釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【インプレ】シマノ エクスセンスS1100MH/R Wild Contact

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今回のインプレッションは名刀と名高い、シマノ エクスセンスS1100MH/R Wild Contactです。

エクスセンスシリーズはインフィニティ、ジェノスとモデルチェンジをし始めています。多分今回のS1100MH/RとS1100H/R Wild Full Contactが最後の旧エクスセンスではないかなと思います。

2019年のシマノのカタログでもそんな感じがしますよね。

また・・・在庫も大変少なくなっていますのでお早めに。

新作が出るとは思いますが今のモデルがかなり完成度高いので正直新作に期待できません笑

どこを改善するの?軽くするの?

ディアルーナは軽くなったけどツインパワーXDとの愛称は悪くなったよ!みたいなことにならないといいですけどね・・・ 

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エクスセンスS1100MH/R Wild Contact

自然むき出しの磯、広大なサーフや大河川、足場の高いエリアなど。これらのフィールドにおいてはロングレングスのロッドが求められる。しかしロング化することで、操作性やレスポンスが失われたり、疲労やストレスを感じたりするようでは意味がない。それらのジレンマを解消する為に、数々の実績と経験から導きだされた“硬さ”を纏った「Wild Contact」が進化し、「S1100MH/R Wild Contact 1100」が新たに登場。繊細な操作性と高感度を備えつつ、飛距離性能を最大限に引き出すために11フィートに設定。高弾性かつレギュラーテーパー設計を採り入れ、軽量化を追求したブランクスは、キャストスイング速度の向上をもたらし、圧倒的な飛距離を誇る。さらに強風時でも、風を切り裂くシャープなキャスタビリティーで、ポイントへの的確なアプローチを可能とする。また“硬さ”は、荒波荒磯の中で泳ぐあらゆるルアーの動きを鮮明に感じ取れるだけでなく、曲げきったときにはブランクス全身から発揮される反発力で、遠くのシーバスを的確にフッキングさせ、復元力の速さを生かした素早いファイトを可能とする。遥か遠くまで飛ばし、感じ、確実に掛けてバラさない。「硬くて曲がる」異次元のスーパーロングロッド「S1100MH/R Wild Contact 1100」。これまでのシーバスロッドの概念を大きく覆してきた「Wild Contact」が更なる進化を遂げる。

http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/380

エクスセンスは万能ロッドとしてはなく、それぞれのシュチュエーションに特化することでより実践的な釣りを可能にしています。

今回のS1100MHとHは主に大場所、磯をメインフィールドに設計されてます。

鉄人と呼ばれる松岡豪之氏、今は亡き松田正弘氏を中心に作られました。

二人のシーバスエキスパートがこだわり抜いたロッドです。

 

青物にも対応

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S1100MH/Rは56gまで投げることができます。

青物用の小型ルアーであれば飛ばすことができるのです。

普通のシーバスロッドとは違い、対ヒラスズキを想定しているためか中途半端な柔らかさはなく、ピシッと振り抜くことで遠投も可能。

シマノ イワシロケットなんかめちゃめちゃ飛んでいきます。

また強靭なバットで青物に負けることはなくしっかり浮かせることができます。

ワラサクラスになってくるとちょっとキツくなってきます。

 

向かい風でのキャスト

ディアルーナや最新のロッドに比べると少し重たいです。

ただその重さと硬さがヒラスズキを狙う時の向かい風の中で威力を発揮します。

軽いロッドは振りやすいですが重さがないため風に簡単に煽られます。

なのでしっかり腕の力で風を切り裂く必要があるのです。

しかしエクスセンスの様に少し重みのあるロッドではロッド自体の重みが風を切り、加速度をつけるので向かい風でのキャストも幾分か楽になります。

 

向かい風の中、旗を振り下ろすのと斧を振り下ろすのどっちが楽?

わかりにくいか・・・

 

CI4リールシート

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CI4はシマノ従来樹脂と比べて20%以上も軽く、約1.6倍の比強度を備えています。

そのCI4を進化させたCI4+はロッドの感度と操作性を飛躍的に高め、軽量化にも大きく貢献しています。

 

ディアルーナでも書きましたがアタリが手のひらにコツっときます。

ショートバイトもコツッときます。

ヒラスズキは割とコツっと言うアタリが多いですが根に当たったのと魚に当たったのは感触が異なります。

魚は硬いんだけど少し柔らかくて響く感じ・・・

岩とか障害物はコツと短く響かない感じ・・・

 

使っているとわかる様になります。

イーブンフィットグリップフード

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アルミ製で握り心地をよくするだけでなくCI4と相まって感度をあげる役割をしています。

これがあることでかなり振り抜き易くなっていると思います。

また素晴らしいところはリールをしっかりとフィットさせて緩まないと言うこと。

ガタツキもない。

青物を狙う時に何時間も投げ通しても緩みません。安心のリールシート。

 

総合評価

シマノ最高峰のシーバスロッド、エクスセンス。

使い始めて1年以上になりますがこれといった不満はありません。

ちょっと重たいかな?と思った時期はありますがタックルバランスで考えるとちょうどいいし、ディアルーナもあるのでバランスは取れてるかなと思います。

ディアルーナのインプレッションはこちら⬇︎

www.tsuri-life.com

 

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