釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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鹿島灘サーフで高確率でヒラメがいるのはヘッドランド周り

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先月、ガチ釣りのロケで鹿島灘、鉾田周辺のサーフでヒラメを狙いました。

 

そのとき、結構車を使ってランガンしました。

鹿島灘サーフはヘッドランドがかなりあります。

 

地元神奈川ではヘッドランドは茅ヶ崎くらいでしょうか。

 

ヘッドランドは性質上かなり魚を集めやすくなっています。

今回はそんなヘッドランドの話。

 

鹿島灘サーフで高確率でヒラメがいるのはヘッドランド周り

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ヘッドランドとは砂の流出を防ぐために作られた人口岬のことです。

 

砂浜からイカリ状の、大体石で積んだものが伸びています。

大きなものではなく砂浜から数十メートルのものです。

 

このヘッドランドがあることで砂の流出を防ぐことができる、つまり特殊な海流を作ることもできるのです。

例えばシケた日に港湾などに魚が避難してくるのと同様にベイトが溜まりやすくなります。

 

それと砂浜から突出しているため青物を狙う際に沖へ投げられるのでちゃんとも言えるでしょう。

 

ヘッドランドは様々な用途で釣りをすることができます。

 

鹿島灘サーフのヘッドランド

鹿島灘サーフはかなりのヘッドランドが存在します。

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https://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/ibaraki/04shiryou/rigannryu/headland.htm

 鹿島灘のヘッドランドはGoogle航空写真でも確認できます。

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もし鹿島灘でのポイント選びに困ったら、ヘッドランド周りを攻めると良いでしょう。

大体どこかしらのヘッドランドにヒラメがついています。

 

ヘッドランドの攻め方

青物狙いだったりする場合はヘッドランドの先端に入って沖の潮目を狙うのが良いと思います。

ヒラメの場合も有効ですが特に丁寧に探りたいのはヘッドランドの左右。

ヘッドランドの中心から左右に潮が巻き込むように流れます。

なのでヘッドランドの付け根にあたる部分に結構魚が溜まっていることも多い。

 

仮にも溜まっていなくたとしてもマズメ時間寄ってくる、それを待ち伏せているフィッシュイーターも多くいます。

 

先端もやる必要がありますが、ヘッドランドの付け根やワンド状になっているところも丁寧に探ってください。

 

ガチ釣りでヘッドランド攻略

今月放送された私が出演したガチ釣りでもヘッドランド周りを攻めてるシーンがあります。

 

このときヒラメは不発でしたがイナダが釣れました。

ヘッドランドの先端にいた釣り人より、ヘッドランド付け根にいた私の方がはるかに釣れていました。

 

それだけヘッドランドの付け根、くびれ部分に魚が溜まりやすいということです。

 

ヘッドランド周辺はえぐれて水深がある

最後にヘッドランドの基本情報となります。

 

なんとなく浅そうなイメージがあるヘッドランドの付け根ですが割と水深がある部分があります。

全体的に深いのではなく、ごく一部えぐれているのです。

 

ヘッドランドの役割は。

砂の流出を防ぐため。

 

つまり砂が流れていってしまうのを防ぐのでその流れをせき止めてる、と考えられます。

その一部がえぐれて深くなっているのです。

 

何パターンかキャストしてみてその深い部分を見つけてみましょう。

極端に言えば、そこにしかいないとも言えるので狙い撃ちが可能です。

 

是非お試しください。