釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【インプレ】20レブロス LT6000D-Hはオフショアジギングには向かない

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先日近海ジギングに行ってきました。

 

水深100m前後150gのメタルジグを使用。

そこで新発売であるレブロスを使用してみたところ・・・ちょっと使えないなという結論です。

 

【インプレ】20レブロスはオフショアジギングには向かない

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実売価格8000円ほどで買える手軽なリール。

仮にも、このリールが万能でほとんどの釣りに対応することができたら・・・

 

釣り業界が大変なことになるでしょう。

私はこのリールがそんな一遍になるのではないかと期待してみました。

 

結論から言いましょう

値段相応、またはそれよりちょっといいお得なリール

です。

 

釣りには手軽なものからガチなものまで幅広くあります。

当然この範囲を網羅できる汎用性の高いリールというのもあります。

 

しかしそれぞれに役割があったりします。

 

例えばちょい投げ。

この釣りにおいて素晴らしいドラグ性能や防水性能はいらないと思います。

手ごろな釣りですので手ごろな価格帯が望ましい。

 

このジャンルにおける必須条件は

安い

 

これではないでしょうか。

 

次にオフショアジギングで比較します。

オフショアジギングで求められるのは・・・

安いに越したことはありませんが求められているのは安さではありません。

 

防水性能、タフさ、疲れにくさ。

 

なので多少高くてもこれら条件が備わっている方が買われるのです。

逆に安いと

使えない、壊れやすい

などという印象を招く。

 

安い=最高 ではない

今説明した通り、安ければいいというわけではありません。

それぞれにあった適正価格で必要性能があればいい。

 

1LDKより2LDKの方が家賃が高い。

 

逆に2LDKの方が安かったら何かあったのか?

事故物件かとか考えてしまいますよね。

 

釣りにも同じ様なことが当てはまります。

 

レブロスのダメな点

まずこれはダメだ!という点。

 

ハンドルノブが重い

一応ハンドルノブにはオイルを挿しておきましたがそれでもやっぱり硬い。

 

それなりの値段のリールですとハンドルノブにベアリングが入ってます。

なのでスムーズに負荷がかかることなく巻ける様になっています。

 

しかしオフショアジギングは比較的高速で、かなりの回数を巻き上げる釣り。

巻き心地が重いだけで疲れます。

さらにメタルジグが重ければ、スムーズにしゃくれないので釣りにならないことも。

 

改善点としてはまだ試していませんがハンドルノブを交換する。

有名なのだとゴメクサス

 

高速でベールが回転するとリールがブレる

しゃくる際、勢いよく回すと遠心力でリールがブレます。

かなりの勢いで持っていかれるのでリズムよくしゃくり続けるのが難しくなります。

 

さらにそのブレはラインにも伝わるのでジグがどうなっているのかもわからない。

 

むしろあたりと勘違いする可能性もあるかもしれません。

これはオフショアジギングで使うには致命的だなと思いました。

 

ドラグ音がない

これは・・・そうゆう仕様なのか?

ドラグ音が全くと言っていいほどしません。

 

無ではありませんがわずかに聞こえる程度・・・

20レブロス

 

比較として

ツインパワーXD

 

 

個人的な見解ではオフショアジギングに20レブロスは向かないです。

今後ショアジギングなどでも使ってみる予定です。