近々5Gの登場で通信が高速化され、今以上に動画の需要が伸びることが予想されます。
そうなるとYouTuberに更なるチャンスが到来。
YouTubeで稼ぐという副業が成り立つでしょう。
またVR技術も進歩しているので今後動画×VRの組み合わせは絶対に伸びると思います。
しかし果たしてYouTubeで稼ぐことはできるのか。
それとも釣りブログの方が稼げるのか。
今回は二つの視点から考えたいと思います。
釣りブログと釣りYouTubeどちらが稼げるか
まず結論から、稼げるのはYouTubeです。
先ほども書いたようにこれからは動画の時代でありVRなども合わさって最強の時代が来ることが予想されます。
ブログは文章で勝負するのに対してYouTubeなど動画は映像のみでも十分に伝わります。
そこに字幕や口頭での解説を入れればブログよりはるかにわかりやすいですよね。
さらに動画の需要が高まるということは市場価値が大幅に上がることが予想されます。
つまり動画の再生数1回あたりの広告単価が上がるということです。
現状のYouTubeの広告費ですがジャンルによって、広告種類によって大きく変わるので一概になんとも言えませんが目安、中央値としては
1再生=0.1円程度
と言われています。
一つの動画が1万回再生されれば1000円。
このレベルの動画が10個あれば1万円くらいになりますよね。
この広告単価が0.1円から1円になっただけでもかなり収入が変わってきます。
今後の動画や通信技術はよくリサーチしておく必要があるでしょう。
その前に、YouTuberとしてデビューし、基盤を固めておくのが重要です。
釣りYouTubeの辛いところ
釣りブログより釣りYouTubeの方が稼げると解説しました。
それなら釣りYouTubeを始めようかな!
と思う方も多いでしょう。
先ほどの収入例ですがあくまでごく一部の話です。
全体的に釣り系YouTubeの再生数は少ないです。
5000回再生されれば割といい方です。
ではなぜ釣りYouTubeが伸びないか。
それは大手企業、釣り番組、大物YouTuberに比べて圧倒的にクオリティが低いためです。
企業や釣り番組、大物YouTuberは撮影班や編集班でしっかりとした動画を作成しています。
とにかく見やすいし見ていて楽しくなるような動画を量産しています。
しかし個人ではGoproなど自分視点の動画や固定位置からの動画などで雰囲気は伝わりますが決して見やすいものではありません。
さらに何もない時間、ヒットしていない時やリトリーブしている時間も多く、スキップされがちになります。
このレベルの競合も多いのでなかなか再生数を伸ばしにくいのが現状です。
マーケティングや解析をしてみるとわかると思いますが
例えば
「クロダイ」
というビッグワードでは上位に入ることが難しい。しかし
「クロダイ 横浜」
などピンポイントでは再生数を増やすことができます。
クロダイというキーワードでは全国からのアクセスが見込めますがクロダイ・横浜としたら横浜界隈の人しか集まりません。
編集が容易ではない
動画編集はかなり手間がかかります。
撮影以上に時間がかかるものでしょう。
その点ブログは写真と文章で構成されるので動画編集より早く、量産が可能です。
私の場合、3000字程度の記事を1つ書くのに2時間ほどかかります。
いや2時間しかかからないとも言えます。
動画の場合は、投稿してからミスに気がついた場合、編集ができないか再度アップロードする必要があります。
よくあるのが字幕の誤字。
ブログであれば数秒で修正することが可能です。
1動画あたりに使う時間、費用対効果を考えるとあまり優秀ではないような気がします。
先ほども書いたようにビッグワードで検索上位に狙う、再生数を伸ばすのであれば企業レベルのクオリティが必要となります。
固定カメラではなく、カメラマンを雇い、編集もしっかり行う。
金額にしたら結構な額になります。
ただし、うまく再生数が伸ばせればずっと稼ぎ続けれくれる動画にもなります。
再生数が多い動画のほとんどが三年前の投稿などです。
ということは視聴者はやはりフレッシュで最近のものを見たいと思っています。
古い動画を蹴散らす勢いで動画を投稿すれば独占することができます。
とは言え、なんども言うようにかなりのクオリティが必要です。
ブログの強みと厳しさ
釣りYouTubeに比べて実は釣りブログは少ないのです。
いや、正確には釣りブログは多いのですが収益化する競合が少ないです。
例えば釣りブログではAmebaなどのブログが多く、これらは収益化されていません。
釣りブログ
と検索すると独自ドメインではないブログが多くヒットするのではないでしょうか。
収益化しているブログが少ないと言うことは単純に競合が少ないので収益化しやすいと言うことになります。
しかし一般の釣りブログを覗くと競合はかなり強力です。
どうしても大手と戦わなくてはいけません。
例えば
・TSURI NEWSさん
・TSURI HACKさん
・釣報さん
などなど。皆さんもご存知の釣りに関するキュレーションサイトです。
釣りブログを運営する上で、これらの強力なサイトと検索順位を争うことになります。
大手メディアサイトは何人ものライターを雇い、毎日何記事も更新しています。
その時点で一個人のブログが勝つのは難しくなってきます。
これら競合に勝つには地道に毎日更新し、質の良い記事を書き続ける必要があるでしょう。
キュレーションサイトはまとめなどの記事が多く、自分で記事を作るならそれ以外のことをすれば必然的に検索順位をあげることができます。
例えば釣具のインプレッションもそうです。
釣りメディアでは言い方が少々悪いですが無難なことしかかけません。
ロッドの粘りがないとか、使いにくいなんて書けるはずがないのです。
ただ一個人のブログでは辛口評価も可能です。
こういった点で競合と差別化していく必要があります。
同じ土台ですが同じ戦法ではまず勝てません。
それかこっちもライターを雇って記事を量産すると言うてもあります。
ライターの相場は1記事あたり4000円2500文字くらいかと思います。
安すぎるとSEOなど抑えられない可能性があるのでおすすめしません。
YouTubeとの比較ですがブログの方が圧倒的なスピードがあり方向転換も容易であると言うことです。
編集は早い、誤字脱字でも即修正可能。
慣れれば1記事あたり1時間程度で作成できます。
ブログは更新が非常に楽で1日に何個も更新することができます。
とは言えSEO的観点からはそれなりに情報量の多い、質の良い記事を書く必要があります。
釣りブログを収益化する
以前釣りブログは稼げるのか。と言う記事を書きました。
釣りというワードに対して広告単価が低いのです。
ブログ収益の一つであるGoogleアドセンス。
平均的には1クリックあたり30円前後とされています。
ちなみにクリック率平均は1%。
100PVあたり30円程度になります。
ただ釣りというキーワードに対する単価は15円程度のことが多いのです。
どんなにアクセスを集めても単価が低く稼ぎにくいというのが現状です。
その補填としてはAmazonや楽天で商品を売ると言う手もあります。
売ると言うのは簡単ですがこれに特化して作ろうとすると必然的に先ほどの大手サイトと戦うことになります。
釣りブログで収益化を目指すならアドセンスをメインに、アマゾンやアフィリエイトで補填する方法がいいでしょう。
アクセス数を伸ばすには他のサイトと違った視点で書いたり、細かいキーワードで上位を狙う必要があります。
細かいキーワードで記事を積み重ねていけば後々ビッグワードでも上位に表示されるようになります。
まとめ
ざっくりとブログとYouTubeでの稼ぎ方の違い、戦略を説明しました。
どちらも有利な点があり欠点もあります。
両方やると言うのが一番いいと思いますがなかなか釣りに関してはそうはいかないでしょう。
ちなみにこのブログは平均月間PVは15万ほどです。
検索順位も10記事以上は1位を取っていますがそれでも15万PVです。
他の競合大手サイトは月間PVは100万ほどとかなりの差があります。
でも逆に100万PVほどしかないのです。
これはブログとしては射程圏内で今後生産する記事が上位になれば追いつく可能性があります。
大手サイトは常に弾切れ状態なのではっきりいって新しく「質の良い記事」が出てくる可能性は低いとみています。
この記事のようにブログとYouTubeどちらが稼げるか、なんて記事も出てこないでしょうし。
とにかく差別化を徹底すれば稼げるジャンルです。
クリック単価など低いことも問題ですがブームなどで上がる可能性もあります。
ブログやYouTubeと言うのは一種の投資です。
日々コツコツ積み上げていきましょう。