またまたシマノからいい感じのリールが発売です。
スフェロスSW
前回のは2014年発売。
5年ぶりの新型になります。
14スフェロスSWは以前6000HGを所有してました。
オフショアのサブで使っていましたが大型の魚をかけた時に少し違和感、信用できなくなったため手放しました。
今回発売される新型スフェロスSWは大型番手ではなく中型。
3000〜4000番とこれからの時期、ライトショアジギングなどで使えそうなところです。
サステイン、新型19ストラディックの下のポジションになります。
19ストラディック がでた直後にも関わらず、このクラスが出るのは予想外。
ではスペックを解説したいと思います。
新型19スフェロスSW
スフェロスSWは名の通りSWシリーズ。
防水性能に優れたリールです。
現時点でのSWシリーズで一番安いものです。
HAGANEギア、HAGANEボディを採用。
強度があるので大物がヒットしても巻き上げる力を実現。
最近では一般的となったハンドルねじ込み式でがたつき防止。
ドラグにはカーボンワッシャーを採用。
大物とやり取りするには十分のスペックとなっています。
14スフェロスにあった逆転スイッチは無くなっています。
仕様
カーボンクロスワッシャー
耐摩耗性、耐熱性に優れた材質で、シマノの大型スピニングリールに搭載されている信頼のワッシャーです。
不意な大物にもしっかり対応します。
HAGANEギア
さらに強靭なるギアシステムへ。
金属の塊を約200トンの圧力でプレスし、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げる。
精密冷間鍛造と言われる独自の技術が、硬く、粘り強くギアを生み、なめらかな巻きごこちを可能にする。
HAGANEボディ
不意の衝撃にも耐える高剛性ボディ。
巻き上げ時に高い負荷がかかるスピニングリールでは、リールフットをはじめボディ全体により高い剛性が求められる。
HAGANEボディは、過酷な環境下における衝撃への不安や、たわみやねじれによるパワーロスを軽量化された金属ボディで抑制。
圧倒的な強靭さで、アングラーの戦いを支え続ける。
Gフリーボディスプールを前後運動させるための摺動機能部品をリール本体上部に配置し、リール全体の重心を手元に近づけることに成功。
これによりロッドとの一体感が向上し、キャストによる疲労の低減、ロッド操作性の向上につながります。
X-SHIP
入力したパワーを効率よく伝達し、より強力な巻き上げを可能にするギアシステム。
ギアの大型化、最適配置の見直し、歯面精度や支持性能の向上によって軽やかなリーリングを実現します。
ねじ込みハンドル
入力したパワーを効率よく伝達し、より強力な巻き上げを可能にするギアシステム。
ギアの大型化、最適配置の見直し、歯面精度や支持性能の向上によって軽やかなリーリングを実現します。
コアプロテクト
撥水処理による水玉形成効果により、微細な隙間があっても水の浸入を抑制することに成功。
このため本来不可能であった回転抵抗を増やさずに防水効果をアップするという相反する課題を解決することが可能となりました。
さらに非接触のため摩耗することなく防水効果も長続きします。
ラインナップ
・3000XG
・4000HG
・4000XG
予想インプレ
この価格帯で結構使えそうなハイスペックリール。
とはいえ最安値のシリーズですのでそれなりに妥協点iなどがあるかと思います。
16ナスキー
19ストラディック
ではスフェロスSWと似たシステムが搭載。
いいんですけど、非常にいいリールなんですけどこの二つとも巻き出し、巻き始めが重くなりました。
マグナムライトローターでCI4で、といったリールを使っている人には結構気になる巻きの重さです。
おそらくこのスフェロスSWも同じような感じがすると予想されます。
新型19ストラディックとの比較
実売価格はスフェロスSWの方が5000円程度安くなるかと思います。
仕様から見ればストラディックの方が十分すぎるほどのもの。
ですが防水面で見ればスフェロスSWの方が上でしょう。
このスフェロスSWが出ることでこれまで諦めていたヒラスズキがより手頃にできるかもしれません。
総合評価
あくまで想像でしかありませんが現時点での評価はいいと思います 。
価格に見合うリールじゃないかな?
シマノさんお上手ですね、と思ったのがストラディックでがっつり注目を集めた後のスフェロスSW。
これは戦略的に非常にうまいなと思いました。
人によっては悔しい思いをする可能性もありますが。
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