釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【青物】食わないナブラの原因と対処方法

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目の前で起こるナブラ。

テンションが一気に高まります。

 

ナブラが起こる、射程圏内というと

もらった!釣れた!

と思うかもしれません。

 

確かにナブラに遭遇したら、そこに魚がいるので釣れる可能性は一気に高まります。

しかし、そのナブラはルアーには反応しないものである可能性もあります。

 

今回はルアーに反応しないナブラの原因と対処方法をご紹介します。

 

【青物】食わないナブラの原因と対処方法

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https://tsurihack.com/1481

食わないナブラ。

なぜルアー、メタルジグに反応しないのか。

 

それにはいくつか理由が考えられます。

・ベイトが小さい

・食っているのではなく、追いかけているだけ

・見切られている

 

というのが代表的な原因です。

ベイトが小さい、見切られている

についてはルアー操作で多少どうにかなる可能性があります。

 

しかし追いかけているだけというのが非常に厄介。

ちなみに青物がベイトを追いかけている場合と逆に青物がサメなどに追いかけられている場合があります。

どちらにしろ食わせるのは難しいです。

 

ではそれぞれの対処法について考えてみます。

 

ベイトが小さいとき

ベイトが小さい。

5センチ以下のベイトを捕食しているときはなかなかルアーに反応させるのが難しくなっています。

ラーメン屋に行って蕎麦があったら注文するか?

と言われるとなかなか注文しにくいでしょう。

 

そんな感じでマイクロベイトのなかに10cmほどのルアーを入れても反応しにくくなります。

 

そう言ったときに考えられる対処法は

・ポッパーなど気泡を出すもの

 

ポッパーはマイクロベイトパターンに有効とされています。

他のルアーは泳ぎでベイトを演出するのに対し、ポッパーは泡でシルエットをぼかし、誘うことができます。

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http://fishing.shimano.co.jp/product/series/lure-x/coltsniper/plugseries.html

 

他の方法は特殊ではありますが透明、クリアーのルアーを使う。

クリアーはシルエットがボケています。

しらすパターン、イカパターンにも有効なカラーとして近年ショア、オフショアと注目を集めています。

クリアーは光が乱反射することで存在感を出しつつ、シルエットがはっきりしないのでマイクロベイトパターンでも食わせることができる。

ポッパーの泡と似たような効果があります。

 

追いかけている・追いかけられている

青物は習性として常に泳ぎ回っています。

マグロが泳ぐのをやめないのと同じです。

 

四六時中泳ぎ回っているので四六時中捕食しているわけではありません。

 

青物はハンター。

ベイトを追い回し、食べやすいところに追い込むのが得意です。

こう言った修正があるからショアでも狙えるわけです。

 

なので追い込んでいるナブラというのは基本的には食ってきません。

スレ掛かりする可能性はありますが。

 

次に青物が追われているナブラというのも存在します。

捕食者である青物ですがサメは青物を捕食します。

 

なので青物からすればそれどころではないのでルアーを食ってくることはありません。

 

この青物が追われている状態のナブラは一見少し変です。

青物が頭をボコボコ、ほぼ垂直に近い感じでは寝ます。

もぐらたたきみたいな感じです。

 

基本的なナブラは青物が食いあげて戻る感じになるので頭がきれいに出ることはそうそうありません。

追われている場合は・・・チンアナゴみたいな感じになってたりします。

 

ルアーが見切られている

ルアーが見切られているという場合もあります。

理由は様々で

 

スレている

ナブラの規模が大きくなく、ルアーが丸見え

 

などです。

その場合はトップ系のルアーを使う。

トップは一番見切られにくいルアーです。

 

速巻きやトゥイッチなどアクションを入れる。

が有効になってきます。

 

焦る場面ではありますがヒットするルアーを選んでいくことが大切です。

トップがダメならミノー、シンペンと言った感じです。

 

奥深い青物ゲーム

居れば食いそうなイメージがある青物ですが実際はいろいろなパターンが存在しゲーム性の高い釣りです。

 

ファイトも魅力たっぷりですがどうやってヒットさせるかという頭脳戦もまた醍醐味の一つといえるでしょう。

いろいろな経験を積み重ねることで様々なシーンに対応できるようになってきます。