昨年の台風により崩壊した神奈川県横浜市金沢区にある福浦岸壁。
神奈川県ではおそらく最大の釣り場ではないでしょうか?
ご存知の通り現在は工事中で進撃の巨人で登場する壁と同じように「ウォール福浦」と呼ばれるほどの巨大な岸壁が作られています。
ほぼもう釣りはできないであろう。
と思われていた釣り場がなんと海釣り施設として整備されることが明らかになりました。
福浦岸壁が海釣り施設として復旧決定か?
先日ツイートされたものです。
【高潮対策工事が着々と】
— たけのうち猛 (@Takenouchi_T) August 4, 2020
昨年の台風で大規模な浸水被害を受けた金沢区・福浦地域の護岸強化工事が今秋の台風シーズン前までの完成を目指して、順調に進捗。現在は高いコンクリートの壁で海が望めませんが、最終的に岸壁上に遊歩道+海釣り施設を作り、新たな賑わいスポットに生まれ変わります。 pic.twitter.com/05eRZ60lTp
と現職横浜市議会議員がツイートしました。
まだ決定ではないでしょうが海釣り施設として整備される案が濃厚であるのは間違いないようです。
市民の声も多かった
横浜市の公式発表は以下の通りです。
投稿要旨
台風15号で福浦の護岸が被害を受けましたが、今後の護岸修復工事により護岸一帯での釣り禁止や憩いの場である緑地が失われるのではないかと懸念しています。そこで提案ですが、修復する福浦岸壁を釣り公園として整備してほしいです。釣り公園化により、これまで大きな問題だったゴミの不法投棄、焚火やバーベキューなどの禁止行為の防止、釣り人間の無用のトラブルや事故の防止等にもつながると思います。
ぜひ検討してください。
回答
海釣り施設に関する貴重なご提案をいただき、ありがとうございます。
先の台風15号の影響で、金沢区福浦・幸浦地区では護岸の上部工部分が倒壊するなど、大きな被害を受けました。
現在、早期復旧に向けた作業を進めています。復旧状況を踏まえ、ご提案いただきました海釣り公園などの案も含めて復旧後の金沢緑地の利用について検討を進めていきます。
対応の状況
2020年9月を目処に検討予定
令和元年10月より被災した護岸の復旧方針策定に着手し、12月に復旧方針をとりまとめています。現在、今年の台風シーズン前までに護岸を構成できるよう取り組んでおり、釣り場の確保については護岸の復旧とともに検討を進めてまいりたいと考えております。
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/shimin/kouchou/search/data/31002943.html
となっていることから最近になり具体的になってきたのでは。
来月9月にはまた進捗が見られそうです。
懸念点
問題点も多くあります。
市民、県民からの要望は多い。
しかし海釣り施設化、一般立ち入りのできる緑地整備化を反対する声も多くあります。
公園化 3割
反対派 3割
無 4割
とも言われています。
(個人調べ)
そもそもマナーよく使われたいた釣り場ではありません。
ゴミ、路駐、騒音と住宅街ではなく企業地域だからクレームが少ないものの、これが住宅街だったらやばいでしょう。
次に問題は、駐車場。
すでに路駐問題は出ており、近隣道路には路駐できないようにバリケードがはられていました。
大きな釣り場なので車をどこに収容できるかというのも最大の問題となります。
噂ではありますがすでに買収してある土地、今回の被害で引き払った土地や倒産してしまったところを買収して駐車場にしようという案があるとか。
ただしこの駐車場案はどちらかというと公共ではなく民営の駐車場計画(タイムズなど)が優勢とのことです。
今後どうなるのか不安でもありつつ期待できる方向になってきました。