釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【流用可能】釣り初心者におすすめのショアジギングロッド3選

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9月に入りました。

これから全国的に青物シーズン。

手軽にショアから青物が狙える季節です。

 

これから釣りを始めてみようと思う方には最高のシーズン。

またステップアップとしても青物は最高で釣りの中ではかなりの引きを味わえる魚です。

 

小型でもかなり引きます。

これで釣りに魅了される方も多いでしょう。

 

今回は青物を始めるにあたりロッドをどうしようか悩んでいる方へおすすめロッドをご紹介しようと思います。

 

【流用可能】釣り初心者におすすめのショアジギングロッド3選

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http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5804

青物を狙う時に基本となるのが遠投かごかショアジギング(ルアー)が一般的です。

この記事ではショアジギングのロッドについてご紹介いたします。

 

まずロッドを買う上で考えたいこと

 

・通うエリアで釣れる青物のサイズ

・多く使用されているジグの重さ

→水深や釣れる魚のサイズによって変わります

 

・青物意外に釣れるものは?

→青物シーズンがオフになっても近くでサーフ、ヒラスズキが狙えるならオールインワンロッドの方がいいですよね。

 

これを踏まえてロッドを選んでいきます。

 

ロッドの選び方

長さ

青物ロッドは大体9ft〜11ftが主流です。

スタンダードなのは中心である10ft(約3m)。

 

まず長いロッドは

・遠投性が高い

・足場が高いところでもルアーを手前まで操作できる

 

と言った利点があります。

 

デメリットとしては

・崖を背負っているポイント、障害物が後ろにある場合キャストしにくい。

・海面に近い釣り座ではややルアーを操作しにくい

・しゃくりにくい

 

と言った点があります。

長いロッドは比較的プラグ向けの場合が多いです。

 

 

短いロッドのメリットは

・キャストしやすい

・取り回しがよくルアーの操作性も良い

 

デメリットは

・飛距離が出ない

・根がかわせない

・足元までルアーを引けない

 

長いロッドと反対にメタルジグを使用しやすいのが短いロッドです。

 

 

硬さ

次にロッドの硬さについて。

メーカーによって異なりますが大体M(ミディアム)〜H(ハード)まであります。

XHもあるメーカーもあります。

 

硬さは

・使用するルアー

で選ぶのが一番楽です。

 

例えば60gのルアーやメタルジグを投げる頻度が高いエリアではロッドはMH〜Hが妥当です。

MH〜Hの適合は60g前後が多くなっています。

 

逆に40gを投げる頻度が高いのにHだとロッドが硬すぎてバランスが悪いです。

 

自分の通うエリアでは何gが平均的に使用されているのかリサーチしてそれに合わせて買うのがいいでしょう。

最初の一本ですので無難が一番だと思います。

 

適合ライン

ロッドを買う際にチェックしておかないといけないのが適合ライン。

ロッドには適合ラインというものが存在します。

 

これはガイド抜けに関するもので適合外ですとスムーズにラインが出し入れできなくなったりします。

また最悪ガイドに引っかかり、破損につながることも。

 

使用するリールとラインも一緒に検討しながら確認しましょう。

 

適合ラインは大体PEの号数で書いてあります。

ショックリーダーを巻き込むことを考えたら

PE号数×20=ショックリーダーLbs

と言ったところです。

 

PE2号なら40lbsのショックリーダーは巻き込めます。

 

ヒラメ、マゴチ、ヒラスズキへの流用

青物ロッドとはいえ他の釣りへの流用も可能です。

他の釣りにも使えた方がコスパはいいですし、最初の一本としては多大な役割を果たしてくれます。

 

ただ他のものに流用する

今回は

・ヒラメ

・マゴチ

・ヒラスズキ

・シーバス

 

としましたがこれらへの流用を考えるとロッドはある程度縛られます。

 

 

まずこれらの魚は大体使用するルアーが青物に比べて圧倒的に軽いです。

20〜30gが平均的に使用するルアーです。

 

ということは青物ロッドのHなど硬いロッドは不向きとなります。

ここで選択できるのは一番柔らかいロッド、Mクラスでしょう。

 

次に長さについてです。

サーフでは遠投性が必要となるので長いロッドが有利です。

11ftがおすすめ。

 

次にヒラスズキでは長ければいいというわけではありませんがシケた海に立つので長い方が安全性は高まります。

なのでここでも11ftがおすすめ。

 

シーバスは場所によって使い分けたいところですが上記を取り入れるとここは妥協して11ft。

 

結果、サーフやヒラスズキ、シーバスに流用するなら

11ft

M

 

が無難です。

 

青物が小さいエリアならヒラスズキロッドという選択肢

青物ロッドを紹介する記事ですがその反対にヒラスズキロッドも万能だったりします。

 

今挙げたように11ftでMの青物ロッド。

シーバスやヒラスズキロッドのMHやHがこのクラスに該当します。

 

なので万能ロッドとして使用するなら青物ロッドではなくヒラスズキロッドでも使えます。

私の通うエリア、神奈川ではそこまで青物は大きくないのでほぼヒラスズキタックルを使用しています。

・シマノ エクスセンス Wild contact 11ft MH

 

青物ロッドとヒラスズキロッドの違いは硬さ長さだけではありません。

リールシートの長さが異なります。

 

簡単にいうとリールから竿尻まで

青物ロッドの方が長いです。

 

これは脇に挟んで操作やファイトをするために作られています。

ヒラスズキはそう言った場面が少ないので青物ロッドより短くなっています。

体格にもよりますがしっかり脇に挟むというのが難しいので力のいる場面で苦労するかもしれません。

 

 

シマノ コルトスナイパーBB

 

シマノの廉価版ロッド。

最安値のロッドですが重さ、硬さ、操作性と何一つ申し分のないロッドです。

安いロッドにありがちな重いなどと言ったことは一切ありません。

 

10ft M で比較したところ

コルトスナイパーBB

246g

コルトスナイパーSS

240g

 

6g差。

コルトスナイパーBBは実売2万円以下で買える優秀なロッドです。

 

ちなみにコルトスナイパーBBですが私も番組ロケで使用しているほど信用できるロッドです。

 

アピア グランデージ

 

ショアゲームの万能ロッドとして有名なAPIA GRANDAGE。

先ほど書いたサーフで、ヒラスズキでとなんでも可能にするロッドの理想的なものがこちらです。

 

各社のリールとの相性も良く、クセがなく扱いやすいロッド。

実売価格は3万円前後となっています。

 

ちなみに今回は真ん中の106MHを書きましたが青物に特化したものもあります。

ライトゲームに対応したものもあります。

万能シリーズ グランデージ。

 

ダイワ ジグキャスター

 

実売価格1万と格安ロッド。

ですが侮るなかれ・・・

 

コスパが非常に高いロッドです。

安いロッド=重い

これは一昔前の理屈かもしれません。

 

この106Hで300gです。

問題ない、申し分のない軽さ。

まさに入門最初の一本としてはベストな存在と言えるでしょう。

 

 

安いと使いにくいは昔の話

最近は安いものが非常に使いやすくなりました。

 

本当、ほんの数年前まで安いものは重いし硬いし使い物にならない。

安物買いの銭失いなんてよく言ったものでした。

 

最近は全くもってそんなことはなく、使えるという意味でコスパが向上しています。

 

安いロッドにあるのは

・ガイドが錆びやすい

・ハリが失われやすい

・塗装はげしやすい

 

といったことは多くあります。

それでも使えるものが多いので文句なしです。