釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

横浜・三浦と神奈川を中心に旬の釣り情報をご紹介!磯釣り、青物、シーバスや釣り製品のことならお任せ!

シーバス・ヒラスズキにおすすめ!ちゃんと投げれるベイトタックル

スポンサーリンク

最近シーバスやヒラスズキでベイトタックルが流行り始めました。

 

おそらく今後、結構人気が出るんじゃないかと思っています。

これまでベイトタックルはブラックバス、根魚によく使われていました。

 

ベイトタックルの特徴がそれらにマッチしていたためです。

 

シーバスやヒラスズキにはそこまでベイトタックルを使う利点がなく、どちらかというとタックルの性能的にデメリットが多かったのですが・・・

最近になってタックルが大幅に良くなり、支障がないまでに急成長。

 

これとベイトタックルの人気が合間って流行り始めたといった感じです。

 

それでは今回はベイトタックルの特徴とお勧めのロッド、リールをご紹介しようと思います。

 

シーバス・ヒラスズキにおすすめ!ちゃんと投げれるベイトタックル

f:id:kyoya7zon:20210313095934j:plain

 

初めにお伝えしておきたいことは、ベイトタックルを使用するには技術が必要であると言うことです。

スピニングタックルは扱い方になれれば簡単に使用することができます。

 

が、ベイトタックルは熟練した技術がないと釣りとして成立せず、釣果から遠ざかってしまいます。

 

なのでベイトタックルを使用し始めた、最初のうちは練習が必要ですのでその点は辛いかもしれません。

 

ではそんな扱いにくいベイトタックルのメリット、デメリットとはなんでしょう。

 

 

シーバスやヒラスズキでベイトタックルを使うメリット

 

・ランカークラスでも圧倒的に優位にファイトすることができる

・ビッグベイトなど重いルアーを使用できる

・ピンポイント狙う精度が求められるキャストに向いている

・手返しがスピニングに比べて圧倒的に良い

 

あとはベイトタックルはかっこいいという理由もあります。

これは世代によるものですがブラックバスブームを経験した世代ではベイトタックルは憧れだったりします。

 

デメリット

 

・バックラッシュしやすい

・飛距離が出ない

・風に弱い

・軽量ルアーは投げにくい

 

といったデメリットがあります。

 

一番多いトラブルはバックラッシュ。

キャストの熟練度が必要になります。

 

またバックラッシュを警戒したセッティングや投げ方をすると圧倒的に飛距離が落ちます。

さらに向かい風、横風では糸ふけが発生しやすく、バックラッシュの要因となります。

 

もともと飛距離が出にくいタックルなので軽量ルアーを飛ばすのはかなり難しくなってきます。

 

 

メリット、デメリットで考えるとなかなか癖の強いタックルだと思います。

 

最新技術でバックラッシュが激減

今紹介したようにメリット、デメリットが多くあるタックル。

 

特に一番多いトラブルであるバックラッシュはかなりネックです。

バックラッシュの度合いにもよりますがラインが何十m捨てることになってその日の釣りは強制終了になることもあるでしょう。

 

 

 

 

しかし近年ではタックルの進化が目覚ましく、かなりバックラッシュを抑えることができます。

これまではサミングでスプールの回転を制御していましたがシステムがそのサミングをサポートし、バックラッシュを予防します。

 

代表出来なものはシマノから出ているDC(デジタルコントロール)

f:id:kyoya7zon:20210313101731j:plain

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/4658

デジタルコントロール

その名の通りスプールの回転数に応じてブレーキがかかる仕組みとなっています。

 

これが近年では最強とも言われています。

 

デジタルコントロールにより、ビビることなくフルキャストすることができる。

なので飛距離もスピニングレベルで飛ばすことができる。

 

ベイトタックルの欠点をなくす技術と注目が集まっています。

 

 

 

ただし、他のベイトリールに比べるとメンテナンスが大変だったり、パーツ交換する場合は高額になったり、自重が増したりという欠点もあります。

 

 

DC以外では遠心力ブレーキやマグネットブレーキがあります。

全くの別物なので使い慣れた方がいい、といった傾向にあります。

 

どちらがいいか、と言われると人それぞれなので一概には言えません。

 

 

DCが出たことでロッドも変化

DCが開発されたことでベイトタックルでは諦めていた遠投性が可能となりました。

 

それによって長いロッドも出るようになりました。

 

 

これまでは遠投は不向きであることから長いロッドは不要、またはマニアックな代物として存在していました。

しかしバックラッシュのリスク軽減やフルキャストが可能になったことでスピニング同様のロングロッドも誕生。

 

ロングロッドが出たことでシーバス、磯マル、ヒラスズキ、青物、フラットフィッシュと使用できるシーンが広がりました。

 

 

またこれまで苦手だった軽量ルアーもリールの性能向上により扱えるようになり、それに対応したロッドが出るようになりました。

 

 

おすすめベイトタックル

前置きが長くなりましたがおすすめのベイトタックルを紹介します。

 

今回はベイトタックル初心者でも取扱やすいタックルをご紹介します。

ちゃんと投げられる最新タックルです。

 

エクスセンス ジェノス

 

 

シマノロッドの最高峰。

非常に振り抜きやすく、取り回しのいいロッド。

さすがハイエンドといった感じです。

 

予算を気にしないのであればおすすめです。

 

ルナミス 

 

エクスセンスの下位機種。

しかし性能はほぼフラグシップ。

ディアルーナ

 

ちょっと高めの入門におすすめです。

安い入門ロッドもいいのですがしばらくして慣れてくるとすぐ不満を感じたりします。

なので長く使おうと思うなら最初にちょっと手を伸ばすのがおすすめ。

 

ただ途中で嫌になったりすることを考えるなら安い方がいいかも

 

ヒラスズキ対応の10ft超えるロングロッドもあります。

 

 

リールに関しては個人的にはシマノのDC一択だと思っています。

DC以外でも悪くないのですが誰でも使える、初心者でも安心と考えたらDCをおすすめします。

 

エクスセンスDC

 

エクスセンスDCSS

 

SLX DC 一押し

 

価格、性能と一押しがこちら。

とりあえず始めるならSLX DCがいいです。

 

 

結論から言うと高いリールほどバックラッシュしない

当然と言えば当然ですが高いリールほどバックラッシュしにくいです。

 

エクスセンスDCは使用しているラインによってモードが選べる

f:id:kyoya7zon:20210313104653p:plain

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/4658

 

さらには細かいブレーキセッティングも可能

f:id:kyoya7zon:20210313104738p:plain

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/4658

 



至れり尽くせりといったリールです。

 

とはいえ下位機種の最新モデルはどんどん上位機種のような技術が搭載されているので最新リールは侮れません。

 

ベイトリールの良し悪し、自分に合っているかどうかは購入してみないとわかりません。

もし身近に使用している人がいれば貸してもらってから購入を検討すべきです。

 

決して安い買い物ではないので慎重に、または腹を括る必要があるかもしれません。