こんにちは。
世界終末時計はご存知ですか?
人類が絶滅するまでの時間を比喩表現した時計です。核実験や大気汚染が深刻になるとその時計の残り時間が短くなります。今はたしか2分くらいだったかな?
さて本題に入りましょう。釣りはずっと出来ると思いますか?釣りって人にとってなんでしょうか。趣味の一つ?生活の一部・・・違う
釣りは人の歴史である
いきなりデカイこと言ってきたな??とお思いでしょうが本当にそうなんですよ!釣りバリって昔から今の形ですよね。魚を獲ること、釣ることは人類繁栄の礎でもあるんです。歴史の教科書にも載っているくらいです。それだけ釣りというのは今の人間を支えているのか。
流行り廃りではないんですね。
釣りという文化
社会を形成していく上で流行というものがあります。最近だとハンドスピナーが流行ったりしました。10年後にはハイパーお手玉とか出てくるかもしれませんよ。ベーゴマがベイブレードになるくらいですからね。
これらの玩具も今は所詮流行り物。しかし100年、1000年と姿形を変えながら定期的に流行していくと文化になります。釣りがまさしくそれ。
釣りにも流行があります。今はちょっと減退期かもしれないですね。直近のブームはミラクルジムこと村田基さんが一線で活躍していたバス釣りブーム。この時は社会現象と言えるほど釣りが流行っていました。
たとえ流行り廃りがあったところで、釣り人口は一定数確保されていますね。これが確保できていないと釣り産業は成り立たないわけです。釣りビジョンといった専用チャンネルだって需要がなくなってしまう。普遍的、消えることなきアクティビティの釣りですが細かく考えると・・・消えるかもしれません。
釣りが消える理由
なんで消えるのか?なんとなくお分かりの方もいるのではないでしょうか。ゴミ問題、マナーなどなど色々ありますね。これが全て繋がっていくと釣りというものはほぼ間違いなく荒廃の一途を辿ります。
たとえばドアの開け閉めで家を倒壊させることは可能ですか?
答えは可能です。
現実的には無理に近いですが理論的には可能です。建物は一定周期で揺れています。この周期を倍にさせるよう、ドアを開け閉めするのです。ブランコに乗っている人の背中を押すイメージ。こうすることで建物の揺れが一周んで2倍3倍となり倒壊するまでの揺れを引き起こします。これは大学で習ったんですが一番衝撃的でしたね。マジかよ!って。
さて、このように小さい要因でも少しずつ重なることで崩壊へ導くことができます。
直近で考えられる内容は
・釣り禁止の場所が急増
・釣り船業界のサービス
・釣り人増加に伴い資源減少
上げれば色々考えられます。いくつか考えてみます。
釣り場激減
何回か書いているように近年釣り場は減っています。いや急速に激減しているといったほうが良いでしょう。理由は様々ですが釣り人のマナーが主な原因です。
ゴミという気軽で小規模な存在が大きな問題を引き起こします。
小は大をかねる
ちりも積もれば山となる
ゴミをポイ捨てするのと、ガソリン缶を海に捨てるのどちらに抵抗がありますか?おそらくガソリン缶を捨てることは抵抗があるでしょう。でもポイ捨てくらいなら、自分ひとりならと思うことで現在のゴミ問題が発生しています。
些細なものほど一人くらい、みんなもやっているという真理を招きその結果問題になっているわけです。
さてゴミ問題の理屈は一旦置いといて釣り場がなくなっていくと釣りをしたい人はどうなるでしょう?
これらを管理する施設が釣堀、海釣り施設です。お金を払うことで釣りができる。お金をいただくことでゴミの管理も出来る。いろいろメリットデメリットがあると思います。それでは今市販されている釣り場ガイド、磯や堤防、河口が載っているかと思います。これらすべてのポイントを有料化されたらゴミ問題はおそらく解決すると思います。だって誰かが清掃管理するんですから。整備や人件費は凄く掛かる、ということはその釣り場で釣りをするとなると結構かかるとおもいます。またランガンなんてした日には管理区を越えたらお金がかかるのでかなり裕福な釣りになってしまいますね。
と考えられる問題と、実用性のない解決案を書きました。
釣り場が有料化した場合、または釣り禁止によって釣り場が減少した場合どうなるか。
釣り船に行く人が一定数増えます。またこれから釣りを始めよう!と思った人。今何から手をつけるかな・・・ちょい投げやサビキかなと考えてみます。
でも釣り場がないのではやりようがない。とすれば釣り船で釣りを始めてみる方が一定数いらっしゃると思います。でもここにも問題が・・・
釣り船のあり方
最近ふとした話を耳にしました。
釣り船によっては電話応対、乗船時の対応で非常に不快な思いをする。
言われてみると予約の電話してもサービス精神はないですよね。ディーラーだったら絶対車買ってもらえませんよ。でも釣り船乗るでしょ?
なぜか?それはそういった対応をする業種として認知しているからです。屋台で購入するとき、高級レストランのコンシェルジュ対応を期待しませんよね。それはオーバースペックとも言える対応です。釣り船も同じことが言えます。
ご存知の通り、先日仕立船を企画させていただきました。その時も言われてみれば船宿の応対に?やイラっとしたのは確かです。でもそんなもんじゃないか?というのが釣り人。
でも釣りをしたことがない人を集客するとすればしっかりとした応対が必要になります。金額的に一回5000円は超えます。一般的には高級サービス業に部類します。(船の維持費とかかかるので利率が高いわけではない)
でもファストフード店や居酒屋の方が丁寧に接してくれるとなれば普通の人はもう二度釣り船に乗らない可能性があります。
これが事実なんです。
私のツイッターをご覧になっている方はご存知かと思いますがアンケートを取りました。結果は7割以上が不快な思いをしたことがある、でした。
人によって不快は違いますが一定ラインを超えたことがあるとしましょう。近年多様化する社会ですが、なぜか釣り業界は進化しません。製品は進化するけども。。。
ここから進化してサービス業として認識するのか、それとも風情として残るのかは今後の人の感じ方です。
風情として社会から認識できない場合は廃れるのは当たり前のことです。
とある関係者の方に伺ったところ、業界として警鐘を鳴らしているとおっしゃっていました。
嫌なら釣り船乗らなきゃいい、釣り人口増えなくていい
と釣り人は思うかもしれない。
しかしそうやって釣り人が減少すると釣具は売ってないし・・・喫煙者と一緒。
喫煙所ないしタバコ吸えるところないじゃんか!!!という事態になります。
釣り船から考えてみればどうでしょうか。
大半の釣り船の、要は口が悪いだ乱暴だと言うのは周知されているわけです。それでもお客がいるのは釣りが楽しいから・・・または風情としてその乱暴さを一つのパフォーマンスとしているかではないでしょうか。パフォーマンスと仮定すればそれを礼儀正しくしてしまうと「らしさ」と言うものが足りなくなりますね。
例えばお客様が危険な時に
危ない!と言ったら乱暴として不快な扱いを受けた。と言いました。
ではその一瞬で
お客様、大変危険ですので・・・とか言ってる間に事故が起きますね。
このようにも考えられるわけです。これは鉄道やバスなどの業界で実際にあるクレームです。命には変えられないよね?という話ですが文句を言うのは生きてる証拠、よかったね!!
客、釣り船側の観点を少し述べてみました。
立証には反証が必要なように、互いの点から考えてみる必要があります。
私が書いた文章はどちらかに寄っているかもしれないし、読み手の受け取り方でどうとでも見えるわけです。
客が変わるべきか、釣り船が変わるべきか・・・正解というのは流行を探るようなものなので大変難しいかと思います。
今後の見通し
釣り場のポイ捨てゴミ問題から始まり、釣り船の対応についてまで仮説として一連の流れを書きました。
風が吹けば桶屋が儲かる
じゃないですが関係なさそうなところで問題が起こると他方にも広がり別の問題が出てくるものです。
ひとりひとりを見直そう
確かにその通り、自己意識改革からすべてに繋がると思います。一番手っ取り早いのは一致団結ということでもあります。仲間同士なら気兼ねなく楽しめる、気軽に聞けるから釣りもうまくなる。仲間がいるということはすばらしい事です。
俺はこのブログやツイッター、釣り場を通じて多くの人と出会うことができました。釣りを通じて。今後多くの人とも繋がり、意見交換をしていきたいと思っています。
過去にも募集しましたがずっと継続しています。
仲間求む!近々釣り人が集まるコミュニティを計画しています。ネット上ではなく、実際に集う会。お楽しみに。
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