釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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大きいルアーと小さいルアー 釣れるのはどっち?

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今回は

大きいルアーと小さいルアー

 

どっちの方が釣れるのかというテーマで解説します。

 

この記事の内容はYouTubeにもあります。

https://youtu.be/vB78QHNufNQ

 

 

大きいルアーと小さいルアー釣れるのはどっち?



大きい、小さいの定義ですが

 

それぞれの釣り

例えばシーバスなら6cmのルアーと14cmのルアー

 

メバルだったら

3cmと6cm

 

といったそれぞれの魚種に対して大きい、小さいルアーかとします。

 

 

 

大きいルアー、小さいルアー

それぞれ強みと弱みがあります。

 

 

先にいうとどっちが釣れる

という答えはどっちも釣れる、です。

 

 

それぞれの特徴を踏まえた上でどのように使っていくのか、というのが大切になります。

 

 

それでは大きいルアーと小さいルアー

特徴をご紹介します。

 

 

大きいルアーの特徴

大きいルアーは何と言っても存在感があります。

 

つまりアピール力が小さいルアーに比べて圧倒的にあります。

 

 

 

アピール力がある、存在感がある

すなわち食ってくる!というわけではありません。

 

魚に存在を認識させることには強いです。

 

 

ベイトとの差別化という点でも効果を発揮することがあります。

 

例えば10cm程度のイワシの群れ。

そこに10cmのルアーを入れます。

 

そうなるとイワシの集団にルアーを擬態させることもできますが、埋もれてしまうこともあります。

 

また生きた魚にルアーは勝てませんので群の中にいると一際、異物に見えるかもしれません。

 

 

 

そこで大きいルアーを入れると目立ちますし、なんとなくお得、大盛りのように見える。

あれが一番でかい!うまそうだ!

 

と認識させることができるのが大きいルアーです。

 

 

 

ただし魚の気分によっては

 

ボリューム満点・・・今日はきついな

コッテリしたものよりさっぱりしたものが食べたい

 

イワシの中にサバが混じってるじゃないか・・・

 

 

という事情もあります。

 

 

ビッグベイトになってくると食べるという意識だけでなく

 

俺のナワバリで何してんだ!

ウルセェ!どつくぞ!

 

という意識もあります。

 

 

 

 

他には大きいルアーを使うとサイズがある程度絞れることがあります。

 

例えばよく釣れる状況ではあるがサイズが伸びない。

 

 

そういった時に大幅にルアーを大きくすると小型を除外し大型の魚に的を絞ることもできます。

でかい魚を狙うならでかい餌をつけろ、ということです。

 

 

乱舞している状態だと通用しないこともあります笑

 

 

小さいルアーの特徴

ルアーの前に大きい餌と小さい餌はどのように思われているのでしょうか。

 

 

これはあくまで人間が妄想した話なので実際の魚の気持ちではありません。

 

 

 

大きい餌というのは遊泳力があり、抵抗します。

なので捕食するにはそれなりの体力が必要になります。

 

しかし一匹食べれるとそれなりに腹を満たすことができます。

 

 

 

次に小さい餌

マイクロベイトをはじめ魚は小さくなれば遊泳力、泳ぐ速さが鈍くなってきます。

なので簡単に食べることができます。

 

 

しかし当然シラス一匹食べた程度では腹は満たされないので群れという単位で食べなければなりません。

 

 

大体はソロ活動ではないので見つければ一気に食うことが可能です。

 

 

 

人間で例えるなら

 

大きな餌はステーキ

ナイフでカットしてよく噛んで食べないといけませんが一度食べると腹持ちがいいです。

食べるためにはそれなりにお金(労力)が必要になります。

 

 

小さい餌はお米

一粒では物足りませんが一度にたくさん食べることで腹を満たすことができます。

 

ステーキに比べ安価(簡単)に手に入れることができます。

 

 

 

 

 

小さい餌をお米と言いましたが蕎麦やそうめんでもOKです。

 

 

 

 

小さいルアーというのはあまりやる気のない魚

口を使わない魚と言われるものに有効です。

 

 

夏バテですか?

そうめん食べますか?

 

みたいな感じと思ってください。

 

 

 

小さいルアーの致命的欠点としては

 

アピール力が弱いということ。

これはサイズが小さいので仕方がないです。

 

そのため小さい前提で使うルアーは

バイブレーションのように波動強めだったり、ブレードがついていたりします。

 

存在感で広範囲にアピールできる大きいルアーの対抗策として小さいルアーには波動を持たせています。

 

 

他にはルアーが小さいと魚に丸呑みされる可能性があるということ。

 

 

魚に丸呑みされると歯や口でラインが切れることがあります。

 

またリリースを考えている場合、口の中にルアーが入ってしまうと致命傷になることもあります。

 

 

 

大きいルアー、小さいルアーの使い分け

考え方はいろいろありますが私の使い分けについて紹介します。

 

 

 

まず初めに使うのはスタンダードなサイズを使います。

 

一番釣れる可能性が高いのがやはりスタンダードサイズです。

 

 

 

そこで反応しない場合、状況を把握します。

 

 

 

ベイトはいるのか

ベイトは大きいのか、小さいのか

これによっていろいろ考えてパターンをはめていきます。

 

 

ベイトがいなかった場合

確認できなかった場合

 

これは大きいルアーを使います。

 

 

大きいルアーに期待することは

飛距離が出ますので広範囲をサーチ。

 

でかいルアーを入れるとベイトがいた場合、びっくりして跳ねたりします。

それを確認します。

 

 

それでも何もなかった場合、でかいルアーのアピール力で魚を誘い出します。

 

これで近くに食う魚がいれば出てきます。

 

 

 

ベイトがいる場合

ベイトが大きい場合

 

その場合はそのベイトの動向に注目します。

 

 

ベイトが逃げ回っていたり跳ねている場合は何かしらがそのベイトを食べている可能性があります。

先ほどスタンダードなサイズのルアーを入れて反応しなかった

 

というのはベイトに紛れてルアーに気がついてもらえないとかルアーが異物だという考え方もできます。

 

そういった場合は大きいルアーで存在感をアピール。

 

 

イワシなどのベイトがいるのは見えるが慌てている気配がない場合は捕食する魚がいないか活動していない可能性があります。

こういった時に小さいルアーを入れると反応することがあります。

 

 

ベイトがいる

ベイトが小さい場合

マイクロベイトがいて、スタンダードなルアーを入れて反応がない場合

 

今は大きいものを食べる気分ではない可能性があります。

 

 

サイズの限界はありますがそこは一口サイズ、楽して食べれる小さめのルアーをご提案。

 

控えめなアプローチが良いかもしれません。

 

 

 

逆のパターンも実はあってマイクロベイトは食う気がない。

そこにでかいのきたら「それ待ってたんだよ!」ということもあります。

 

なので一応大きいルアーも試しましょう。

 

 

 

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