釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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うちの魚で考える!水温低下と活性について

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我が家では淡水魚を飼育しています。

高い観賞魚ではなく、ごくごく普通の魚たち。

 

・金魚(朱文金、コメット)

・銀鮒(ギンブナーズ)

・ドジョウ(リンちゃん)

・ヨシノボリ(黒い三連星)

 

と可愛い家族です。

今の水温は9度。ヒーターは入れていません。一年を通じて何となくわかってきたことを書きたいと思います。

 

適水温

金魚は10度を下回ると動きが鈍くなると言われています。

餌にも活発には反応せず、何となく目の前にきたものを食べる。メジナと一緒ですね。

 

ドジョウは金魚より低水温に強いとされています。水面に氷がはるような寒さの中でも大丈夫。というのは寒くなると土に潜るためです。ヨシノボリも同様に低水温でも生きていける魚ですが適水温は金魚に近いそう。

 

水温低下による活動変化

家にある水槽なので天候の影響を受けず、海のように潮流がある訳ではないので季節とともに徐々に下がり、また徐々に上がります。

今年に入り、雪から大寒波が到来してから10度を下回っています。

だんだんと活動が鈍くなってきた金魚、ドジョウ、ヨシノボリですが3日間ほど水温が安定(9度)すると・・・

 

普通に活動しています

 

なんか聞いてた話とも違いますが適応したということでしょう。

活発ではありませんが私が近づいた時にはメシくれアピールをしてくれます。

釣りに関しても同じことが言えます。死滅水温に近くなければ水温に慣れてきて活動できるということです。

 

ドジョウが面白い

ドジョウはずっとではありませんがたまに敷石に潜っています。

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この状態のところに餌が落ちてくると

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ちょっとだけ出てきて食べます。

 

本来は夜行性のため、夜には泳ぎ回っているのかもしれません。一昨年の秋、潜りやすいようにと石から砂へ変えたらフィルター詰まりや濁りがすごくて石に戻しました。

砂にしたところで潜らなかったという・・・潜りたい時には砂でも砂利でも潜るみたいです。

 

一番変化のない魚

一番変化のないのはヨシノボリでした。

強いて言えば友好的になったようです。

 

本来であれば縄張り意識が強い魚なので同士では喧嘩をします。

しかし最近では3匹いる黒い三連星は

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ジェットストリームアタックができるようになりました!笑

 

このまま餌を食べ始めます。重なり合っても特に暴れる訳でもなく。ナワバリはなくなったのでしょうか・・・この中にたまにドジョウが混じってます。

それも寒さから人間で言うところのおしくらまんじゅうをしているのか。

飼育の勧め

簡単に飼える訳ではありませんし飼育費用もそれなりにかかりますが家にいると癒されます。またこのように淡水魚ではありますが魚の生態を見ることができる利点があります。

金魚は人に慣れると言います。うちでも私が近寄ると餌投入ポイントへ近寄ってきます。

 

磯でもそうゆうところがありますね。エサ取りなどの小魚が活発なところでは人が立っただけで寄ってくる。

そこからわかることは魚から人が見えていると言うことです。ヒラスズキをやる場合、極力影が、気配が海へ映らないように気をつけています。

プロアングラーがヒラスズキをやる場合、派手なウェアを最近着ないのはそのためかも。

魚種にもよりますがそういった点も配慮すると釣果に恵まれるかもしれません。