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簡単だけど弱い?強いけど難しい?PE×リーダーの結束法5つを徹底比較

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【徹底解説】PEラインとショックリーダーの結束方法|強度・簡単さ・実用性を比較!

今回は、釣りの基本中の基本でありながら、非常に奥が深いテーマ

「PEラインとショックリーダーの結束方法」

についてご紹介します。

PEラインの性能を最大限に引き出すには、ショックリーダーとの結束が極めて重要です。

結束が弱いと、大物を掛けた瞬間にラインブレイクしたり、すっぽ抜けて魚を逃すなんてことも…。逆に、結束がしっかりしていれば、安心してやり取りできます。

今回は、代表的なノット+人気の派生ノットを5つ厳選し、

  • それぞれの強度
  • メリット・デメリット
  • ラインの太さや材質との相性

まで詳しく解説していきます!


目次

  1. FGノット
  2. SCノット
  3. PRノット
  4. トリプルエイトノット+ハーフヒッチ
  5. 電車結び
  6. まとめ:自分に合ったノットの選び方

FGノット

最も有名で使用率も高いノット。PEにリーダーを編み込む構造で、非常に高い強度を誇ります。

強度:90〜100%

特徴:

  • 摩擦力が高くすっぽ抜けにくい
  • 結び目が細く、ガイド抜け◎
  • 飛距離・感度の低下が少ない

デメリット:

  • 結び方にコツが必要、初心者には難しめ
  • 現場での結束はやや不向き

焼きコブ問題:有無に関わらず、編み込みとハーフヒッチの精度が強度に直結します。

対応力:太糸〜細糸まで幅広く対応でき、汎用性は最高レベル


SCノット

FGノットの簡易版として登場した人気ノット。現場でも結びやすいのが特徴。

強度:約90〜95%(一部で75%という報告も)

メリット:

  • FGより簡単
  • 細糸でも扱いやすい
  • ライトゲームやエギングに最適

デメリット:

  • 締め込みが甘いと強度が大幅に低下
  • 強度の安定感はFGやPRに劣る

初心者でも扱いやすく、実釣性能も十分!


PRノット

結束強度最強クラスのノット。専用道具「PRノッター」を使用します。

強度:90〜100%

特徴:

  • 回転による安定した編み込み
  • 抜け・切れに超強い

デメリット:

  • 道具が必要
  • 結びに時間がかかる
  • 現場ではやや不便

おすすめの使用シーン:

  • オフショアジギング
  • 大物狙い
  • 自宅でじっくり準備できる場合

対応力:フロロ・ナイロン両方OK。特に太糸との相性が抜群


トリプルエイトノット+ハーフヒッチ

簡単・早い・まあまあ強いノットの代表格。

強度:約80〜85%

構造:トリプルエイトで基本結束→ハーフヒッチで補強

メリット:

  • 結びやすさ◎
  • 初心者向け
  • 現場でも手早く使える

デメリット:

  • 結束部が太くなりやすい
  • ガイド抜けに注意

備考:派生系が多く存在。ハーフヒッチの精度で強度が左右される


電車結び(ユニノット)

超シンプル!だけど強度は…?

強度:約70〜75%

メリット:

  • 誰でも簡単に結べる
  • 構造がシンプル

デメリット:

  • PEとの相性が悪い
  • すっぽ抜ける可能性大

注意点:PEとナイロン/フロロの組み合わせは太さが違いすぎると不安定


まとめ:自分に合ったノットの選び方

ここまで5種類のノットを紹介してきましたが、

「最強のノット」=「自分に最適なノット」ではありません!

選ぶ基準は以下の通り:

  • 結びやすさ
  • 使用するラインの太さや材質
  • 釣りのスタイル(ライトゲーム、大物狙いなど)
  • 現場 or 自宅で準備するのか

例:

  • 現場で素早く対応したい人 → SCノット・トリプルエイトノット
  • 強度優先・大物狙い → PRノット・FGノット

また、フロロやナイロンといったリーダーの材質によっても滑りや締め込み具合は異なります。

結び方を知ることで、釣りはもっと快適に、もっと楽しくなります!

ぜひ、あなたに合ったノットを見つけてみてください!