークスプール、
機構部のガタつきを抑制するサイレントドライブ、
信頼の防水性Xプロテクトといった最新機構を搭載。
シーバスゲームに求められる強さと繊細さを絶妙なバランスで両立したハイエンドモデルを是非体感して欲しい。
※2021年4月発売予定
21エクスセンス ラインナップ
C3000M
C3000MHG
3000MHG
4000MXG
技術特性
HAGANEギア
最近のリールには標準搭載されています。
金属の塊を約200トンの圧力でプレスし、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げ
精密冷間鍛造と言われる独自の技術が、硬く、粘り強いギアを生み、なめらかな巻きごこちを可能に。
自転車にも使われている技術。
世界に誇る日本の技術です。
マイクロモジュールギアⅡ
ハイエンドモデルに搭載されている技術。
最先鋭の歯面設計、シマノならではの製造技術によって進化したマイクロモジュールギアⅡ。
ギアの歯、ひとつひとつの歯面から設計を見直し、理想的な歯形状を追求。
音鳴りの低減、滑らかなギアフィーリングの向上も達成しました。
X-SHIP
HAGANEボディ、HAGANEギア同様にスタンダードになってきた技術。
ドライブギアの大径化、ピニオンとドライブ両ギアの最適配置、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート。
これら頑強なギアの噛み合わせが、負荷に強い軽快なリーリングを保持することができます。
HAGANEボディ
ソルトルアーという過酷で高負荷で高頻度で使うには必要な技術。
軽量で剛性の高いアルミニウムやマグネシウムなどの金属を使うことで、リールのたわみや歪み、ネジレをしっかりと抑制。
繊細なギアの噛み合わせを守り、スムーズなリーリングを可能にします。
マグナムライトローター
左右非対称のローター構造を採用し、操作性と感度の向上を求めて、異次元の回転軽さを実現したマグナムライトローター。
さらにラインローラーの軽量化、ベールのチタン化、ローター肉厚の最適配置を行い回転慣性の低減に成功しました。
マグナムライトローター(MGL)を体験してしまうとなかなか離れられなくなります。
Xプロテクト
2017年以降ツインパワーXDなどに搭載されている技術です。
より軽い回転が求められる中小型汎用スピニングには、回転軽さを損なわないよう非接触式構造にこだわりました。
従来の撥水処理に加え、水の侵入を抑えるラビリンス構造を複合することで、非接触でありながら高い防水性能を実現しました。
ストッパーベアリング部、ラインローラー部に採用されています。
サイレントドライブ
ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつひとつ見直し、部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで徹底的に排除。
改善の対象箇所はドライブギア、ウォームシャフト、ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギアなど多岐に渡る。
新たな次元での滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻き心地を実現しました。
Gフリーボディ
スプールを前後運動させるための摺動機能部品をリール本体上部に配置し、リール全体の重心を手元に近づけることに成功。
これによりロッドとの一体感が向上し、キャストによる疲労の低減、ロッド操作性の向上につながります。
ロングストロークスプール
ロングストローク設計のスプール。
スプール糸巻き部の幅を長くすることで、キャスト後半のラインの減り量を抑えることができ、キャストフィーリングと飛距離の向上に貢献します。
注意
ロングストロークスプール搭載リールと通常スプール搭載リールの互換性がありません。
例えばストラディックCI4+の同番手のスプールはロングストロークスプール搭載のヴァンフォードには使えません。
ラピッドファイアドラグ
ドラグノブの回転数に対するドラグ力の変化が大きく、ストラクチャー周りで魚を止めたいとき、足元で急に突っ込まれたときなど、瞬時にドラグ調整をしたいシチュエーションで非常に有効な機能です。
新旧詳細スペック比較
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