こんにちは。
皆さんはヒラスズキのタックル、どのようなラインを使っていますか?
ヒラスズキを釣る上でのラインの考え方というのは結構面白くて、矛盾と葛藤みたいな感じです。
個人的な考え方、本記事の結果は先日ツイートした内容です。
ヒラスズキで使いたいPEラインは1か1.2号というのが本音。
— 小泉 貴久(元きょーや) (@taka7fj) 2019年5月15日
波や風の影響を考えると細い方が扱いやすい。
ですが実際のところ磯に擦ったり、糸フケで良からぬところに引っかかったりすると細ラインは一撃でアウト。
面白いくらいにすぐ切れます。
となると1.5、2号の四つ編になります。
過酷な自然下でやる釣りなのでロッドも含めてラインもタフなやつになってきます。
微々たる差ですがどんなラインが結果的に理想なのか書いて行きたいと思います。
ヒラスズキに使うラインは何号何lbsがいいのか
まずはメインライン、PEラインから考えてみましょう。
近年では8つ編みを超える超なめらなかなラインも誕生しています。
新技術と聞くと良さそうな感じですよね!
ですがヒラスズキをやる場合は4つ編みがおすすめ。
というのも4つ編みの方が圧倒的に擦れに強いからです。
詳しくは【PEライン】4本編と8本編で解説しています。
ここで問題なのがヒラスズキも狙うけど青物もいるんだぜ!という場合。
この場合は8本編にして号数をあげるのが得策。
やはり飛距離大事。
ちなみに号数と編み数での飛距離比較はこんな感じ
四本編<八本編
1.5号>2号
4本編1.5号<8本編2号
です。ロッドやリールの条件によっても異なりますがほぼこのような結果になると思います。
キャスト方法はペンデュラムキャスト。
次にショックリーダーです。
ショックリーダーの基本はPEラインの号数の数値の20倍。
2号なら40lb
1.5号なら30lb
と言った感じです。
ポイントがすごい岩が多いとかなればたとえ1.5号でも40lbを使ってもいいと思います。
あくまで基本形として覚えておきましょう。
PEの号数は
平均的には1.5号を使われる方が多いです。
私もディアルーナのM、ストラディックCI4+で組んでる少し柔らかめのタックルでは
PE1.5号で30lbで組んでいます。
冒頭でも紹介したツイートのように理想を言えばもっと細くしたいなと思っています。
太くなれば横波喰らってラインを引っ張られますし、風でもかなり引っ張られ思うようにルアーを引けないことがあります。
引けないくらいならまだいいのですが爆風とかだとラインが持って行かれルアーも宙に舞うようなことすらあります。
こうなるともう釣りにはなりませんね。
1号や0.8号を使う場合、根ズレしたら一発でアウト。
ロッドが硬い場合、少し強引に引いただけでもアウトです。
ヒラスズキを釣るというのは慎重にゆったりやり取りをする釣りではない。
細ラインで強引に行けば当然切れます。
安全面を踏まえて少しでも強引に魚を浮かせられないと行けません。
やはり1.5号か、ちょっと無理をして1.2号が限界ではないでしょうか。
ショックリーダーの素材と号数
ショックリーダーは主にフロロカーボンを使用します。
これは一番根ズレに強い素材だからです。
ご存知の通りハリス、ショックリーダーの中で一番硬いフロロカーボン。
食わせたりする点ではナイロンの方が食い込みが良かったりします。
ナイロンは瞬発的に力がかかった時に伸びますから弾きにくいということです。
ただナイロンの欠点も多い。
たとえばフロロカーボンは沈みやすいですがナイロンは浮きやすいという点。
微妙なレンジを泳ぐルアーにはかなり影響が出ます。
あとは根ズレに弱いという点です。
伸びて擦れて一発で切れます。
となるとフロロカーボンか、ナイロンとフロロカーボンの複合素材であるカーボナイロンが妥当かと。
私はカーボナイロンを使っています。
先ほども書いたように太さの基本はPEの20倍です。
30lbを使用する機会が多いです。
しかし根ズレのリスクが高そうな場所ではフロロカーボンの40lbを使います。
魚を釣るという観点だけでなくトレースコース上で擦ることも考えた方がいいです。
結構あちこちに擦って消耗していることが多々あります。
数投に一度はメインラインも含めてチェックした方がいいでしょう。
おすすめのライン
最後に私が使うライン、おすすめラインをご紹介したいと思います。
DUELサポーターとしてやらせてもらっていますDUELのライン。
宣伝という意味ではなく(少しは含むけども)DUELサポーターになる以前から使っているお墨付きのラインです。
いろんなメーカーのラインを転々と使いましたが一番信頼できるラインです。
この他にもBIGシリーズというのもおすすめです。
詳しくはこちら。