これからのシーズン、ショア青物はハイシーズンを迎えます。
青物は割とギャンブル性の高い釣りです。
青物が回遊してくるところを予測し待ち構える。
ヒラスズキとは違いランガンはしないで粘るような釣りです。
そこで重要になってくるのは青物が回ってくるか否か。
そして今青物がいるかどうか、状況を確実に把握する必要があります。
ということはワンパターンで釣りを続けていると反応しないだけで魚がいる、という事態もありえます。
なのでルアーローテーションをお勧めします。
5分に一度くらいの頻度で変えています。
もちろん状況にもよりますが。
少し青物の性質と合わせてご紹介したいと思います。
2019年 厳選青物ルアー!これさえあればどんな状況でも釣れる
青物が釣れる、または回遊せず留まるには理由があります。
自分の釣り座周辺に何らかのベイトフィッシュがいればそこに青物が留まるでしょう。
しかしこれらの要素がなければ留まらず、快速のように一瞬で通り過ぎます。
留まっている場合は割と何しても釣れる印象ですが通り過ぎるのを釣るのは一発でマッチしたものを投げなければいけません。
また青物の群は1つのまとまりではありますが半径1mという狭いようなものではなく、潮目に沿って泳いだり帯状に群をなしています。
簡単にいうと我々は駅にいて15両編成の長い列車が通り過ぎる。
これであれば比較的チャンスである時間は長いです。
そしてアングラーがうまくルアーを操作すればそれをベイトと思い込み、その海域に留まることもあります。
ここで快速で通過する群には何が有効かわかりましたか?
答えはアピール力の強いものです。
とにかく青物に気づかせなければいけません。
アピール力の強いもの。
やはり私はプラグをお勧めします。
今回はこの理屈から厳選したルアーをご紹介したいと思います。
これらを持ってローテーションを続ければ必ずどこかで引っかかるはずです。
ご参考までにどうぞ。
トップウォーター
シマノ ロックウォーク
毎年お勧めしています。
これのいいところは小ぶりであること。
シーバスロッドでもしっかり投げられるという点。
小さいベイトだった場合にも対応できます。
また今年狂鱗カラーという精度の高いカラーリングをしたモデルも発売されています。
新たに買うのであれば狂鱗カラーがお勧めです。
DUEL ハイドロペンシル
使い方としてはロックウォークと同じです。
ハイドロペンシルの方が若干大きくなっています。
ロックウォークでは届かない、風向き的に飛距離がでない場合、ハイドロペンシルの方が使いやすいです。
本来はドッグウォークをするように作られたペンシルベイトですがフック、スプリットリングを変更することでダイビングペンシルになります。
スプリットリング 6号100lb
フック ST-56またはST-66 #1/0
に変更します。
シマノ ロックポップスリム
ロックポップの長くなったポッパー。
このポッパーのすごいところはポッパーとしてのアクションができるのは当然。
何とポッパーなのにダイビングアクションができるのです。
若干重さがあるのでシーバスロッドだとフルキャストが難しいかもしれません。
ポッパー、ダイビングペンシルと交換するのが面倒だなという人にはお勧めです。
シンキングペンシル
DUEL モンスターショット
今期発売されたシンキングペンシル。
確実の最強のシンキングペンシルであると断言します。
飛距離、申し分なし。
メタルジグばりの100m超えの圧倒的飛距離。
沈めてしゃくりあげる事ができるプラグとは思えないレンジ攻略。
もちろんトップ、水面直下も攻略できます。
一個だけ持って行くとしたら間違いなくこのモンスターショット。
ジャンプライズ 飛びキング
青物はやはり飛距離が必要になります。
その点メタルジグは優秀ですがアピール力がプラグに劣ります。
モンスターショット同様かっ飛ぶシンペンです。
飛ぶルアーも必要ですがキャスト技術も必要になります。
固定重心は比較的どなたでも投げやすいルアーになります。
練習にも最適です。
ミノー
DUEL ヘビーシンキングミノー
印象としてはやたら重たいミノー。
その重さから確実に飛距離を出してくれます。
そしてミノー特有のブリブリアクションで青物を誘います。
シンキングペンシルで反応がなくてもミノーに反応する事があります。
ミノーもやはり持っていて損はないルアーでしょう。
シマノ ロックジャーク
AR-Cが入っているのでよく飛びます。
青物用に作られたミノーですがヒラスズキにも有効です。
どっちもでる可能性がある状況下で重宝します。
名前の通り、ジャークを得意とします。
青物といえばジャーク。
止めた瞬間にドカンと出る事が多いです。
ただ巻き、ジャークを織り交ぜれば最強です。
青物ルアーで注意したい点
青物は強烈な引き、バイトをする魚です。
プラスチックでできているルアーは比較的簡単に破断します。
その時にやはり貫通ワイヤーなどのルアーの方が安心です。
シーバスルアーでも青物に有効なものはたくさんありますが一度これらを確認した方が容易でしょう。
また出没する可能性がある青物のサイズ。
前情報を入手しタックルの選択、フックの交換と準備する事が重要です。
フックも割と簡単に伸ばされます。
または折れます。
準備不足が招いたバラシは精神的ダメージが大きいです。
万全の体制で挑みましょう!