釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

横浜・三浦と神奈川を中心に旬の釣り情報をご紹介!磯釣り、青物、シーバスや釣り製品のことならお任せ!

【磯・堤防・ルアー・ちょい投げ】釣種別クーラーの選び方と活用法

スポンサーリンク

こんにちは。

この時期の釣りやアウトドアでライフライン(大げさ)とも呼べるクーラーボックス。夏の暑い日に魚を鮮度よく持ち帰るためにはなくてはなりません。

安いものでいいかというと残念ながら使い物にならなかったりすることが多いです。今回はそれぞれの釣りに合ったクーラーについて書きたいと思います。

f:id:kyoya7zon:20170116145714j:plain

 

クーラーの選び方

クーラーを選ぶ際にまず考えるのはサイズでしょう。ハゼ釣りに行くのに大きいクーラーはいらないし青物やシーバス、ヒラスズキを釣りに行くのにクーラーが小さくては魚が入りません。なので当然釣る魚を基準にクーラーサイズを選びます。

大雑把に分けると大中小という具合で各メーカーから発売されています。最初の一つを選ぶのであれば中が無難です。詳しくは後ほど書いていきます。

 

クーラーボックスの値段はサイズに比例しているとは限りません。クーラーボックスに必要なのは保冷力。この保冷力の強さで値段が決まっていると言ってもいいでしょう。

極端な話、高いクーラーと安いクーラーで板氷を入れたら高いクーラーの方が溶けにくいということです。冬であれば保冷力はそこまで関係ないかもしれませんが夏場は保冷力が必須です。

個人的にダイワが一番でシマノが二番という印象です。(僅差ですが)保冷日数と書いてあることが多いです。これがそのクーラーの保冷力を表します。当然保冷日数が長い方が保冷力に優れているということになります。

では釣種別、サイズ別にオススメクーラーを紹介します。

f:id:kyoya7zon:20170806123731j:plain

 

ちょい投げ・小物釣り

夏や秋にハゼを釣る場合、浅瀬に足をつけて釣ると気持ちがいいです。そんな時には肩からかけられる小さめのクーラーがあると便利。私もバイクで小物釣りに行く時に重宝しています。またカサゴやメバル、アジングなどでも使えます。

ダイワ スノーライン

 

一番小型のクーラーです。軽くて保冷力もあり肩からかけていてもそこまで重く感じません。荷物を減らしたい、ランガンしたい場合に便利です。

f:id:kyoya7zon:20170806123845j:plain

500mlペットボトルが2本入るほどのサイズ。このサイズに合う小さめの保冷剤も売っていますが500mlペットボトル以下のサイズを凍らせて入れてもいいと思います。最近は凍らせても大丈夫なスポーツドリンクを入れて持ち歩いています。

 

フカセや堤防釣り

堤防釣りにあったら便利な機能はクーラーに座れること。そうすれば椅子を持って行く手間が減ります。フカセ釣り、地磯での釣りになると背負子を使って移動することや荷物が重たいことを踏まえてちょっと小さいかな?というサイズを使っています。

 

シマノ フィクセル ライト120

 

こちらはシマノ製ですがダイワに劣らず素晴らしい保冷力です。夏の磯に行く時にはキンキンに冷やした飲み物と自家製トマト、きゅうりを持っていっています。

小口の蓋もついているので小物の出し入れが可能です。オプションパーツと組み合わせることで餌を分離したり、竿受けを取り付けることができます。

内寸ですが幅が約32センチ

f:id:kyoya7zon:20170806125206j:plain

対角では約36センチ

f:id:kyoya7zon:20170806125257j:plain

グレやクロダイ釣りなら入ります。過去には45センチのクロダイを入れましたが保冷剤とともに入りました。(魚は曲がって入れましたが)

このサイズのクーラーはバッカン、タックルバッグと同じ幅なので背負子にも綺麗に積める利点があります。大型の魚が釣れる可能性がある場所(私の場合沖磯)にはもうワンランク上のサイズのクーラーを持って行くようにしています。沖磯では背負う必要もないので気兼ねなく大きいクーラーが持っていけます。

 

シーバス・ヒラスズキ・ショアキャスティング

シーバスやヒラスズキの場合は基本的にランガンするのでクーラーボックスは持ち歩きません。疲れちゃいます。ただし夏場は飲み物を大量に必要とするのでこの限りではありません。駐車場が近かったりする場合はいいんですけどね。クーラーを持ち歩かない場合はどうすれば?

ストリンガーに魚をつなぎ活かしておくか、血抜きをしておくと鮮度よく持って帰れます。活かす際は場所を考慮しないと魚に余計なストレス、傷を負わせてしまいもったいないことになりますのでご注意を。

 

私はルアー用のフローティングベストにこのタカ産業のストリンガーを入れて持ち歩いています。フックは後から追加することも可能。基本的な使い方は手元にロープを固定。釣った魚の下あごにフックをかけて海水へ、この時余っているフックは陸に置いておきます。そしてまた釣れたら陸にあるフックに魚をつけて海へ。こうすることで前に釣った魚を陸にあげなくて済むので傷みにくくなります。またストリンガーを購入する際にフックが遊動であることを確認してください。

そして大きめのクーラーに保冷剤を入れて車に置いておきます。前に書いた保冷日数は直射日光が当たらず、室温20度前後での話なので夏の車内では当然保冷力が落ちます。それでも一日でしたら氷は全て溶けるに至りませんのでご安心を!(性能のいいクーラーの場合)

ダイワ プロバイザー2700

 

先にも書きましたが沖磯釣行にはこちらを持っていっています。あとは冒頭の写真のように管理釣り場。そしてヒラスズキや青物の際に使用してます。ランガンをしない青物では釣り座まで持って行くこともあります。

内寸では約44センチ

f:id:kyoya7zon:20170806130611j:plain

対角で約49センチ

f:id:kyoya7zon:20170806130754j:plain

70センチほどのシーバス、ヒラスズキも折り曲げれば入ります。(死後硬直で反ると捌く際大変ですが)

大型の青物が爆釣したら厳しいかもしれません。その場合はもうワンサイズ上のクーラーを買いましょう・・・

しかしながら船釣りなどをしない限りそんなに出番がないという。。。

もしクーラーに入らないサイズの魚が釣れてもいいようにナイフを持っておくと便利です。その場で解体してクーラーに入れればどんな魚でも持って帰れるはず!