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【知れば釣れる】ヒラスズキがつくサラシ・風・波の条件とは?

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ヒラスズキの生息域と好む環境

「海が荒れ、白波が立ち始めると… そこに現れる魚がいる。
その名は――ヒラスズキ。

ヒラスズキは、日本の太平洋側を中心に、外洋に面した磯やサーフに生息しています。
黒潮の影響を受ける地域に多く見られ、水温が比較的高いエリアを好む傾向があります。

地域によっては防波堤やテトラ帯にも生息。

ヒラスズキが好む環境

  • 波が強く荒れている場所
  • 白波が立つ=身を隠せる
  • 流されてくるベイトを狙える

※注意:荒れすぎると逆効果
荒れすぎると釣り人もヒラスズキも危険になります。
荒れすぎた日は、少し沖の安全な場所に避難していることも。


ヒラスズキの1日の行動パターン

  • 朝夕のマヅメ時に特に活発
  • 昼は磯際に潜み、餌待ち
  • 夜は回遊型になり、サラシがなくても釣れる

凪のときの動き:

  • 昼は沖にいて
  • 夜になると接岸
  • 朝に荒れれば、そのまま岸近くにとどまる

潮の動きにも敏感!
潮が止まる → 警戒心が強くなり、動きが鈍る
潮が動き始める → 活発化して捕食モードに!

釣りができるかできないかの境目がチャンス。


ヒラスズキの餌の種類

主なベイト:

  • カタクチイワシ
  • キビナゴ
  • アジ
  • ボラの幼魚
  • エビやカニなどの甲殻類

凪が続いた場合、腹の中は甲殻類だらけになることも。

視力が良いヒラスズキは、動くものに素早く反応
荒波の中でも獲物を捉え、一瞬の隙を突いて捕食!

サラシ内でルアーを見せるレンジが重要!
見えなければ釣れない
見えすぎても食わない


ヒラスズキがつく地形とサラシの条件

好む地形

  • 磯場、サーフ
  • シモリ根、スリット
  • 離岸流が発生するポイント

離岸流 + サラシ最高の捕食エリア!

実績がある地形:
滑り台のように傾斜している磯(ただし滑りやすいので注意!)


ヒラスズキがいるサラシの特徴

良いサラシの条件:

  • 広く・長く持続する
  • 常に発生している
  • 払い出す流れがある
  • 向きが沖へ流れている

悪いサラシ:断続的に消える、波が不規則


ヒラスズキはどれくらいの水深にいる?

浅い場所でもOK!
水深1m程度でも、波があれば出現します。

主な活動レンジ:

  • 表層〜3m前後
  • 状況により5m以上の深場にも

ブレイクライン・くぼみ・岩礁帯は狙い目!


ヒラスズキ釣りに適した風と波

理想の条件:

  • 風速:5m以上(予報アプリの違いに注意)
  • 波高:1m前後

この条件だとサラシが形成されやすく、活性が高まります。

逆に…
風2m以下・波が穏やかすぎる → 警戒心が高く、口を使わない


シケはじめと凪に向かうタイミング、どちらが良い?

最も期待できるのは、シケはじめ!

  • 波で海底がかき回される
  • ベイトが動き出す
  • ヒラスズキが捕食モードに!

風が吹き始めて数時間後の「うねり + サラシ」形成タイミングが狙い目!

凪に向かうと、徐々に活性は落ちていく傾向。


まとめ

今回はヒラスズキの生態について解説しました。

「釣り方編」も見たい方は、ぜひコメントで教えてください!