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【徹底解説】PEラインとショックリーダーの結束方法|強度・簡単さ・実用性を比較!
今回は、釣りの基本中の基本でありながら、非常に奥が深いテーマ、
「PEラインとショックリーダーの結束方法」
についてご紹介します。
PEラインの性能を最大限に引き出すには、ショックリーダーとの結束が極めて重要です。
結束が弱いと、大物を掛けた瞬間にラインブレイクしたり、すっぽ抜けて魚を逃すなんてことも…。逆に、結束がしっかりしていれば、安心してやり取りできます。
今回は、代表的なノット+人気の派生ノットを5つ厳選し、
- それぞれの強度
- メリット・デメリット
- ラインの太さや材質との相性
まで詳しく解説していきます!
目次
FGノット
最も有名で使用率も高いノット。PEにリーダーを編み込む構造で、非常に高い強度を誇ります。
強度:90〜100%
特徴:
- 摩擦力が高くすっぽ抜けにくい
- 結び目が細く、ガイド抜け◎
- 飛距離・感度の低下が少ない
デメリット:
- 結び方にコツが必要、初心者には難しめ
- 現場での結束はやや不向き
焼きコブ問題:有無に関わらず、編み込みとハーフヒッチの精度が強度に直結します。
対応力:太糸〜細糸まで幅広く対応でき、汎用性は最高レベル
SCノット
FGノットの簡易版として登場した人気ノット。現場でも結びやすいのが特徴。
強度:約90〜95%(一部で75%という報告も)
メリット:
- FGより簡単
- 細糸でも扱いやすい
- ライトゲームやエギングに最適
デメリット:
- 締め込みが甘いと強度が大幅に低下
- 強度の安定感はFGやPRに劣る
初心者でも扱いやすく、実釣性能も十分!
PRノット
結束強度最強クラスのノット。専用道具「PRノッター」を使用します。
強度:90〜100%
特徴:
- 回転による安定した編み込み
- 抜け・切れに超強い
デメリット:
- 道具が必要
- 結びに時間がかかる
- 現場ではやや不便
おすすめの使用シーン:
- オフショアジギング
- 大物狙い
- 自宅でじっくり準備できる場合
対応力:フロロ・ナイロン両方OK。特に太糸との相性が抜群
トリプルエイトノット+ハーフヒッチ
簡単・早い・まあまあ強いノットの代表格。
強度:約80〜85%
構造:トリプルエイトで基本結束→ハーフヒッチで補強
メリット:
- 結びやすさ◎
- 初心者向け
- 現場でも手早く使える
デメリット:
- 結束部が太くなりやすい
- ガイド抜けに注意
備考:派生系が多く存在。ハーフヒッチの精度で強度が左右される
電車結び(ユニノット)
超シンプル!だけど強度は…?
強度:約70〜75%
メリット:
- 誰でも簡単に結べる
- 構造がシンプル
デメリット:
- PEとの相性が悪い
- すっぽ抜ける可能性大
注意点:PEとナイロン/フロロの組み合わせは太さが違いすぎると不安定
まとめ:自分に合ったノットの選び方
ここまで5種類のノットを紹介してきましたが、
「最強のノット」=「自分に最適なノット」ではありません!
選ぶ基準は以下の通り:
- 結びやすさ
- 使用するラインの太さや材質
- 釣りのスタイル(ライトゲーム、大物狙いなど)
- 現場 or 自宅で準備するのか
例:
- 現場で素早く対応したい人 → SCノット・トリプルエイトノット
- 強度優先・大物狙い → PRノット・FGノット
また、フロロやナイロンといったリーダーの材質によっても滑りや締め込み具合は異なります。
結び方を知ることで、釣りはもっと快適に、もっと楽しくなります!
ぜひ、あなたに合ったノットを見つけてみてください!