釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

横浜・三浦と神奈川を中心に旬の釣り情報をご紹介!磯釣り、青物、シーバスや釣り製品のことならお任せ!

【インプレ】21グラップラーBBタイプJ S60-3 東京湾青物ジギング

スポンサーリンク

今年の2月に発売された新製グラップラーBBシリーズ。

これまでグラップラーBBはライトジギングモデルしかありませんでした。

 

21グラップラーBBでは本家無印グラップラー同様にタイプ分けがされました。
・タイプJ

・タイプLJ

・タイプスローJ

・タイプC

 

今回はタイプJ S60-3の使用感について書きます。

 

【インプレ】21グラップラーBBタイプJ S60-3 東京湾青物ジギング

f:id:kyoya7zon:20210823094435j:plain

 

21グラップラーBB タイプJ S60-3

基本スペック

 

長さ 6ft (1.83m)

継数 2本 グリップジョイント

仕舞寸法 132.6

自重 172g

先径 2.2

ジグ MAX180g

適合PEライン MAX 3

最大ドラグ 6kg

最大ドラグ角度 45度

グリップライプ ストレート

リールシート位置 465mm

リールシートタイプ UPLOCK

カーボン含有率 92.9%

定価 18,200円

 

ハイパワーX

ロングフロンドグリップ(スピニングとB56-6)

ラバーギンバル

 

ジグの重さと水深

 

3号タックルと言われるサイズ。

水深は80mくらいまで

青物10gまで対応できます。

 

対応する水深ですがこれはジグのMAXからなんとなく算出できます。

 

選ぶべきメタルジグの重さとは水深の2倍くらいと言われています。

80×2=160g

80mだったら160g

 

激流だったりしてボトムを取れない場合は重くする

食いが渋かったり、流れていなくで高速でボトムにジグが刺さる場合は軽くする

 

必ずしも2倍というわけではありません。

 

 

しゃくったり、操作に関して

21グラップラーBB

比較的軽いので長時間しゃくるには悪くないと思います。

 

今回はツインパワーXD 4000番と合わせてみました。

実際はS60-3は6000番が一番バランスがいいかと思います。

 

ダメなロッドにあるのが

・ロッドがバインバインする

ジギングロッドにかきらずショア、オフショアとキャスティングするロッドでバインバインしなるロッドがあります。

 

復元力が弱く、衝撃を加えるとしばらくロッドが振動するということです。

 

いいロッドというのはシャキッとしていて振った後に瞬時にピンと一直線に戻ります。

手にかかる負担も少なくなり、キャストであれば飛距離に影響が出ません。

ジギングなら跳ね上げた、または一瞬フォールするジグに影響を与えません。

 

ジギングのしゃくりは上、下げの一回一回が超重要です。

ロッドがしゃくる都度バインバインしてたら本来のジグの性能を発揮できなくなります。

 

 

 

 

今回の21グラップラーBBはそういった点は問題ありません。

復元力も備わっており、ストレスなくしゃくり続けられます。

 

とはいえBB。
オシアジガー、ゲームタイプJと比較すれば劣ります。

 

スパイラルXコアが入ってるとシャキッとしたロッドです。

 

 

ファイト

今回はワラサ5kgクラスをかけることができました。

 

曲がりも非常に綺麗です。

f:id:kyoya7zon:20210823100947j:plain

魚に無理なテンションをかけることなく、プレッシャーをかけ続けることができます。

 

ただし、魚を浮かせる力は弱いです。

 

いいロッドだと持っているだけで魚が浮いてきます。

これは高負荷でもロッドの復元力で魚が浮いてきます。

 

本当にすごいロッドはロッドが勝手に仕事するので持っているだけで浮いてくるのです。

 

このグラップラーBBはそこまでの性能はありません。
BBですので想定の範囲内です。

 

 

ドラグ設定5kgでロッドをしっかり曲げたファイト、ポンピングでちゃんと寄せることは可能です。

ドラグをガチガチにロックした状態で何本かワラサをキャッチしましたが伸されることはありませんでした。

(フルロックはラインブレイクの可能性、アングラー側にかかる負担がでかいです。

転落注意)

 

f:id:kyoya7zon:20210823101407j:plain

 

東京湾のワラサ

朝から反応はあるものの食わない時間が続きました。

たまにサワラが跳ねていて船中でサワラが釣れる。

 

潮止まりから上潮が入った途端に食いはじめました。

ボトム付近、フォールや巻き上げ、巻き上げからの1しゃくり目でヒット。

 

濁りがきついのでジグのカラーに左右される様子。

ジグのカラーに迷ったらシルバーをお勧めします。

セオリーというか基本みたいなカラーです。

 

f:id:kyoya7zon:20210823102013j:plain


最大5kgで数本ワラサをキャッチ。

 

イナダクラスがいないので数釣りというわけにはいきませんでした。

潮が動いたタイミングで適切なカラー、重さ、アクションができれば食わせられそうです。

 

イージーな感じではないです。

 

食い方的にはジグの横から当たるのでテールフックは不要でした。

フォールで当たりが多い、食いが浅い場合はテールフックがあったほうがいいです。

 

私は基本的にはショアもオフショアもテールはつけません。
根がかりしたり、テーリング、エビになるので予防として。

 

あるとすればテールフックを付けない代わりに段差ロングアシストフックを使うことがあります。

f:id:kyoya7zon:20210823102518j:plain

売ってないので自作しないといけません。

 

 

 

東京湾の青物ジギング船はまだ出ているところが少ないです。

秋には本格化して色々なところから出船するでしょう。

 

都会のど真ん中でデカいの狙える釣りです。

ぜひ挑戦してみてください!

 

 

今回メインで使用してたメタルジグはこちら。

 

色味がいいのか、それともリアルだからいいのか。

ジグパラはクセがなくて使いやすい。

価格も安いのでお勧めです!。 

21グラップラーBB タイプJ