釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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モンスターショットのサイズの使い分け方

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この記事ではモンスターショットのサイズの使い分けについて解説します。

 

先日YouTubeにも同じテーマの動画を公開していますので合わせてご覧ください。

 

 

 

モンスターショットのサイズの使い分け方

モンスターショットのサイズは4種類

 

80mm 30g

95mm 40g

110mm 50g

125mm 60g

 

これらはフック、リングを含んだ総重量です。

 

フックを変えた場合は上の重さにならない場合があります。

(多少はアクションや飛距離に影響はありません)

 

80mm 30gと95mm 40gではヒラメ限定カラーがあります。

110mm 50gと125mm 60gでは青物限定カラーがあります。

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https://www.duel.co.jp/products/hc_monster_shot

 

 

モンスターショットのサイズの選び方

 

いろいろな要素があるかと思います。

 

 

 

 

まずモンスターショットの一番の特徴、強みは何か。

 

それは圧倒的な飛距離です。

 

青物やヒラメと言った釣りにおいては

 

飛距離が出る=チャンスが増える

 

なので飛ぶルアーの方が圧倒的に有利になります。

 

 

 

これは単純に飛んだ分だけ探れる範囲が増えるから魚との遭遇率も上がるといったところです。

 

 

なのでまずサイズを選ぶ際に基準となるのは

 

今使っているタックルで一番飛ぶのはどのサイズなのか

 

 

ベイトのサイズとかアクションとか一旦おいといて、まずは飛ばしましょう。

 

そのためにどのサイズがいいのか、というのがざっくりですが公式を作ってみました。

 

 

使用しているタックルで一番飛ぶのはどのサイズ?

無風、または追い風で不利じゃない状態という前提です。

 

 

基本的には

 

ロッドの適合ウェイトMAX(g)- 15g

これがかなり投げやすく飛びます。

 

メーカーによって、また調子によって若干異なりますが大体このパターンで行けるはずです。

 

 

 

一例ですが適合ウェイトMAXが45gだった場合

 

45g-15g=30g

 

となるので80mm 30gのモンスターショットがそのロッドに合います。

 

 

適合ウェイトMAXが56gだった場合

 

56g-15g=41g

 

四捨五入して40g

 

なので95mm 40gがフィットします。

 

 

 

 

これはシーバスロッド、サーフロッド、青物ロッド

全てで使える計算です。

 

 

ラインの太さによっても飛距離が変わりますが振り抜きやすさとロッドの反発はこれ!

 

 

 

 

適合ウェイトギリギリ

例えばMAX 50gだった時110mm 50gでは

 

これも普通に投げられますが95mm 40gに比べたらロッドにルアーがしっかり乗るので振り抜きにくくなってきます。

 

 

適合ウェイトMAXより上ではさらに重さを感じると思います。

 

ちなみに適合ウェイトMAXを超えたらロッドは折れるのか?

という問題については

 

 

一発で折れることはないが保証はできない。

 

あとは明らかにロッドが反発しない感じになるので投げにくい、飛ばないと感じると思います。

 

 

 

 

 

ロッドの適合ウェイトがMAXだけでなく最小も書いている場合。

 

40g〜100g

40gを下回るとロッドの反発が効かないので素振りしているような感覚になります。

 

なので結果的には飛びません。

 

 

 

同じ重さでもロッドの強さによって距離が異なる

95mm 40g

 

 

これを10ft のロッド

MとMHで投げた場合

 

どっちが飛ぶでしょう。

 

 

 

正解はMH

 

 

 

80mm 30g

これは同じようにMとMHで投げた場合はMの方が飛びます。

 

 

重ければ飛ぶ、というわけではなくロッドがいかに働くかという点が重要になってきます。

 

サイズを変えないといけない場合

これまで紹介してきた内容は

 

使っているタックルで一番飛距離が出るのはどのサイズか

 

ということです。

 

 

 

常にこのサイズがベストというわけではありません。

状況によってサイズを変えないと釣りにくいということがあります。

 

 

 

例えば

・横風

・向かい風

 

しっかりとモンスターショットが飛ばない場合はワンサイズあげることで少しは改善されます。

 

 

・流れが強い

・深い

これでボトムが取れない場合はサイズをあげる必要があります。

 

 

 

他にはベイトサイズに合わせるという必要もあるかもしれません。

 

 

 

なので適合ウェイトMAX - 15gが常に最適とは限りません。

 

 

 

サイズに迷ったらまずは-15gでお試しください。

 

 

 

この記事の内容は動画でも解説しています。