今回は正月の釣りについてお話ししようと思います。
昔はよく年末年始に釣りに行ってました。
というかそれくらいしかお休みがなかったのです笑
ただ思い返してみると年末年始は釣り人は多いのですがあまり釣果は聞かれないことが多い。
私自身、年末年始に爆釣したりでかいのが釣れたことはありません。
ちょっとの気になって見たので年始の釣りってどうなのか、と調べていたら別方向で面白い話がありましたのでご紹介いたします。
正月にまつわる釣りのお話。【あまり釣れない理由】
正月に釣りをするな。
そう言われたことはありますか?
私は言われたことがないのですが、おじいちゃんに言われたと言ってる人から聞きました。
理由は後ほど紹介しますが日本では古くからの習わしとして正月に釣りをしてはならない、という風習がある地域もあるようです。
個人的に正月には釣り人が多いのでプレッシャーも高いなどなどで釣れる気がしないというのが本音です笑
正月に釣りをしてはいけない理由
まず正月にはいろいろな言われがあります。
例えば料理をしないように
台所に立たないように
刃物を使うと縁起が悪いとされているので正月にはおせちを予め作っておいて食べるとされています。
これに従えば釣りに関して刃物を使う可能性が高くなりますよね。
もし釣って持ち帰った場合は絶対に使うでしょう。
なので遠回しではありますが正月に釣りをしてはいけないと言われていると思います。
正月とは新年の初め。
いろいろなげんを担いで一年を健やかに過ごすよう願う期間ともいえます。
刃物を使ってはいけないということで
・髪を切る
・爪を切る
のも縁起が悪いと言われています。
正月三ヶ日やお盆は殺生厳禁
お盆と年末年始は魚だって実家に帰るから釣れないと言われていました笑
それと同じくして年末年始は殺生厳禁とされています。
これは宗教的要素ですがかなり共通した認識だと思います。
なので漁師さんは漁をしませんし、農家の方も特別な理由がない限り収穫は行いません。
ただ現代においては休みとして行わないことも多いでしょう。
正月に釣りをする大変さ
正月に釣りをしてはいけないと言った話はこんな感じでした。
正月に釣りをする上で覚悟しなければいけないことがいくつかあります。
例えば交通事情。
大型連休になりますから各所渋滞することも多いです。
ラッシュに重なるとかなりきついです。
また釣り人の数も多いのでいつも以上に早出、いやもう前日くらいから場所としなければ釣り座が確保できないようなところもたくさんあります。
これはもう頑張って、としか言いようがありません。
フカセ釣りでよくある行為ですが御神酒として酒を撒くことがあります。
一人二人では何の問題もありませんが磯に立つ皆がやれば磯際の海水にアルコールが混じるので一時的に濃度が高まるでしょう。
また潮が流れて溜まる方ではコマセもたまりますがアルコールもたまります。
過去にこのような事例は滅多にありませんが、4年前の和歌山県の磯で、海から酒の匂いがしたという報告がありました。
それでは良いお正月をお過ごしください!