海で釣りするとき、フローティングベストつけてますか。
安全設備の整った海釣り公園とかでは要らないかもしれません。
私は防波堤でもつけています。
そして磯。
磯でフローティングベストは必須です。
最近相次いで事故が発生しています。
磯での落水は命に関わる重大な事故です。
それをフローティングベストなしだった場合、死ぬ可能性は飛躍的にアップします。
ですが近頃の発生している事故、ほとんどがライフジャケットを装着していないケースが多いです。
またSNSなどで釣果を自慢されている方も未着用の場合があります。
非常に残念でなりません。
船舶のライフジャケットの着用(桜マーク)が義務付けられたのなら磯も条例かなんかで着用喚起できないのでしょうか。
とまぁ今回はこの件について、もうプレゼンしようと思います。
会社員時代プレゼンの鬼と言われたことが・・・(広告代理店)
【ライフジャケット】釣りをするならつけろ【フローティングベスト】
まず命を守るためにつけましょう。
これは当たり前のことです。
死にたい奴はつけなくていいとかそういう問題ではなくてマナーとして、ですね。
当たり前ですが釣り場にゴミをポイ捨てしてはいけませんよね。
それと同じです。
例えば最悪な例をあげると。
ライフジャケット未着用で磯で釣りをしていたところ落水。
そのまま行方不明となり、海上保安庁や漁師が捜索活動。
こうなると結局地元に迷惑をかけるためリスクヘッジとして釣り禁止にしよう。とならんこともないですよね。
ゴミが多いから釣り禁止っていうのは最近非常に多いです。
ゴミも大事ですがこちらは人命がかかっているため人の命を守るためなら釣り禁止もやむを得ないとされるわけです。
防波堤など釣り禁止にしているSOLAS条約(海上人命安全条約)では人命を保護するために立ち入りを禁止しているところがあります。
つまり結構簡単に釣り禁止になるってことです。
磯の場合は管理者が漁協組合、企業ではないのでこれらの適応が難しいのかもしれませんがその気になれば立ち入り禁止にもなります。
自動膨張式は磯では使い物にならん、なぜわからんのだ
先月、釣りメディアである「FISHING JAPAN(フィッシングジャパン)」が磯釣りで自動膨張式がおすすめ、と書いたことに怒りを覚えました。
詳しくはこちら。
防波堤くらいであれば自動膨張式ライフジャケットでもいいかもしれません。
しかし磯では使い物になりません。
最近磯で自動膨張式ライフジャケットをつけて釣りをする人を見かけます。
まぁ何もつけないよりはマシかもしれませんが、やはり未着用と同意義でしょう。
磯で考えられる危険。
ちょっと考えればわかることです。
例えば擦りむいた。
半袖半ズボンでなくラッシュガードつけようかなと考えるはずです。
擦りむくより虫がやばいのでラッシュガードはおすすめします。
その次に波で足元救われ転倒。
あんな硬くてゴツゴツしているところでコケるのはアスファルトの道路でコケるのとは破壊力が違います。
波にさらわれ打ち付けられる。
波というのは想像以上にパワーがあるものです。
ひざ下程度の水深であっても波だったら耐えられません、持って行かれます。
その波にさらわれて、今度は磯際に打ち付けられたことを想像してみなさい。
こわ
これら磯が基本的に我々人間にとって優しい環境ではないのがお分りいただけたでしょうか。
こんな体にダメージが大きそうな状況で、たかが風船である自動膨張式ライフジャケットが役に立つとは思えませんな。
フローティングベストは便利だって
どんな釣りでも小物が多い、荷物が多いです。
しかも結構頻繁にルアーを変えたり、仕掛けを調整するため小物を出し入れします。
この時絶対フローティングベストに入れてあったほうが便利だと思うんです。
さらにルアーの場合は手荷物なし(竿くらい)で歩けるんだから楽だし、いざという時に身を守ることだってできます。
そしてフローティングベスト、名の通り浮くわけですから落水してもやや安心。
ちょっとした離れくらいなら泳げます。
とはいえ磯の流れは複雑ですので泳ぐのはあまりおすすめしませんが・・・
釣り船で着用しなければいけないライフジャケット、桜マークは1万5千円以上します。
しかし通常の陸っぱりのライフジャケットは5000円でもいいのがある。
たった5千円で
・快適性
・安全
・かっこいい
が手に入るって安くないですか?
私は必ずフローティングベストを着用しますが機能面安全面だけでなくファッションという意味でもつけています。
外に出るときに服を着るでしょ?
海に行くときにはフローティングベストをつける、当たり前っていう感じになるといいですね。
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