釣りを始めた時、どんな目的で始めたでしょう。
私は確かレジャーとして、そして美味しい魚を食べるためだったと記憶しています。
一度新鮮な魚を食べてしまうと後戻りはできませんよね。
そして釣りを始めた時、未知なものが多く期待が膨らみます。
どんな魚が釣れるか・・・を始め釣果率がわからないため余計にドキドキします。
釣りの難易度とでもいいましょうか。
昔ヒラスズキはシケさえすれば簡単に釣れると思っていました。
でも実際は幾多の困難の先に釣れる割とストイックな釣りだと実感しています。
これらいろんな釣りを始めるうえで、知っておきたい事があります。
これらを知る事で必ず近い将来の釣果に繋がります。
ぜひ頭の片隅に置いといてほしいです。
釣り初心者が釣れるようになるために知っておきたい事
釣りの基礎知識の一部です。
仕掛けの作り方、結び方ではなく魚の生態に関する事。
当然ですが相手を知らないとこちらとしては手の打ちようがありません。
まずは相手の特性を掴みましょう。
自ずと釣れるようになるはずです。
色々な釣り入門書が発売されています。
その中でも導入部として魚の生態について書かれている事が多いです。
それだけ重要項目であると言えます。
食う時間食わない時間がある
釣りをしていると、魚がいれば食うようなイメージを持ったりします。
実際はそうではなくて食う時間食わない時間が存在します。
まあ当たり前と言えば当たり前です。
人間も腹が減っていない時にはそこまで食べたくありませんよね。
さてその魚が食う時間というのがいつなのか。
まず有名なのは朝と夕方。
これは朝、夕方にプランクトンが発生。
それを食べに魚が集まる。
さらにその魚を食べる魚が集まる。
と言った具合です。
だから朝と夕方、朝まずめ、夕まずめはチャンスとされています。
次に潮の動きというのも重要な要素です。
潮が動くということは海流により水中の酸素濃度が上がるため魚の活性が上がる場合。
他には海流の発生により、虫餌、甲殻類などの餌が舞い上がり、それを捕食するため。
などの理由があります。
反対に潮止まりは釣れなくなったりします。
全ての魚ではありません。潮止まりには根魚は食ってきたりします。
絶対に釣れないという状況は湾の奥や潮通しの悪い港。
夏場潮も動かず、海水温も上がって赤潮になっているところは釣れる可能性が低いと思っていいでしょう。
針を飲んでも死なない
釣りをしていると対面する問題。
ハリを飲まれてしまった。
持ち帰る魚であればさほど問題はありませんが、リリースしたい魚でハリが飲まれてしまったらどうしようと思いませんか?
これの正解は極力ハリスをカットしてハリが残った状態でリリースします。
とある研究結果では無理やりハリを外した場合とハリを残した場合では残した方の生存率が高かったそうです。
特に海水魚の場合、比較的早いペースでハリが錆びて溶けてなくなるためです。
とは言え必ずしも生存するわけではありません。
喉の奥には重要な臓器がありますのでそこに刺さってしまうと難しいかもしれません。
ただハリスを切ってリリースすると生きている可能性が高いという事実はぜひとも覚えておいてください。
割と優秀、かなりの確率で外せるハリはずしがこちら。
魚から人間が見えている
魚は人間が見えています。
魚が海面、地上を見えていなかったらどうなるでしょう。
空からの天敵に襲われてしまいますよね。
ということで魚は人間を見ています。
もちろん完全に見えているわけではありません。
影として見えている程度です。
ただ魚も頭が悪いわけではないので人影がうつり、そこに餌があるとなれば警戒します。
特に小型の魚よりも長年経験を積み生き残った大型の魚の方が警戒心が強いです。
釣りをする時、特にウキ釣りやサビキ釣りなど人間と仕掛けが近い釣りでは海面に己の姿が映らないように注意しましょう。
まとめ
釣りというのはある意味、魚との知恵比べです。
少しでも可能性があるもの取り入れ、注意することで必ず釣果は上がります。
釣りに行ったら毎度反省し次へ活かす事が重要になってきます。
時にはちょっとした雑学が役に立つこともあります。
たまにはストイックな釣りも悪くないですよ!