釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【がまかつ】ラグゼ チータ R3 110MH インプレ

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この記事ではがまかつのルアーブランド

ラグゼ luxxe

 

その中のシーバスロッド

チータR3のインプレをご紹介します。

 

 

【がまかつ】ラグゼ チータ R3 110MH インプレ

 

価格帯的にシマノと比較するとエクスセンスジェノス、ダイワならモアザン(またはラブラックス)といったフラグシップモデルに該当するチータR3。

 

正確にはこれらより若干安くなっています。

なのでスペック・・・性能は最高レベルのものとなっています。

 

 

このクラスのロッドになってくるとそれぞれのメーカー、機種の癖がすごい出てきており、使い手に合う合わないというのが出てきます。

 

入門ロッドであれば各メーカー大体同じような感じ。

言い換えればそのコストだと同じようなロッドしかできないとも言えます。

 

 

なので高いロッドを買えば安心

最高!と言い切ることができず、買い物失敗となるケースもあります。

 

 

 

この記事ではどんな人がチータR3を使うべきか、求めているのかというのがわかるように作成いたします。

 

 

チータR3の特徴

https://luxxe.jp/products/24576/

 

 

チータR3最大の特徴

 

それは自重

 

 

 

今回ご紹介している

110MH

 

これをシマノ エクスセンスジェノス

ダイワ ラブラックス

 

11ft MHクラスと比較してみると

 

 

チータR3 110MH

175g

 

 

エクスセンスジェノス 110MH

200g

 

ラブラックス AGS 110MH-3

180g

 

 

となっています。

ラブラックスに関しては110Mと110MHは3ピースロッドなのでそれはそれですごいロッドです。

 

 

 

 

軽さ=正義

というわけではありませんが軽いロッド好き

軽いリールと合わせる方にはぴったりなロッドと言えます。

 

 

ロッドの粘り

フカセ釣りでがまかつロッドを使っていた方はわかるかと思いますががまかつのロッドは粘りがあります。

 

それがラグゼでも発揮されています。

 

 

 

まずキャスト時。

 

ヒラスズキをやる場合、向かい風爆風ということが多くあります。

 

 

そうすると思うようにロッドが振れない、振り抜けないことがあります。

 

そしてルアーがしっかり飛ばすことができず、弾き返されるようになり、狙ったコースに入らない。

 

 

 

チータR3で投げてみるとロッドが振り抜けない?というか柔らかいと感じて振り抜けないことに気が付きます。

 

 

極端にいうと手首は振り抜いているのにルアー、ティップはまだ後方にあるのです。

 

 

 

まるで柔らかすぎるロッドのようにロッドが曲がりすぎる。

 

最初はだらしない、ハリのないロッドと思う方も多いでしょう。

しかしここからがすごい!!

 

 

最小限の力でロッドが一気に復元。

シュパーン!!!!と戻り、ルアーがスコーン!!!と飛んでいくのです。

 

 

 

キャスト時に発生する時差。

粘りがすごい。

 

 

この粘りによって爆風でも力むことなく投げることができます。

 

 

 

風を切り裂いて投げる、投げられるロッドはどうしても腕力、スイング速度が必要となります。

 

 

しかしこのチータR3はいって仕舞えば手首を返すだけ、ロッドを曲げてあげるだけでオートマチックでルアーが飛んでいきます。

 

 

これはオーバーヘッドだけではなくサイドキャストはフリップキャスト、バックハンドキャストでも発生します。

 

多様なキャストを求められるヒラスズキゲームにおいては最強のロッドであると言えます。

 

 

 

 

 

復元力で魚を抑え、浮かせる

粘りっこいロッドということで魚とのやり取りはどうか。

 

いうまでもなく硬いロッドは弾いたり、バラしやすくなります。

柔らかいロッドはかかりやすく、バラしにくくなります。

が、魚が上がってこなかったり抜き上げられなかったりと問題もあります。

 

 

 

チータR3は無理のない範囲で魚を制御。

特にヒット時は適度な入り込みでしっかりバイトを拾います。

 

 

そして先ほど紹介したように復元力があるためオートで魚を浮かせます。

突っ込まれたらその分また復元して浮かせます。

 

魚もエンドレスに荷重をかけ続けられるわけではないので突っ込むのに限度はあります。

 

 

この際、魚の突っ込みだけで浮かせることももちろん可能ですがアングラー側でロッドを立てる、曲げるといった行為をすればそれに対しても復元しますので早くなります。

 

もちろんラインが切れないドラグ設定が必須となります。

 

 

 

 

抜き上げる際も同様にロッドが折れない角度で曲げてあげれば相当でかい魚でない限り、簡単に抜くことができます。

 

 

 

 

 

とりあえず、この一本でヒラスズキ、シーバス、中型の青物まで獲ることができるでしょう。

 

 

 

 

欠点

チータR3 110MH

 

適合ラインMAX PE2号となっています。

 

 

ガイド径が小さいためPE2号に40lbsのリーダーをFGノットで入れるとトップガイドに引っかかることがあります。

 

 

ガイドに入らないというわけではなく、入れるときの角度によってです。

 

ここが少し難点かもしれません。

 

 

 

 

 

このロッドが向かない人

 

軽いタックルがあまり好きではない人

リールも例えばSWシリーズを使っている人には向きません。

 

 

またシャッキシャキのロッドが好みの方にもチータR3は柔らかすぎる、と感じると思います。

 

 

 

 

 

まとめ



総合的には満足度が高いロッドです。

迷ったらこのロッドでいいと思っています。

 

軽量タックル、シーバスタックルでのリールの兼用を考えるとゴツすぎず、バランスのいいロッドではないでしょうか。

 

 

 

ラグゼのロッドはかなり人気で入手困難な時期があるのでご注意ください。