こんにちは。
ご存知の方も多いと思いますが、今年に入り禁煙しております。
これまでバンドマン、職業柄タバコに憧れた若者だったんだと思ってます。
さて先日メンタリストDaiGoさんが書く
メンタリズム禁煙法
という本を発売されました。
当ブログで以前、ベストセラーにもなった
禁煙セラピー
を紹介しました。
これらの本を見て果たして禁煙を確実化することはできるのか。
個人的意見を踏まえて感想を書きたいと思います。
実践したいところですが今の所順調に禁煙中なのであくまで推定となることをご了承ください。
コンセプト
DaiGoさんは読書が趣味でこれまで出版された本でも確実なデータに基づき、それをメンタリズム(心理学)と組み合わせて書かれています。
そして心理学を主軸にしているため、本が読みやすい。
イメージとしては寄り添って誘導してくれている感じです。
たまに心を見透かしたような内容が次のページで出てきて思わず、ハッとします笑
今回の禁煙法は
・科学的エビデンス
・メタ分析
・メンタルテクニック
・行動療法
を用いて解説されています。
禁煙セラピーと似ているところもありますが・・・
まず禁煙セラピーの内容を簡単に言ってしまうと
・もう2度と吸わないと決意する
・ふさぎこまない。禁煙したことを喜ぶ。
という内容です。
この件に関してDaiGoさんは
禁煙する決意は必要であるが、タバコから解放されただけではちょっとしたきっかけで崩れる可能性がある、と指摘されています。
私の意見としては禁煙セラピーを読んだ上でメンタリズム禁煙法を読むと理解しやすいと思います。
というか比較検討し、理解が深まる感じです。
概要
全6章で構成されています。
まず本を開くと・・・
ここが最初の衝撃であり、不安にもなります。
とはいえ、ここまで断言していらっしゃるので相当な自信があるのでしょう。
禁煙セラピーもそうでしたがある程度理解したり、そもそも禁煙する気がない人には効きません。
私の父は禁煙外来で薬(チャンピックス)を飲んでいたにも関わらず、吸い続けてました笑
禁煙する気が無く、母に無理やり連れて行かれたようです。
父はその後、死の間際まで不自由な、弱った体でタバコを吸っていたので本当にやめる気もないしタバコが好きだったんでしょうね。
では本題です!
第1章 なぜあなたはタバコをやめられないのか?
タバコに関する誤解を説明しています。
一部引用すると
ニコチンの依存度はアルコールなどに比べて弱く、短期間なもの。
根性、精神力でやめようとしてはいけない。
この件については禁煙セラピーでも解説されています。
第2章 事前準備をする
当然、やめる決心をしてから周囲に禁煙すること宣言するなどの内容です。
この章からメンタリズムが絡み始めます。
また本書の使い方としていくつか紹介される方法を複数組み合わせることで禁煙に導くと書かれてます。
ここが禁煙セラピーや禁煙外来と違う点です。
第3章 科学的に正しい7つの禁煙法
ここでは実績が高いとされる禁煙法の紹介です。
主軸として
CDCクイックプラン
という実績の高い禁煙データ、方法が書かれています。
禁煙開始日はいつか
吸いたくなったらどうするか
薬物療法
などです。
第5章 禁煙成功を支える5つのメンタルテクニック
いよいよメンタリズム。
先ほどの禁煙法に補足してメンタリズムを使います。
この章では禁煙法時の思考を解説し、吸いたいと感じた時の考え方を書いています。
ちょっと話は逸れますがダイエットにも有効な方法です笑
また禁煙失敗の要因
一本だけからの禁煙崩壊・・・
どうにでもなれ効果
の回避方法。
これは結構あるのではないでしょうか。
いわゆる一本だけおばけってやつです。
禁煙セラピーでも似たようなことが書かれています。
一本吸って「まずい」ことを確認する。
そもそもタバコはまずい!初めて吸った時、むせて咳き込んだでしょう?
うまいなんて思う例はそうない。
第5章 大切な人を禁煙させたい人のための説得テクニック
自分が禁煙ではなく、他の人を禁煙させるにはどうしたらいいか。
という内容です。
タバコ臭いからやめてよ
とか命令形ではなく、提案する方法です。
ここでも心理学に基づく人間の思考が書かれています。
第6章 DaiGo式 禁煙プログラム
最後の締めくくりです。
ここまでの話を踏まえ、禁煙に導いてくれます。
禁煙開始日から90日目の小分けに分かれた対処法が書かれています。
感想
わかりやすく普段の生活に取り入れやすいかなと感じました。
禁煙セラピーはどちらかといえば自己催眠に近いところがあります。
なのであなたに合う、合わないというのはあると思います。
お勧めとしてはやはり両方の本を読んでみることです。
特に禁煙セラピーは中古本として安く売られてますし。
今後私も気を緩めず、継続していきたいと思います!
こちらの記事もよければどうぞ!
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