ウェーダーの修理方法について書こうと思います。
ウェーダーのタイプにもよって修理方法は異なります。
ストッキングタイプの方が修理は簡単です。
ひっくり返して内側から補修するだけ。
問題はひっくり返すことのできないブーツタイプ。
この修理方法について書いていきます。
マズメウェーダーの修理・補修方法 繋ぎ目はボンドで塞ぐ
私が使っているのマズメのウェーダー。
グレーでかっこいい。
しかも安い。
という理由で購入。
使用感もなんら問題もありません。
寒くもないし、安いウェーダーやシューズにありがちなずっと履いていると足が痛くなるというのもありません。
強いていえば靴底が硬いかなといくらい。
今回穴があったのはスネあたり。
サーフで浸かっていたらなんとなく、水を感じました。
穴の確認方法
ブーツタイプはひっくり返すことができないので、浸水したと思われる方の足に水を入れていきます。
大体初期の穴あきというのはごくわずかな穴です。
上の写真のように穴が開いている箇所を中心に滲みます。
仮にもピューっと勢いよく出るような穴の場合は修理は難しいかもしれません。
ウェーダーの繋ぎ目の修理はボンドで埋める
ウェーダーには修理用の生地とボンドがついてくることがあります。
平面箇所、稼働が少ない箇所はこの生地とボンドで塞ぐことができます。
しかし膝、膝裏など動く部分ではすぐに補修生地が剥がれるので難しくなります。
今回の私の場合はスネのど真ん中、生地のつなぎ目に穴が開いていました。
ウェーダーの生地のつなぎ目というのはそこを頂点としてカーブするのでこちらも補修が難しくなります。
穴が極小の場合はボンドで埋め立てることで修理することができます。
使用するボンドは皮用ボンド、耐水性のあるもの。
できればアロンアルファのようにパリッと乾くものではなく、セメダインのように粘りがある接着剤がオススメです。
ウェーダー修理用ボンドも売っています。
ボンドをきれいに伸ばして塗るテクニック
ボンドによってはヘラなどがついているものもあります。
ですが伸びる接着剤ではなかなかきれいに塗るのは難しいでしょう。
そこでオススメなのが指で塗り広げること。
手につくんじゃね?と思うかもしれません。
コーキングなど仕事でやっている方にはわかると思います。
指を舐めて唾液をつけて撫でる。
こうすることで指に接着剤がつかず、きれいに伸ばすことができます。
アロンアルファなどの硬くなる接着剤には使えませんが伸びるタイプ、粘りのある接着剤には使えます。
たっぷりよだれをつけて伸ばします。
これで穴をしっかり塞げば出来上がり。
穴があいたら定期補修が必要
ボンドにしても補修生地にしても、穴が開いてしまったら脆くなります。
なのでこまめな補修が必要になります。
穴が大きくなりすぎたら、残念ながら買い替え時期かもしれません。
ウェーダーの平均寿命は3年ほどと言われています。
もちろん使用頻度によって異なります。
命に関わる装備品ですのでケチらない方がいいですよ!