釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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釣りで実際にあった事件

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釣りの最中に起こる事件、事故の多くは単独事故や天候によるものです。

 

しかし人と人との事件というのも存在します。

 

 

ちょっとした小競り合いから殺人事件に発展したものもあります。

近年においてはSNSでおもしろ動画として投稿すべく、イタズラというものもあります。

 

今回は釣りの最中に起こった事件についてご紹介いたします。

 

 

この記事の内容はYouTubeでもご覧いただけます。

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釣りで実際にあった事件



今回ご紹介する事件の対象は釣りに関連するものとします。

 

例えば釣り場ではないが、そこの釣り場へ行くために使用する道路や駐車場といった例もご紹介します。

 

 

 

ご紹介する事件でスッキリするものはなく、どれも後味の悪い、気分の悪くなるものとなっております。

グロい映像や表現は避けておりますがご視聴にあたり胸糞悪くなるかと思いますのでご注意ください。

 

 

 

窃盗

窃盗に関しては釣り場で一番起こる事件。

 

このあと続きます、物損、障害は実例は数が多すぎるので集約してご紹介いたします。

 

 

 

釣り場における窃盗は置き引きがほとんどです。

車上荒らしという手口もありますが多くの場合は置き引きとなっています。

 

 

この置き引きですが場所取り用で荷物を単独で置きっぱなしにした、

荷物を置いたまま一瞬トイレに行った瞬間にパクられることもありますが

実は釣りをしている後ろに置いておいた荷物をパクるというのが多くなっています。

 

 

釣りをする上でほとんどの場合が水辺に近いのは自分

その後ろに荷物がきます。

 

釣りをしていて後ろを振り返るのはキャストしたりするときでほとんどが荷物に目を向けていません。

 

また釣具をパクる人は素人ではなく釣りに精通する人です。

 

となるといつキャストをするのか、仕掛けを回収するのかというのも見ており、

完璧なタイミングで接近して釣具をしれっとパクります。

 

 

他に釣り人がいても本人と同じように前を向いている

また釣り場で釣具を持ち上げる、持ち歩くというのは自然な行為。

 

近くの人が友人であれば気がつくかもしれませんが、他人からはなかなか気づきにくいものです。

 

 

 

そのパクった荷物ですが少し前までは某中古釣具店に売ったり、

ネットオークションやフリマサイトで売っていましたが現在ではSNSの拡散などでそれが難しくなりました。

 

 

ではどうするのか

 

それは自分のものと入れ替えて使用するということ。

 

例えば前作のステラを使っている窃盗犯がいたとします

そこに新型のステラをパクってきたとします。

 

そうしたら自分の前作のステラを手放し、パクってきたものを使います。

 

 

そうすると違った傷などがついたりすることで、また時間が経つことで周囲の注目が逸れて後々に売りやすくなるということです。

 

 

 

常習犯にもなると釣り場に通い、人を観察し、それを狙うということがとある事件の供述で明らかになりました。

その際、持ち主の特徴だけでなく車も把握しているそうです。

 

 

ロックオンされないように、というのは難しいですが十分ご注意ください。

 

 

物損

ものを壊してしまうケース。

 

一番多いのが置いてあるもの、特にロッドを踏んでしまった、蹴ってしまった。

 

これに近いものでキャスト時に他のロッドを引っ掛けてしまい、追ってしまったというもの。

 

 

 

物損というカテゴリーかちょっと悩みましたが場所取りしてあった荷物をイラっとして海に投げ込んで逃げるというのも一定数ある事件です。

 

 

 

 

道路、駐車場の出入り口封鎖

場所によっては駐車場が狭い、道が狭いというところも多いでしょう。

 

また混雑していて車の止め方をしっかりすれば入れるところですが止め方が悪く入れないということもあります。

 

 

こういった点でよくあるのが車が出せなくなるという問題。

 

入れなくなる場合は諦めて別のところに行く事ができますが車を入れて帰る時に出れないとなるとどうしようもありません。

 

 

 

完全に封鎖された、という事例は調べたところありませんが

軽自動車が通れる幅しか残っていなかった

 

ベタ付きされて車が出せなくなった

 

という事件が多くあります。

 

 

この場合、釣り場で声をかけていき封鎖している車の運転手の方を見つけて動かしてもらう必要があります。

 

そこの駐車場に車を停めているから基本的にはそこの釣り場にいるはずですが意外と見つからないというケースが多いです。

 

 

またそこから傷害事件に発展したという例もあります。

 

整備された駐車場ではないところも多くあります。

違法駐車も同じですが車もマナーを守りましょう。

 

 

 

傷害事件

ケンカもありますが釣具が起こした傷害事件が多くあります。

 

 

キャスト時の後方確認を怠り、通行人にルアーや針を引っ掛けてしまう。

遊泳者、サーファーにルアーを直撃させてしまう。

 

こういった事例は今も昔も多くある事件です。

 

サーファーと釣り人の場合

釣り人が悪いことになりますが、サーファーが無理やり釣り人の前に侵入してきたというケースもあります。

 

先行者優先というものはありますが釣り人側が凶器となる釣具を持ち、それを投げているので圧倒的に不利になってしまうでしょう。

 

 

これは誰でも加害者になる可能性があるので注意が必要です。

 

 

また船釣りにおいても同船者に怪我をさせてしまうということも多いです。

 

 

 

 

 

殺人未遂

某都道府県 Oでは釣り人が後ろから背中を押され、突き落とされる事件が起こりました。

 

釣れていますか、

と声をかけられ答えて視線を海にやった時に背中を押され海へ転落。

 

海面までの距離は1mだったため怪我もなく、自力で岸に上がる事ができました。

事件当時、満潮だったため水位が高いこともあり、すぐに上がる事ができた

もし海流に流されたり近くの消波ブロックに打ち付けられるようなら最悪亡くなっていたかもしれません。

 

 

同じエリアで同様の事件が起こっており、警察は殺人未遂事件として捜査。

 

 

そして警察は14歳未満の男子中学生4人を補導、うち3人を児童相談所に送致しました。

犯行の理由は 溺れている人を見て楽しもうと思った 

 

 

保険金殺人

保険金目当てに殺人が起こるというのは結構あります。

 

釣りを利用して起こったものがあるのでご紹介いたします。

 

 

某都道府県 T

約5000万円の保険目当てに殺害されました。

 

酒を飲み、釣りに行き、突き落として水難事故に見せようとしたこの事件。

 

結果的に突き落とされてしまった被害者は溺死してしまいました。

 

 

4人で釣りに来ていたが被害者の行方がわからなくなったと110番通報。

 

釣り糸が絡まったため3人は車に戻り、一人で釣りを続けていた被害者に電話をかけたが連絡が取れなかった。

海に落ちた音は聞いていない、と警察に説明していました。

 

その日雨の午後、転落した岸壁から40m離れた海底で遺体となって見つかりました。

 

 

加害者と被害者の関係は養子。

 

 

釣り堀 窃盗事件 従業員が犠牲に

この事件は釣り関連ですがちょっと異なるものです。

 

 

岐阜県土岐市にある釣り堀で窃盗事件が発生。

 

店内にある現金などが盗まれる被害に遭いました。

 

 

 

この事件のさらに悪質なのは釣り堀にいる魚

従業員とも言える魚が3000匹死亡。

 

原因は犯人が証拠を残さないように防犯カメラなどの電気を落とすべく、電気配線を切断したことでポンプが停止。

 

酸素が供給できなくなり3000匹の魚が死ぬことになりました。

 

現金やハードディスクが盗まれた事件ですが、釣り堀のメインキャストを殺されてしまい廃業となりそうでしたが現在は少しずつですが寄付などもあり再開できたそうです。

 

 

 

 

今回ご紹介した釣りにまつわる事件。

 

軽いものから重いものまで

いつ巻き込まれるかわかりません。

 

 

こういった事件があった、と知っていただき、予防効果に繋がれば幸いです。

 

釣りをする上で一生無縁であることを願っております。