釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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サラシに入れるだけでヒラスズキが釣れるヘビーショットの使い方

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間もなくDUELから新しいルアーが発売となります。

 

ヘビーショット

65mm

85mmに新色追加です。

 

これはヒラスズキを釣る上での理想を叶えるルアー。

フラッシュブーストにも負けない、ヒラスズキ最強ルアーです。

 

使い方とその理由をご紹介します。

 

サラシに入れるだけでヒラスズキが釣れるヘビーショットの使い方

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まずヒラスズキを釣る上での条件があります。

たくさんありすぎてなかなか気難しい魚です。

 

その条件を一つずつ揃えていくと釣れるという流れになります。

 

その中でも難しいのがルアー操作です。

ヒラスズキはピンポイントを狙わなければいけません。

 

少しでも投下点、コースがズレると反応しません。

 

なのでルアーが狙ったところにスポスポ入る、キャストしやすいルアーである必要があります。

近年ではルアーの性能がかなり向上しており、投げやすくなっています。

 

ですがシステム(AR-Cやマグネットシステム)が搭載されているルアーでは風など急なアクシデントには対応できず、姿勢を崩したりしてちゃんと飛ばないことがあります。

そういう点ではメタルジグをはじめとする固定重心が扱いやすくなります。

 

ヘビーショットは固定重心のシンキングペンシルです。

 

次にルアーで必要とされる性能はサラシの滞在です。

 

ヒラスズキは場面によりますがルアーを見せてやる必要があります。

ただでさえ視認性の悪いサラシの中でどうやってルアーに反応させるか。

 

・サラシの中で派手に動き、目立つ

・可能な限り滞在して視認時間を伸ばす

 

サラシの中で派手に動かす場合はトゥイッチ、ジャークなどが有効です。

が、デメリットもあって動きが早いためサラシの滞在時間が短くなります。

 

またヒラスズキは結構ミスバイトが多いので動き回るルアーにしっかり食いつくか、怪しいものです。

なのでどちらかといえば滞在させて見せる方が効率が良くなってきます。

(見切られるリスクもあります)

 

 

サラシにルアー滞在させ、アピールするには

サラシにルアーを滞在させるのは簡単です。

サラシにキャストして放置すれば滞在します。

 

しかしそれではただ浮いている海藻や流木、ゴミと変わりません。

ルアーとしてアピールをして、サラシに滞在しなければならないのです。

 

このイメージが具現化したのがシマノ フラッシュブーストです。

ルアーが動かなくてもルアー内にある反射板がキラキラして常にアピールできるという画期的なものです。

 

私も発売当初シャローアサシンをサラシに入れてまるでウキのように放置したら爆釣しました。

ルアーが発する波動で魚を寄せることもありますが視覚的要素も非常に重要です。

 

なので仮にもルアーが動かなくても視覚的アピールがあれば釣ることが可能。

シマノの場合はフラッシュブーストだけではなく狂鱗もあり、とにかく視認性アピールに特化しています。

 

フラッシュブースト×狂鱗最強!

と思いますが欠点もあります。

それは後ほど。

 

サラシに滞在できないルアーとは

基本的にはルアーはサラシの中を泳げます。

 

どんなルアーでも波が立ってなければ泳ぎます。

 

しかし滞在させるとなるとまた別の話になってきます。

 

 

例えばメタルジグをレンジキープしてサラシに滞在できますか?

あの手この手を使えば無理ではないですが基本的には沈んでしまい根がかりするかもしれません。

XY軸は固定できてもZ軸は維持できません。

 

ではトップ系ルアー、ミノーはZ軸は固定できても横に流される

または引き波で引っ張られてルアーが暴れてしまい海面から飛び出てしまうこともあるでしょう。

 

これに関してはキャストするタイミングを調整すれば対応可能です。

 

シンペンはメタルジグ、ミノーなどの中間に位置するルアーです。

ほどほどな重さがあり、ほどほどに流される

固定重心のため強風下でもしっかり投げることができる。

狙ったところにスポスポ入ります。

 

ヒラスズキにおいてこれほどまでに使いやすいルアーはないといってもいいでしょう。

フラッシュブースト搭載ルアーのほとんどはミノーです。

なので操作にはそれなりに技術が必要となり、条件によっては使用できないという欠点があります。

 

 

ただ多くのシンキングペンシルは重さがあるので滞在、となると沈みすぎてしまうことが多かった。

かといって軽量なシンキングペンシル

矛盾してます笑

 

そこで今回発売となる

ヘビーショット65mmがちょうどいいのです。

 

ヘビーショット65の使い方

基本的には狙ったところにルアーを入れて放置。

ルアーの位置を確認しつつラインメンディングなどで維持します。

 

弱い流れでもふらふらと泳ぎます。

さらにヘビーショットは前進しながらローリングフォール

シミーフォールをします

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流されても沈んでも結果的にはアピールし続けてくれるルアーです。

 

もちろん潜りすぎることもあるので調整が必要です。

潜りすぎている場合は手元に強い引きを感じると思います。

 

ミノーの場合はぶりぶり泳いでアピールしてくれます。

シンペンはこれには勝てませんがふらふらやフォールといった別の特徴があります。

 

 

マイクロベイトパターンは勝ち確定

今日はマイクロベイトパターンか

無理だ

 

ということは以前まではよくあった話です。

 

ヘビーショット クリアーがあるともう勝ち確定パターンでしかありません。

クリアーからに関して私がずっと力説し、実証しているのでわかるかと思います。

 

青物においてもマイクロベイトパターンはよくあります。

そんな中でもモンスターショット クリアーは最強でした。

これをヘビーショットにもできたら・・・と思ったらヘビーショットにもクリアーがでた、というわけです。

ただし65mmと85mmだけです。

 

マイクロベイトパターンにクリアーが有効なのは光の反射にあります。

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クリアーはルアー内で乱反射します。

これはほぼフラッシュブーストと同じくらいの効果があります。

前後左右、上下からランダムな反射を引き起こします。

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しかもミノーのように流されることなく、フォールでも誘い続ける

キャストもしやすい

 

マイクロベイトパターンにクリアーが有効なのはなぜか

マイクロベイトは見たことがある方はわかると思いますが基本的に集合体です。

これがサラシの中にいると実態不明の集合体に見えます。

 

クリアーは光が乱反射することで実態不明の集合体と同じような光を放ちます。

ボディ内部にあるいくつかある構造体がさらにその光を拡散。

ランダムに反射することでマイクロベイトの集合体として見せることができます。

 

マイクロベイトが溜まっていてサラシができているならばクリアーを入れてじわじわと探っていけばヒラスズキが飛び出してきます。

 

マイクロベイトパターンは勝ちパターンになりました。

 

 

キビナゴカラーもなかなか、餌

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魚って透けている部分もありますよね。

 

今回クリアー同様、発売されるキビナゴ

背と腹が透明になっています。

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リアルカラータイプになります。

 

クリアー部分、メッキでこちらも視認性によるアピールが強いルアーとなっています。

 

ヘビーショットをおすすめする理由

・強風でもしっかり投げれる

・流されない

が程よく流される

 

・微妙な流れでもふらふら泳ぐ

・浮き出し、飛び出しにくい

・潜りすぎない、沈みにくい

・フォールでも誘う(ローリングフォール)

 

・クリアーはマイクロベイト攻略の要

・キビナゴはリアル餌カラー

 

間もなく発売となります。

この春の爆釣をお約束します。