こんにちは。
今回はロッドではなく玉の柄の修理方法について書きたいと思います。
破損することもあまりないですが、実際は波に揉まれたり魚が重すぎたりして折れたりします。
私がやらかしたのはネットインをした後に手前の波に揉まれ折れた、割れたケース。
物によっては買い換えるか購入店で修理依頼をすることになります。
今回は自分で修理する場合のやり方を簡単にご説明いたします。
カーボンシャフトの折れ方
中空なので折れるというよりも竹のように割れることが多い。
ロッドですと細いため折れてしまいますが玉の柄のように太いものは割れるので海へ先端を落とすことが少なくなるかもしれません。
こうゆう状態
ちなみにこの玉の柄は釣具のポイントの商品
値段の割にハリもありいいです。強いて言えばちょっと重たい太いくらいです。
折れた箇所を切り取る
折れた、割れた箇所を切ります。
もし先端まで到達している場合はジョイントのみ活かします。
先に言っておきますがセルフ修理では切り取ってしまうので元より短くなります。
割れた箇所を覗くとこうなります。
切るときはのこぎりや糸鋸で周りを切るイメージ。
木を切る感覚でバリバリ行くと切り口からの割れを誘発します。
表面を撫でるように切って行きます。切り口も丁寧にやすりがけ。
今回は30センチぶん短くなることに。
上部と下部を組み合わせてハマるようならそのまま接着で使えます。
ブカブカの場合はジョイント側にタコ紐なので厚みを持たせ接着できるようにします。どうにもはまらない場合にはハマる箇所まで切るか新しいジョイントを購入して接着します。
今回は綺麗にハマったのでこのまま接着します。
接着にはクイック5
耐水性などを考えて今回は混ぜるタイプの接着材にしました。
万能接着剤です笑 仕事柄(建築業の方)、家には道具と資材が常備してあるのでこうゆうときにも役立ってます。接着剤は在庫の種類が多くて悩みましたがこれ。
エポキシ系接着剤
理由は現場でも雨樋、パイプの接合にも使用しているので強度はお墨付き。
建築現場では補助的な使われ方ですが今回は補助がありませんのでこの接着剤がキーマンです。
これを混ぜ合わせて接合箇所へ塗布。塗りすぎるとあとあと処理が面倒なので適切に。
はみ出した分は最小限残して拭き取っておきましょう、その方が下処理が楽になります。
仕上げ磨き
実用硬化時間が2時間。。。だったと思いますが固まっていることを確認したら表面を磨きます。
振出であるため、あとは見栄えも含めて接着部分を極力滑らかに。
そうしない場合、組み立て時に引っかかってしまいます。
逆にメンテナンス時に分解できなくなったりします。だから接合部分に補強としてテープが巻けないんです。
滑らかになったらあとは全体を組み上げておしまい。
仕上げ磨きにはボナンザコート、車用のガラスコーティングを使うとスムーズに伸縮します。
詳しくはこちら。
まとめ
ロッドもこうゆう具合に直せるといいんですがなかなかそうは行きませんね。
今回は綺麗に?直りましたがあくまで節約や緊急措置です。
またカーボン素材のものは割れると非常に細かい繊維が多く破片として出ますので手や目に刺さらぬよう十分ご注意の上、作業してください。